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タイトルなし

「仔犬ちゃん仔犬ちゃん」「なぁに?」「お迎えが来ましたけど?」「!」
玄関から大好きな人の声が聞こえたが仔犬はツンッとそっぽを向いた。何故教えたのかとセッツァーを睨んでふるふると首を横に振る。
「や!」「マッシュ怒ると怖いだろ、今の内に仲直りしとけよ」「私わるくないもん!いっしょに入ってくれないマッシュが悪いの!」「まあまあ、野郎の悲しい性を理解してやれって」「マッシュ、我慢なんかしなくていいのにね」
こしょこしょと内緒話をするように頬を寄せ合ってクスクスと笑う。仔犬はすっかりご機嫌を直したようでニコニコしていた。
「マッシュ、ごめんなさい」「俺も、ムキになることなかったよな」「いっしょにはいってくれる?」「それとこれとは別」「うむむっ」「でも‥うん、考えてみるよ」

中学生と高校生は普通はお風呂入らないんだろうなぁ

タイトルなし

「こーんばんは!」「‥はいはい、家出ですかお嬢さん」「なんで分かったの?」「今月何回目だと思ってんだよ」
喧嘩しただのなんだのと理由をつけて遊びに来ていた。本人は至って真面目に泣きついているようなのだが、セッツァーにとってはノロケでしかないのだ。
「今日はどうしたんだよ」「マッシュがね、お風呂いっしょに入ってくれないんだよ」「ぶっ!‥親子かよお前らは」「マッシュがね、大人なんだから独りで入れっていうの」「‥そりゃあ‥なぁ」「バルガスお兄ちゃんもね、いっしょに入ってくれないんだよ」「まあ、なぁ」「セツは?」「は?」「‥セツはいっしょに入ってくれる?」「まあ、お誘いがあれば」「そうだよね、こーんなに私がお誘いしてるのに!」「仔犬ちゃん、意外と策士なんだな」「うん、だってマッシュは奥手なんだもーん」

意外と策士的な仔犬ちゃんが可愛いかもしれん。

タイトルなし

「みくみっく菌に侵されるの〜」「‥‥」「にゃーにゃにゃにゃーにゃーぷーぷぅぷぷぷぅー」「‥もう敢えて聞くまい」「あ、マッシュだ」「次は何?」「わーるどいずまいん踊るの!」
みくみく菌のほうが可愛いと思うと言えば仔犬は目を輝かせてCDを掛ける。リピート再生をはじめとするかける。
「にゃーにゃにゃにゃーにゃーにゃにゃにゃにゃーにゃーぷぷぷぅーぷー」


みくみく菌はみんなのロマンだろJK

タイトルなし

だから嫌だと言ったのにと整備士は震えていた。魔物から受けた傷は思ったよりも深く、術で癒やしてもその夜は高熱が出たのだ。
「特にセツは過保護なんですもの、絶対教えるなって言ったのに」「残念でした、過保護なのは俺だけじゃないんでね」「セリスが?」「うんにゃ、陛下だよ」「‥エドガー、が?エドガーが教えたの?」「まあな、いわれなかったら気付かなかった、感謝してるぜ」「‥黙ってるって言ったのに」

そんな過保護な陛下も良いと思います

タイトルなし

ひとつのベッドで年頃の男女が寝ていた。好き合ってはいるが行為までは到らず、何より彼らは未だ学生だった。
「でねでね、リルムがねセリスせんぱいみたいなスタイルになりたいねって」「セリスみたいな?」「手足長くてね、ぼんっきゅっぼん!私もなれるかなぁ、そしたらマッシュがねお嫁さんにしてくれるかもねって」「俺は別にそのままでも‥っちがうちがう、」「お、およめさんちがうの?」「そ、そうじゃなくて」
そのままの体型でも嫁にしたいなど口が裂けても言えなかった。マッシュは華奢な肩を抱き寄せて額にキスをひとつ落とす。
「でもね、マッシュが他のオンナのヒトを好きになったら、わたしはかなしいけどマッシュが幸せならいいんだよ」「俺はどうかな、ヤキモチ妬いて許せないかもしれない」「まっしゅ、私のこと、すきなの?」「えっ?いまさら?」「‥リルムがね、幼なじみはきょうだいみたいになって難しいって言ってたの」「好きだよ、じゃなかったらこうやってひとつのベッドで寝るなんてしないだろ」「バルガスお兄ちゃんもねんねしてくれるよ?」「‥あ、なんかヤキモチ妬いたかも」「んえ‥、んん」
後頭部に手を差し入れて唇を奪うと仔犬はむぐむぐと唸りながらマッシュの腕に爪を立てた。
「わ、私もね、マッシュがいちばんすき!バルガスお兄ちゃんとはチュウしないもん」

仔犬のような幼‖女が書きやすい、フィガロも幼くなりつつある‥違うんだよ殿下は本当はこんな破廉恥しないんだよ近重の捏造もいいところなんですごめんなさい
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