前の記事であれこれ書いたが、実際は予定通りには行かないのが突然の災害というもの。
 大地震が起きた後、いわゆる地震酔いが起きる人が多い。隣に住む姉は二日間めまいと吐き気に見舞われ、その中で片付けしながら家事をした。家中の食器やガラスが割れ、姉はレジャー用に買っていた紙のお皿や紙コップを使っていた。
 ライフラインが止まるとまず困るのが水道。トイレを流すにも困るし、ご飯も炊けなくなる。我が家の場合、井戸水を使っているので震災時は困らなかった。水道が復旧するまでの一ヶ月間は隣近所にお水を提供し続けた。ポリタンクがあると水汲みにも重宝。湧き水は濁っている場合が多いので、自衛隊の給水を待った方が正解。我が家みたいに井戸水を使っているお宅は意外に多い筈なので、張り紙を見かけたら譲ってもらおう。

 被災すると今までどおりの生活は困難なことがたくさんある。綺麗事ばかりでもないし、人の嫌な姿を目撃することがある。激甚災害の場合、ご遺体を目撃したり、ご身内を亡くすことがある。悲しみに支配されないよう、しっかり過ごそう。
 私の書いたことが、少しでも誰かのお役に立ちますように。書き忘れがあるかもしれないので、質問がありましたら、コメント欄に!