作 服部まゆみ
角川書店


ちょっと久しぶりに図書館でハードカバーの本を借りて読み切りました。とある方にオススメして頂いた一冊です。
話のメインとなる『レイア』が盲目ということもあり、最初は世界感の把握でいっぱいいっぱいなんですが、レイアが知識をつける度に世界が少しずつ明らかになっていきます。
時折私の知識以上の会話内容になり、少しついていけない時もありました(笑)
読み進めながらも、なんとなくレイアの状況に考えが至るまではそれほど時間はかかりませんでしたが、まさかこのような結末になるとは。
裏表紙に『この話の結末は決して誰にも話さないでください。』と表記されているので結末には触れません。
闇と光、のタイトルの奥が深いこと。
恐るべし、な一冊でした。