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ころころろ

作 畠中恵
新潮社


しゃばけシリーズの第8弾になります。いつの間にか文庫が発売されていたので即購入しました。
今回も今回とて兄や達が若旦那に対して激甘でごはんが美味しいです←

今回は最初に若旦那の幼い頃の話から、一貫してひとつのテーマでつながっております。
個人的に仁吉さんが一人で苦労した話や、佐助さんの平凡な生活が新鮮で面白かったです。
若旦那が素直ないい人でほんま…育て方大正解ですよ!!!(笑)

巻末では萩尾望都先生との対談もあり、SFについて語られております。
萩尾先生好きには歓喜。

一年に一冊というペースで執筆されていますが、次の文庫が早く出版されないかなーと早くも待ち遠しいです。安心して読めるしゃばけが好きです。

探偵・日暮旅人の贈り物

作 山口幸三郎
メディアワークス文庫

第四作目にして完結です。
わくわくしすぎて飛ばし読みという禁じてを使ってしまったので、比較的落ち着いて見られました。
今までのおっかなびっくりな伏線がすべて回収されたかと思います。ほんと…旅人さんが希望を裏切らない人で良かった…。
陽子先生とのことを考えるとちょっともう少し何か欲しい気もしますが、欲張ってはいけませんね。

この日暮旅人シリーズはとても読みやすいです。
というのも、メディアワークス文庫という枠からというのもあります。
ラノベよりも落ち着いていて、なおかつ一般的な文庫に比べて優しい文体。
作者である山口さんがもとよりそうなのかもしれませんが、こうなんというかさらりとした感じなんですよね。決して薄い訳ではなく、重い場面も多々あるのですが、ラノベでは重くくどく表現されがちな場面も淡々と表現されることにより、より深みが出るといいますか…。あくまで個人的な感想なんですけども。
まとまりがなくて申し訳ないです。
しかし、このシリーズは本当に暖かい話だったなーと。

あとがきに書かれていたようなネタもいつか形となるよう期待しております。短編集とか…出してくださいよー。陽子先生と旅人さんがいちゃいちゃしてるやつが読みたいです←無理かもだけど

それまでは正座待機しておきます!!
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