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豊臣秀吉軍団100人の武将

監修 宮本義己・岡田正人
新人物文庫


岡山で衝動買いした本でしたが、読み終わるのに結構かかりました。
100って書いてあるけど、中身は114人以上ですからね(笑)

半分くらいまでは複数の作家さんが様々な武将について書かれていて、残り半分は人名事典みたいになってました。
この複数の作家さん、というのがくせ者でして、たまに食い違いとかあるんですよね。まあ少し離れて読むくらいがベストなのかもしれません。あ、こんなのあるのかー的な。
小和田先生の武将チョイスが浅野長政なあたり、流石です先生!(笑)

ちゃんと小西も扱われていたし、人名事典の方も人がたくさんで満足でしたー。





カムイ外伝


市内をロケ地にしていたと聞き、見て来ましたカムイ外伝。
公開から大分経つせいか、はたまた平日の夜だからかお客さんは自分を含めて女性4人だけでした(笑)

さて、どんな内容かと申しますと、非人の子として生まれ、差別に抗い成長したカムイは強くなる為に忍になります。しかし人を殺め過ぎたこれまでと決別する為に忍び里を抜け、抜け忍となりますが迫り来る追ってを退けている間に、大名の馬の足を切断する妙な男と会います。興味を引かれて男を助けるも、大海原荒れ狂う夜の海に突き落とされたカムイ。なんとか一命を取り留め、目が醒めるとそこはカムイを突き落とした男が暮らす漁村でした。

何気なく見に行ったのだけど、人が殺められる場面がえぐい。恐らく監督がそういう系統の韓国の映画監督なのが理由でしょうが…、折れた骨とか見えてひぃいい!ってなりました。翔はスプラッタとホラーが駄目です。
漁村が松山?付近だったかな。だもんでみんなどこと無く四国訛りな感じ。
この映画の見所はカムイ演じる松山ケンイチと、小雪と、海の男の引き締まった体です(真顔)
それ以外に何見んの(お前…)
海の男なので褌祭ですよ。
さやかちゃんとの切ないのも見所なんですが、松山カムイがなんかもう、さやかをどう思ってたん?!って感じですよ! カムイ的には熱烈な気持ちに戸惑いながらも、素直に嬉しく思ってたんじゃないかな…と。貝大事にしてたもんね…。
それなのにラストよ…!!
全体的に暗く、人の浅はかさと欲深さとカムイの孤独なお話でした。
気分が落ち込んでいる時にはオススメしませんよ!


しかしめちゃくちゃ走ってたな松山…(笑)
あと市内のロケ正直いらない…短かった…。




2009.10.21



佐和山物語−結びの水と誓いの儀式−

作 九月文
角川ビーンズ文庫


佐和山物語第三作目を偏った要約をすると、
『天女の末裔かとも言われた大谷吉継が、いたいけな少年をたぶらかしちゃったよ☆』











…はい、すみませんでした。
いやでも間違ってないと思うんだ自分の目からしたら(眼科行け)

ラスボス三成によって復活した吉継が、負傷した三成に代わって周到なる策を用いてあこ達に襲い掛かります。
元の世界に戻る手立てである水を探してる中で直継の異母弟である直孝が、佐和山に御成になった秀忠と共に登場。
出生とよくない噂で避けられている直孝の嘘、秀忠を襲う悪夢、采女の屋敷に滞在している鳥居家の者達も時間が違うことに気付かされ、重なる疑いに操りにより向けられた刃に小一郎は。
はっきりと自身の気持ちにあこは、胸中に痛みを伴いながらも帰るべく前を向きます。

直継との仲もそれなりに進展しつつ、小一郎の覚悟の重さ。どうなるんでしょうか。
あとあの大谷はなんですか。けしからん。実にけしからんもっとやれ!←
三成は大人しくして頂いて、今後の大谷に期待です。

大谷は霊体が本来の姿ですか…?(笑)





2009.10.10


身代わり伯爵と伝説の勇者

作 清家未森
角川ビーンズ文庫


身代わり伯爵シリーズの短編集になります。

連載ものの短編集というのは実は厄介なものです。
今まで順番に読み進めていた本編の番外的なお話があったり、スピンオフで本編ちょっと関わりがあったりするから見逃せません。短編集の話一つ一つの時軸が違うものだから、登場人物達の心境や親密具合も大きく異なり、本編のどの辺りかを確認し、思い出さねばなりません。こう書くとちょっと面倒な感じなのですが、本編でのシリアスとは打って変わって、はっちゃけたりギャグだったり、スピンオフで他の人物の意外な一面が見れたりするので厄介なのです(笑)

さてさてまず、祝・初兄表紙!あとがきを読んで思わず「あ、本当やおめでとう」と呟いてしまいました。そういえば今までなかったもんなー。あくまで主人公は身代わりの方の伯爵。

短編集は、
『運命の鏡』『伝説の勇者』『秘密のデート』『薔薇園の迷い子』の四つが収録されており、最後のお話が書き下ろしです。
個人的『秘密のデート』が好きですね。その気がなくてもどたばた騒動を起こしてしまうミレーユとなんだかんだで楽しかった第二王子。そして本編の進んだ時軸だから強気リヒャルト(笑)『薔薇園〜』のジークとのやりとりと比べて別人のようですね!強気リヒャルトよりもミレーユに振り回されるリヒャルトが好きです。自重せよ!(笑)


と、まあ相変わらずカオス感想でした。





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