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キノの旅 12

作 時雨沢恵一
電撃文庫


長いこと積み本となっていたものを消化がてら読破しました。
本当にキノの旅はひさしぶりです。今もう16?まで出ているんですよね。早いものですよー。開始当時学生だったのがとても懐かしいです。
キノの旅の世界感というものは時に優しく時に人の凶悪な面を如実に形にしていて、それがまたライトノベルで表現されているのが当時すごく新鮮に思いました。

今回は『雲の前で』がとても印象的でした。この子の話というのはまたあるんですかね…?

また機会見て読み進めていきたいと思います。

愚者のエンドロール

作 米澤穂信
角川文庫


氷菓シリーズの2冊目になります。
ちょっと間、積み本と化していた為、電車移動時に読破しました。
今回は先輩の依頼により、文化祭に向けて制作された映画の試写会から始まります。
映画の中身はミステリー。途中で途切れてしまった真相を明らかにするべく、オブサーバーとして先輩方から話を聞くこととなった古典部メンバー。

ミステリー映画の真相ということで、個人的には前回よりもさくさく読めました。
相変わらず主人公・折木奉太郎のお姉さんが関わってる感じですが(笑)わりと奉太郎が前向き(?)に事件と向き合ってるような印象でした。『女帝』にいいように操作されていたとしても。

なんだかんだで、仲良くなってきた感じの古典部が好きです。

ゆんでめて

作 畠中恵
新潮社


しゃばけシリーズの第9弾になります。
今回は読み始めから驚かされました。展開が最初ちょっと理解出来ずに、とりあえず読み進めていく感じになりました。
なんといいますか、『え、そんな場面見てないのにいきなりそんなことになってんの?』からスタートして、少しずつ過去の出来事に向かっていくような展開です。
この展開は正直初めてだったので、解説の方がシリーズでは『禁じ手に近い荒業』とおっしゃられたのも無理はないです。しかしながら、展開に正直戸惑いつつも、途中で投げ出さずに読むだけの魅力があるのがこのしゃばけ。何よりもあんなにも後悔して落ち込む若旦那が可哀相可愛いくて、途中でやめるなんて出来ないです。
ただ、あれだけ引きずって最終良かったんですが、何かこう…寂しいよな切ないような感じにはなりました。

さて、ここでちょっと物申したいのですが、今回の解説がなんかもやっとしました。
作品の紹介に当たって、『怪物くん』を引き合いに出すとか…どういうことですか!
あと、解説の最後に『大胆不敵な伏線』とはっきり表記されているのが、ちょっと腹立ちます。そういうのは作者さんご本人があとがき等でチラリズム的に出されておおおおってなるのが楽しいのであって、解説の方にそういう出し方されるくらいならば実際に読んだ時に、ああこれはあの時のあれかー!!ってなるの方が読む側として全然楽しみ方が違うと自分は思っているので、今回のこの解説には本当にやめてくれ…ってなりました。
最近解説がある本というのが減ってきているようにも思いますが、解説の必要さにちょっと疑問を抱く終わりとなってしまったのが残念でした。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

序と破をテレビで見て、カヲル君見たさで見て参りましたが…

訳がわからないよ!!!!

帰りの車の運転中に考え直してもよくわからず軽く頭痛までしてました。
ネタバレまとめを後で見て、ざっくりわかったようなわからないようなよくわかりません!
そんな中途半端な理解ですが、とりあえず印象に残ったところだけでも感想をば。

・冒頭の宇宙のシーンはテレビでもちらっと流したところだけど、マリが鼻歌歌ってるって気付かなくって、誰の携帯が鳴ってるんだ!と思ってしまった
・眼帯をして厨二度が増したアスカさんやで…!
・しかしガムテで補強されたプラグスーツである
・マリさんとアスカさんはなんだかんだで仲良くなったんです?
・なんでシンジくんがそこにいるんだ…?
・目が覚めたら関西訛りの看護師さん
・クルーのみなさんが…え…?
・14年後…だと!!!!!
・時間経過にぽかーん
・リツコさんのベリーショートと、ミサトさんの壁が辛い
・シンちゃんって呼んでくれてたミサトさんがフルネームで君呼びだぜ…笑顔が見れないんだぜ…辛い
・大佐になってたけどそれはその組織内の階級なのか
・戦っている相手が使徒だと思ったらなんか違うの…?
・序であんなに乗れってなったのに「何もしないで」扱いで、説明もなくて。しかも首には命を握られたチョーカー
・アスカは14年経ったっていう割にみたまんまだし。エヴァの呪縛ってことはつまりエヴァに乗ると不老なのか?
・そんな混乱で隔離な状態なら綾波のとこに行っちゃいますよねー
・しかし後で思うと世話係のおねーさんがいただけマシだったように思う…。しかもトウジの妹さんとか!旧の方を見たことないので妹さんいたんやーくらいやけど
・助けたつもりで久しぶりに会った綾波はにこりともしないよ!!
・あんな吹きさらしの場所にピアノがあって、カヲル君登場!!すごい首の角度である!!
・14年ぶりの親子の再会
・碇指令のサングラス?みたいのがどうみても旧のゼーレ(人型)
・破での碇指令がまだ親らしさが残ってたと思えるほどに業務連絡のみであった
・床赤い部屋とか落ち着かないよ…
・ご飯がまずそうである
・軟禁はされないけどやることなくてうろついてたら綾波さんの所を見つけてラッキースケベ(古)
・っていうかどんなとこで生活してるんだ…
・この綾波さんは何号さんなんだってくらい感情ないな…オリジナル可愛かった
・やることなくてカヲル君と出会って連弾
・カヲル君がシンジ君の望みを叶え、時に残酷な真実を伝え、時に優しさに満ちた眼差しであるが言葉が難しい
・冬月さん後退しましたね…頭…
・あんな暗い部屋で将棋せんでも…と思ったら巨大画面前でした
・その巨大画面でユイさんのシステム化の映像はちょっと…
・見せてくれた昔の写真がちらりとしか見えなかったけど、マリさんと似た眼鏡の人いたぞ?!
・破のラストのあれはサードインパクトだったのか
・純粋にあんなに破壊されて人いなくて電気とか必要部材とか資金とかどうなっているんだと思ってしまう
・すごいや!カヲル君はなんでもわかるしなんでも出来るんだね!機械の件は知識云々かもしれないが、チョーカーは明らか超常現象
・ベッドで横に座った時には絶対手が触れ合うもんだと思ってました(触れなかったね)
・痛みを取り除き、優しさに満ちたカヲル君はまるでバファリンのようだと思いました
・助けた綾波ではないと知った途端にシンジ君の中の綾波の扱い酷い
・エヴァで槍を抜いたら幸せになれるよ!にシンジ君が必至過ぎて…カヲル君はもっと早くに結論が出せてたら…
・シンジ君は頭に血がのぼると人の話聞かないよね。それは前からだし14年経ったとはいえまだ14歳のままなら仕方ないのか
・みんなリリスとかリリンとか言い出したんだけど、リリス=エヴァ的なもの、リリン=人、でいいんだろうか…わからん。スパロボでも話題になったけどぼんやり知識やでな…
・「流石リリンの王。シンジ君の父上だ…」父上は義父上に変換可ですか?
・折角のカヲル君が…!第一使徒であったのに第十三使徒に書き換えられたらしいんだけど何故そうなったのか正直あんまりわかってない。同じ槍を二本抜いたせい?
・しかしその十三になったせいでファースインパクトのトリガーとなり、チョーカーが起動
・笑顔で逝くカヲル君
・綾波タイプがアスカの説得により、操作不可だったエヴァから脱出
・みんななんですぐに綾波タイプってわかるんです?
・絶望の中での救いはフォースインパクトが未遂で終わったことか
・わんこ君を止めてくれてありがとうマリさん。しかしマリさんはおいくつなんだ…?
・抜け殻のようなシンジ君を迎えに来てくれたアスカさんはやはり14年という歳月が流れただけあって人間的に成長なさっているんだろうな…破は『私が私が』なイメージだったので
・救助がこないので自力で歩き出す
・そしてつづく…?!!!

大体は書き出せたかと思います。Qはほんまカヲル君回でしたね、そしてこんな鬱展開で。
映画館に入る時に同時に入館した、お子さん連れたお母さんの前を小学生くらい子が通りかかって「見てみあんな小さい子もエヴァ見に来てんで。素晴らしいな」っとおっしゃてたのがすごく印象的でした。そのお子様も小学生もあれみて大丈夫だったのか…R指定なくていいのかと思わないでもないです。カヲル君の首のシーンは特に。直接ではないけれど。

次で最後らしいでエヴァですがまったく予想がつきません。はたしてどんなラストになるのか。
エヴァ難しいなー…。

確率捜査官 御子柴岳人−密室のゲーム−

作 神永学
角川書店


八雲にも一部通じる一冊です。
先に読み終えていた八雲シリーズの新刊の中でもちょっとあったように、八雲さんの就職先になるかもしれない御子柴先生。
まず表紙と扉絵が美麗です先生!次に年齢に驚きましたこの美麗さで30代前半ですか先生!しかし准教授という立場を考えると納得です。中身が若いんですね先生!
そしてデレはいつですか先生!!!
ずっと正座待機ですよ。多分、最後の諺の辺りはデレの瞬間なんですがそこはこう…なんとかなりませんか御子柴先生!!(落ち着け)
あと新妻友紀さんがかっこ可愛いです。『密室のジレンマ』の扉絵の友紀さんが細身のスーツで言い表せぬ色気があるのですが、この友紀さんを御子柴先生ってばいつも罵倒してる訳ですね…けしからん。実際は友紀さんがきゃんきゃんなさっているんだろうけれど。

さてこの辺りで少し落ち着いて内容です。
いくつかの事件で一冊の本となっているのですが、友紀さんのお父さんの件がもう最初から津山さん怪しくね?ってなりました。実際はそこまでの悪行ではなかったみたいですが(友紀さんの父の刺殺犯人だと思ってた)名前がもうあれ?みたいに思ってしまったんですよね…。結局そちらの犯人ははっきりしないままなんで、これはもう次に続くんだよね、と勝手に思っています。
御子柴先生の説明については個人的にベイズ推定が一番面白かったですし、成程なーってなりました。
実は『殺意の確率』までは漫画化されている方を先に読んでまして、漫画での説明もとてもわかりやすかったです。

そして、また人物についてですが。
最後の方に出てきた矢口さんが気に入らない私(笑)
友紀さんを馬鹿にしていいのは御子柴先生だけなのよ!なんなのあんた!!みたいな心境で読んでました(苦笑)
それかもう、御子柴先生の頭ポンは多少なりとも気を許してる証拠、お前呼びはいつかくる名前呼びへの布石だと勝手に思ってるので、早く続きください。
超個人的に八雲シリーズの八雲さん&晴香さんと御子柴先生&友紀さんが一緒に事件に巻き込まれたらいいのに!!
いつかそんなコラボの本が出ると期待しておきます。
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