作 おおじこうじ
KAエスマ文庫


タイトルに☆が入った本は何分初めて(多分)なものでちょっと戸惑ってしまいました。
現在京都アニメーションより放送されています『Free!』の小説になります。正確には原案になるらしいのですが。
発売日にすぐに読めばよかったのですが、ちょっと出遅れてしまいました。しかしこの本は読んでからアニメ見た方がよかったですね。5話の無人島回の意味深なやりとりがようやく理解出来ました。真琴の怖がる理由だとか、松岡兄妹の会話だと、金魚のお墓だとか。

さて内容はアニメでも何回か触れてますように、遙たちがまだ小学生だった頃の岩鳶SCの頃の話です。このSCってスイミングクラブでいいんですよね?
まあなんてみんな素直な小学生で…といいますのも、今アニメでは高校生じゃないですか。それで渚を除いて、みんなあまり心境的なものの吐露が少ないので、この小説内の遙がすごく新鮮に感じました。無愛想な行動の中での気持ちだとか、真琴、渚、そして凛に対しての気持ちだとか。
基本的には行動に伴う心境とかは凛以外はあまり変わってないのではないかなーと思いながら、次回のアニメ放送を楽しみにしております。

お話自体はとても読みやすく、爽やかなものでした。
個人的に誰視点かわからなくなってしまう時が多々ありました。

以上です!!