またもやDVD感想。40年くらい前の作品です。
『二百三高地』が陸軍ならば、こちらは海軍の話。

のっけから広瀬が逝きました。ああ広瀬…。
情報収集に回る明石大佐が素敵です。広瀬からもらった黒猫を撫でながら海軍の話をするジェントル明石。そ、その猫の名前はなんですか?
こちら乃木さんは、穏やかなおじいちゃんでした。やたら句読点の多い…。『二百三高地』を見た後なので、陸軍の進展の早さにびっくりですよ。もっとこうさ!大変だったろ!

なんといっても東郷ですよ!東郷さん役は三船敏郎なんだぜ!『二百三高地』で天皇役をされてましたー。東郷さんは小柄な静かな方で、ちょっと頑固な感じでした。安全な場所よりもよく戦況が見える位置にいました。そして亡くなった水兵の遺族に何も語らないで焼香をあげるような方。

因みに広瀬役は加山雄三さん。昔は細かったんですね…。
秋山弟いないなーと思ったらいました。一瞬。ほんとちょっと。
松本幸四郎さんが天皇役だった。

全体的な感想だと、『二百三高地』の生々しさに比べて戦い的には随分あっさりしてましたね。
でも戦地以外のこと、ヨーロッパで情報収集や、バルチック艦隊を見かけた宮古島の人の反応等が細やかな印象でした。

特典で、横須賀にある三笠や東郷平八郎さんの像が紹介されてました。三笠の写真集かってくらい至る角度からのショット(笑)東郷の展示物もあるみたい。