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澤村

「大地さん?」「よかった、まだいた」夕暮れの美術室に慌てた様子の大地さんが現れた。吃驚したのはこっちなのだけど、丁度職員室に鍵を返しに行こうかと思っていたところだったのだ。「何かありました?」「いや、まだ誰か残っているみたいだったから」「丁度、帰るところですよ」「知ってる、だからさ」一緒に帰ろうだなんて大地さんは言った。きっと田中やノヤ達もいるだろうけど私は嬉しくて、はいなんて返事を返した。「早くいきましょ、待たせてるんでしょう?」「待たせてる?」「バレー部ですよ、一緒なんでしょう?」「いや、一緒の方が良かったかな
」「えっ?」たまには二人で帰らないかと言う、少しだけ顔を赤くした大地さんの手を取って私は鍵を人差し指でくるくる回しながら上機嫌に廊下を歩いた。「っ、」「早く帰りましょ、駅までですけど、私凄く楽しみです」「そっか」「はい!」

大谷

「我の下、雇われてみぬか」「そ、それはあやしいことしませんよね?」「なぁに、質問に答え我に茶をだす小間使いみたいなものよ」「そ、それなら」「9時には帰す、それでよかろ」「でもそんなに頂いて宜しいのでしょうか」「(デリヘル呼ぶのより低価格だとは言わない方がよかろうナァ)」

カフェ店員と大谷、まずは小間使いから

幸村

氷のバサラ持ち大谷拾われっ子と幸村の策略結婚、相性が合わないのが善い

刑部

「して、我の書物はどうであった」「す、凄くどきどき、しました」まさか官能小説を読んでしまうなんて思いもせず読み進めてしまった。しかし読んでるうちに身体が意味を理解し身体が火照ってきてしまったことを自覚した、それはもう遅く本を取られた頃には身体の芯がじんじんと痛んだ。「あ、あの、私、」「いけない子よなぁ、18歳になるまでは渡さぬと言ったであろ」「ひ、ひゃんっ」「少し灸を据えないと、その鳥頭では理解できぬか」「お、おたにさっごめんなさいっ」

仕置きだと刑部に言わせたい
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