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ちょっとフルカラープログラムやってくる

ふとしたことがきっかけで急にフルカラープログラムがやりたくなって、久々にリハビリがてらに音ゲーやってきました


チル姉かわいいよチル姉



それはさておき、さすがに間を開けすぎた
orz


ボーダーブレイクのやり過ぎですっかり腕が落ちている
(´・ω・)

jubeatやギタドラはまだ大丈夫だったけど、ポプ、弐寺と譜面が見えなくなってました
(´Д`)=3



うーむ、こりゃ元に戻すのは大変かもしれない

小ネタ(ボーカロイドで大喧嘩 二回目前編)

外ではしとしとと雨が降り続けていて、私は公園の大きな木の下で雨宿りをしている。
久しぶりにメイコと大喧嘩をしてしまった。
きっかけはいつものようにささいなこと。
今となってはそのささいなことも思い出すことはできない。
ただ、メイコと顔を合わせるのが辛くて部屋を飛び出してしまった。

「…メイコのバカ」

そう呟かずにはいられないくらいに私の胸の内は重く、まるで今降っている雨のようにもやもやとした感情に支配されていた。
出ていく前に見たメイコの、ミクの、そしてルカの泣き出してしまいそうな顔が頭を過っていく。
その表情がさらに私の心にずしんと何か重いものを乗せたような気分に陥って、頬に熱いものが流れ落ちてきた。

「…私はもうマスターの資格、ないのかな?」

誰にともなく呟いて、ゆっくりと空を見上げていく。
今の私の心の中を示すようにまだ雨は止みそうになく、時折木の枝から滴ってくる雨粒が私の心に染み込んで冷やしていくみたいに感じられる。

「うたのお姉ちゃんのお姉ちゃん!」

そんな折、どこかで聞いたような声が聞こえてくるが、声だけでは誰だか分からない。

「…あの時の迷子の子?」

声のする方を見やると、この間公園で知り合った小さな女の子がにこやかに話しかけてきた。
母親の姿が見えないが、女の子の様子から近くにいるようで、傘を差して雨合羽を羽織りながら、私の下へ歩み寄ってくれる。

「…どうしたのお姉ちゃん?風邪引いちゃうよ?」

無邪気にきょとんとした様子で不思議そうに聞いてくるものだから、私は悟られないように無理矢理笑みを作って、ただ「大丈夫だよ」と応えた。
しかし、女の子は不満そうにじっと見つめてきて、真っ直ぐに私の瞳を覗き込んでくる。
いきなり送られてきた彼女の視線に戸惑ってしまい、しばらく私と視線を合わせていたけれど、すぐに彼女は怒りを込めたように眉を潜めてきた。

「お姉ちゃんのウソつき。お姉ちゃん、なんだか元気ないもん」

あっさりと見透かされ、私は言葉を失ってしまう。
思い切り狼狽えてしまったが、それでも彼女は視線を送ることを止めず、私の顔を覗き込んでいた。
小さいけれど、無邪気で真っ直ぐな瞳についに耐えられず、私は視線を反らして、ため息をひとつ吐くと重い口をゆっくりと開いていく。

「ごめんね。ちょっとね、ケンカしちゃったの。メイコ…といっても分からないわよね。
ミクとルカのお姉ちゃんと言えば分かるかな?」
「うたのお姉ちゃんのもうひとりのお姉ちゃん?」

首を傾げながらも納得してくれたみたいで、私はメイコとケンカして飛び出したことを簡単に説明する。
ただ、小さな子供に分かってもらえるとは思っていなかったけれど、それでも吐き出さずにはいられなかった。

「…私にはもうあの子達のマスターの資格なんてないのかしらね」

一通り話を終えて、私は重くため息を吐く。
やはりというか、あの子は目を丸くしてよく分からないといった表情をしていたが、すぐに表情を崩して笑いかけてきた。

「よく分かんないけど、そういう時はごめんなさいって言えばいいってママが言ってたよ。
あとね、前に迷子になった時、ママもお姉ちゃんとおんなじこと言ってたけど、わたしのママはママだけだよって言ったら思いっきり抱きしめてくれたよ?」

何一つ曇りもない表情で言い放つ彼女の言葉が深く私の心に染み込んでくる。
勝手に自分でマスターの資格がどうのこうのと言っておいて、私はメイコの気持ちなど何も考えてなかったではないか。
いかに自分が独りよがりな人間かを思い知らされて、私は今までの自分を恥じた。
同時に気付かせてくれた女の子への感謝の気持ちがいっぱいになって、私は彼女を優しく抱き締める。

「ありがとね。ケンカしたらちゃんと謝らないといけないわね」
「うん!」

そう言って、私は彼女を放すと一気に駆け出していた。
すでに雨は止みはじめており、遠くでは一筋の光が差し込んできている。
もう少し待てば雨は止みあがったのだろうが、一刻もメイコに早く謝りたい一心で公園を後にする。

「また今度、お姉ちゃん達のお歌聞かせてね!」
「任せときなさい!」

公園を出る間際に手を振って見送ってくれる彼女が目に入り、私も同じように手を振って応えていく。
後はメイコに伝えるべき言葉と忘れていた温もりを胸の内に秘めて、未だ止まない雨の中を濡れることも気にせず、再び走り出していった。









何度も何度でもケンカして、そして仲直りして、お互いに成長していけばいいなという感じで書いてます



前後編になってしまいましたが、後編もよろしくお願いします

と、ここまで書いてあることに気づく

なんていうかブログの更新速度って冬になったら早くなってない?

大体、12月、1月、2月と投稿記事数が多かったりするのですが


まあ、この頃は小ネタのネタが集まりやすい季節ですし、今からの季節は体力切れで寝落ちしやすくなりますし


改めて見てみて、見事に山なりになっていたのには笑ってしまいましたが


とりあえずこの法則を覆すことができるように頑張りたいものです
(`・ω・)o彡

辞書とかwikiとか見たらついつい読み込んだりしません?

小さい頃から本を読むときは隅から隅まで読み込んでしまうのですが

…それこそ注釈といった細かいところまで

気になるところ見つけたら夢中になって最後まで読んでしまうことってありません?


まあ、何が言いたいかといいますと



ここ最近、某動画の大事典で気になるタグを片っ端から読んでていろいろとサボってました。すいません
orz

作品名から作者様、面白そうなタグから不穏なタグまでずっと読み込んでまして

ただ、携帯では見づらい項目があったのは残念でしたが、結構面白くて時間が過ぎていくのを忘れてしまいました


いやいや、最近の言葉遊びは本当に面白いです


ニュアンスとか勉強になるなあw

小ネタ(ユリマラで手紙)

拝啓、マラリヤ様

前略、お元気ですか?
初めて筆をとるので誤字脱字はご容赦ください。
貴女が学園を去ってから、もう一月が過ぎようとしています。
新しい地での学園生活はどのようにお過ごしでしょうか?
あの時はお互いに泣きじゃくりましたが、今は新しい友達もできてそれなりに楽しい生活を送っています。
でも、マラリヤのいない学園はどこか寂しく、ものたりないです。
まだ慌ただしい日々が続いてますが、落ち着いたらそちらに遊びに行こうと思ってます。
では、また会えることを楽しみにしています。

草々



「…とりあえず、ユリは元気みたいね」

一通り手紙を読み終えて、マラリヤは安心したように一息ついて、丁寧に手紙を畳んで封筒へとしまう。
マラリヤがマジックアカデミーから去って約一月ほど、今は別の学園で薬の研究に取り組んでいる。
マジックアカデミーから離れたとはいえ、数日程歩けば行ける距離なので、ユリに会いに行くのは容易い。
しかし、一度離れてしまったせいか、なかなか会えずにいた。
ひょっとしたら、会うことが怖くて出かけることを躊躇っているのかもしれない。

「…ダメね」

自分に言い聞かせるように呟いて、マラリヤはゆっくりと立ち上がる。
手紙を宝物みたいに丁重にしまって、夜風に当たろうと外へ出て星空を見上げてみれば、ユリとの思い出が次々と溢れ出てきて、思わず目に涙を浮かべていた。
こうやって、ユリとの出来事を思い出す度に繋いだ手の感触が蘇ってくる。

「…やっぱり待っているだけではダメね」

そう言ってマラリヤは部屋へと戻り、スケジュールを確認していく。
気が付けば、休みの日に丸で印を付けていつでも出掛けられるように身支度を始めていた。
ユリに会いたい。ユリとおしゃべりをしたい。ユリと手を繋ぎたい。
ただそれだけを思いながら、マラリヤは準備を重ねていく。
正直、手紙がきっかけとはいえ、ここまで積極的に動いていることに自分でも驚いている。
今までの自分なら、別れてしまえばそれっきりで二度と会うことはないと思っていた。

「…どうせなら、驚かせた方が面白いかしら?」

今までにないわくわくとした感情の昂りにふふっと微笑みながら次の休日がやってくるのをマラリヤは楽しみに待っている。





「まったく!貴女ときたら、今まで手紙を出してないなんて何を考えていますの!」

一方、こちらはマジックアカデミー。ユリがようやく手紙を出したと聞き付けて、シャロンは叱るようにユリを睨み付けていた。

「だ、だって、いざ手紙を出すとなると踏ん切りがつかなくて…」
「だってじゃありません!ユリさんに手紙の書き方を教えてほしいとおっしゃってくださったから張り切って協力致しましたのに、二週間も出さずにいるなんて考えられませんわ!」
「…ごめんなさい」

しょんぼりとしたユリを後目に、シャロンは呆れたようにため息を吐く。
叱りつけているとはいえ、目の前の少女の気持ちが分からないわけではないのだ。
自分もいざ手紙を出した時はポストの前で右往左往したものだから。

「まあいいですわ。結局は出したのですし、今度は会いに行きませんとね」
「うん!」

さっきまでのおろおろとした態度とは裏腹に、ユリは満面の笑みを浮かべて頷いていく。
そんなユリに満足したのか、シャロンは微笑んでブラシを取り出していた。

「それでは身だしなみを整えませんと。久しぶりに会うのですから、身なりはきちんとしないといけませんわ」
「え〜、別にいいよ」

ユリは頬を膨らませて不満そうに主張するが、シャロンはそんなことはお構い無しにユリの後ろを陣取っていく。

「ダメですわ。ちゃんとマラリヤさんに可愛らしい姿を見せませんと」
「それは当日でいいんじゃないの?」

シャロンに丁寧に髪を溶かされながらユリは問いかけていくが、シャロンは何を謂わんやと丁寧に諭していった。

「何を言ってるんですの?こういうことは普段の積み重ねがものを言うんですわ」
「そーなんだ」

あまりよく分かってない様子でユリは何とはなしに頷いている。
普段から大雑把なユリであるが、こうしてシャロンにお世話になっているので、文句を言わずにされるがままになっていた。
その間、マラリヤとの再会した時のことを思い浮かべて、ユリはついつい頬を緩めてしまう。

「楽しそうですわね」
「うん!」

素直に頷くユリの様子に苦笑いを浮かべながらも、シャロンは手を動かしていく。
その間もユリは楽しそうに鼻歌を鳴らしていた。

「出来ましたわ。マラリヤさんと楽しめるといいですわね」

ようやく終わったようで、シャロンは送り出すようにユリを立たせていく。

「ありがとねシャロン。シャロンも次の休み、楽しめるといいね」

ユリがまるで分かっているように言うものだから、思わずシャロンの脳裏に一人の少女がよぎっていく。

「そうさせてもらいますわ」

照れた表情をごまかすように苦笑いを浮かべると、ユリが無邪気に笑顔を向けてくるものだから、ついつい吹き出してお互いに笑い合っていた。
ちなみに休みの日にマジックアカデミーの校門でばったり出会せたりするのは内緒の話だったりする。









QMA7も無事稼働し、離ればなれになってしまった後のことを思い浮かべてみました



とは言うものの、管理人は二つの時空石しかやってませんが



マラ様復活しないかなあ…
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