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小ネタ(三面キャプターズで大晦日)

「突然どうしたのよ?一緒に年越ししようだなんて」

たからに誘われて、みずほはたからの家にお邪魔している。
二人ともこたつに入って向き合う形で残り少ない今年の時間をまったりと過ごしていた。

「…みずほが寂しく年を越すのを見ていられなかったから」
「はいはい、相変わらず口が悪いわね。
いっそのこと除夜の鐘で口の悪さを取り除いてもらいなさいよ」

たからの言葉に負けないように、みずほも落ち着いた口調で応戦している。

「…あら、除夜の鐘で祓いきれないほどの煩悩を持ったみずほに言われるとは心外だわ」
「そう?たからにはかなわないわよ」

じゃれあうように二人の舌戦は展開されている。
やがて、緊張の糸が切れたかようにため息をつくと、二人は苦笑いを浮かべてしばらく声を殺したまま肩を震わせていた。

「結局、今年もたからの口のキツさに泣かされっぱなしだったわね」
「…そうかしら?
わたしはみずほのずぼらさといい加減さに世話を焼かされてばかりだったけど?」

気がつけば、二人は一緒に笑い出していた。
みずほは豪快に、そしてたからは物静かに。
ふと、時計を見ると短針が今年の終わりを指そうとしている。

「…さて、蕎麦を湯がこうかしら。
…みずほは食べるのかしら?」
「もちろん食べるわよ。あ、手伝うけど何をすればいい?」

二人が部屋から去っていき、しばしの静寂が訪れる。







「やっぱり年越しは蕎麦に限るわ!」
「…みずほ、妙にオヤジくさい」

蕎麦をすすっていると、鐘の音が聞こえてくる。

「今年ももう終わりか…」
「…ええ」

急に部屋に静けさが訪れてしまい、鐘の音が静寂をいっそう際立たせる。
寂しさが胸をよぎるのもつかの間、それを破るようにみずほが叫んでいた。

「さよなら、去年までのわたし!
ようこそ、今年からのわたし!」
「…たから?」

たからが怪訝そうに見やると、みずほはからからと笑いかけてくる。

「たから、あけましておめでとう。
今年も容赦なく付き合ってもらうから覚悟しときなさい」
「…今年も大変なことになりそうだこと」

たからの呆れた表情にみずほは「なによ」と不満そうに声を上げている。
今年もずっと一緒だと思うと、大変な気もするけど、退屈だけはしないと感じたのはたからにとって小さいけれど大切な秘密。










蕎麦も食べ終わり、浮かべてきたのがこの二人でした



ケンカするほど仲がいいという感じなんですよね、この二人は



今年も一年間ありがとうございました
m(_ _)m



また来年もよろしくお願いします

べ、別にコミケに行けた連中がうらやましいわけじゃないんだからね!

某K県の空の下、逆三角形の建物のことを思いながら、今日も仕事でした
(やっぱりうらやましいんかい)



日曜は音ゲーも自重してたから、買い物とかQMAに走ってました



結果はフルボッコでガーゴイル組まで転がっちゃいましたけど、…ごめんねマラ様
(´・ω・`)



でも、いろいろと買い物出来たし、手首の調子も良くなってきたし、臨時収入もあったし



福岡行ったら後悔するくらい買い物しよっと
(まだ買うんか?)



ではノシ

小ネタ(オリジナル)

「せっんせー、またね〜♪」
「ああ、またな」

大学の講義も終わり、私は自分の研究室へ戻っていく。
研究室の扉を開けると朗らかな声が出迎えてくれた。

「アイちゃん、おかえりなさい」
「…お願いだから、アイちゃんだけはやめて」

なんとなく肩の力が抜けて、その場でうなだれてしまう。
私はアインス・シュタインドルフ。一応、ドイツ生まれだが典型的な日本好きなので日常的な日本語は話せる。
これでも、機械工学とドイツ語の講義をしていて、それなりに講義を受けに来てくれる生徒もいる。

「でも、アイちゃんはアイちゃんだし、可愛いんだからいいじゃないですか」

こんなことを言ってくるのは葉月玲音奈(レオナ)。
留学生時代にホームステイ先でけっこう世話になっていて、今では助手をしてくれている。
日本好きになったのもこの娘のおかげだ。

「一応、私の方が年上で上司なんだ。礼節はわきまえないといけないだろう…」
「アイちゃんは変なところで日本人らしいよね」
「…ほっといてくれ」

ぶっきらぼうに言い放ち、私はため息をついて、自分の席につく。
玲音奈は温めてあったコーヒーを入れてくれる。

「アイちゃん、お疲れさまです♪」

最早指摘する気も失せて、私はカップに口をつけた。

「ん、おいし。玲音、ありがと」

濃い目のコーヒーが鼻孔くすぐる。
少し熱かったのでちびちびと飲んでいたら、玲音奈が目を輝かせてこちらを見つめていた。

「やっぱり、アイちゃんは可愛いっ!」
「うおうっ!?」

思いっきり顔を抱き締められて、私は息を詰まらせる。
なんとかコーヒーだけは避難させて、玲音奈から脱出しようともがくがなかなか抜け出せない。

「れ、玲音、くるし…」

抗議の声を上げるも玲音奈はまったくのお構い無しだ。
実際、玲音奈のスタイルがいいものだから、私の力では抜け出すのも一苦労だ。
…断っておくが別に私は小柄というわけじゃない。

「仕方ないです。また今度じっくりとアイちゃんを堪能しますね♪」

なんとか放してくれて、玲音奈は私の額に軽くくちづけしてきた。

「まったく…、玲音こそ覚悟しときなさいよ」

私は不敵な笑みを浮かべて言い放つ。玲音奈は顔を真っ赤にしつつも、「うん」とうなずいてくれた。










一応言っておきますけど、二人の名前のモデルは世界的有名な学者ですから



その花〜の登場人物からじゃありませんから(汗)



ずいぶん前から、アインス・シュタインドルフの話は作っていたんですが、始めは天才学生でかなり周りを振り回す性格でした



某巨大スライムに乗った天才小学生とかぶってしまうので、却下しましたが、今度は相方に振り回されるということに



そして、相方の玲音奈は世話焼きな性格だったのに、いつの間にか押せ押せの積極的な性格に



…難しいね



とりあえず、本館用にいくかどうかは考え中です

さて、正月の予定がいろいろと妖しくなってきたわけですが

今週の予定をどうしようかまだ迷っていたりします
(´〜`;)



とりあえず、4日に福岡に行くことはほぼ決まりなのですが…
(年末から3日以上過ぎてるし、ひょっとしたら冬コミの新刊が入荷しているんじゃないか?
という単純な理由)



実は二日前に仕事中に手首を痛めてしまい、手を使う音ゲーを自重しないといけないみたいです
orz



明日っていうか今日どうしよ?
…これって新作のDDRで踊ってこいというフラグ?
(多分、違うと思われ)



それとも、ずっとお話を考えてろということ?



もしかして、絶望するまでマラ様で賢者を目指してこいとか?



とりあえず、寝て朝起きたら手首が治っていることを祈ろう



…なんか、一週間家で療養していそうな予感
(´Д`)=3



それじゃノシ

おかえり、うちのコ

修理にだした販売店様から電話がかかってきまして



「終わりましたので、受け取りにきてください」



ということで早速販売店様のところへ



無事にうちのコと再会をはたし、一通りのチェックを済ませてとりあえずほっとしました



ちなみに前のうちのコは元気よく歌ったりしています



さて、これで正月用の小ネタとか落ち着いて考えられる



それではノシ
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