頼まれていた原稿を二週間かけて執筆していた。普段なら半分以下の日数で書き上げるのに、仕事を(巨泉風に)セミリタイアしてからは、うまく書く自信をなくしてしまったようで、編集者からの連絡にはドキドキしてしまう(笑)やっぱり物書きは休むべきではないのかも。家のことをあれやこれやとやっていると、半年なんてあっというまに過ぎてしまうのだ。やる気はあるけど、ペースが掴めないでいる。困ったものだ。


 素材づくりの修行として、あちこち素材屋巡りをしていた。ランキングのトップにあるところのサイトはさすがに上手かった!そしてやたらと派手!(笑)ランキングにパスワードをつけるサイトや、規約がやたらと厳しいサイト等が多く少々不快な部分もあったが、たくさんの閲覧者を集めているのには不思議。どんな素材があるか、ランキングをクリックしてパスワードを入力してから中を見ないと確認出来ない仕組みとか行き過ぎてる。素材に自信があるなら、お客様を信じてあげればよいと思うけどなあ。
 ウチは自由に使ってくれて構わないのに、お客様は少ないという悩みがある(苦笑)やはりランキングとかに参加しないと駄目なのだろうか。いや、大した素材もないし、そんなにお客様が来られても困るな(笑)

 ちなみにこのブログは、さりげなく二つランキングに参加させていただいている。理由は前のブログの半分しかPVがないのがショックだったから(笑)基本的に私はアンチ・ランキングなので、穏やかなところを選んだ。このブログで何か感じたらクリックしてくれると励みになるので、皆さんよろしく!


 今日はちょっと悲しい知らせがあった。母や私がお世話になった方が急死したのである。白河市市長成井英夫氏が肝細胞ガンで逝ってしまった。職務に情熱をかけていた矢先の出来事で、地元ではたくさんの人たちが突然の悲しみに暮れている。
 彼は元々外科医で、15年ほど前だったか母の胆石の手術をしてくださった。おかげで寝たり起きたりの生活から開放され、普通の生活が出来るまでになった。そして、私は小学六年生の時に虫垂炎になり、手術していただいた。入院中、朝の回診で、私は恥ずかしいことをしてしまったことを未だに悔いている。回診で私の傷口を手当てするために、パジャマをめくった英夫センセ(みんなこう呼ぶ)に、私は寝惚けた拍子に「キャー!エッチ!!」と叫んでしまったのだ(笑)英夫センセは何事もなかったように手当てを続け、私は眠ったふりをした。恥ずかしい…数々の失敗を繰り返した私だが、このエピソードは一生忘れられない失敗のトップに挙げられるだろう(笑)センセ、本当にすみませんでしたって、いつか言おうと誓ったのに…。まだ54歳だった。次兄と同い年。外科医なのに自分の病気に気付かなかったのだろうか?気付いてたのに我慢していたのだろうか?…安らかに。


昨夜観た作品は『故郷』
 母親(吉行和子)から突然「再婚する」と葉書が届いた晴男(西島秀俊)は、驚きながらも故郷へ帰ってきた。再婚相手は晴男の同級生の父親だった。その夜、学生時代の先輩・山岡の居酒屋に行くと深雪(片岡礼子)と再会する。彼女は幼い子どもがいて生活費を稼ぐために、ここでアルバイトしていたのだ。
 深雪の幼い娘チハルと晴男が二人で深雪を探すシーンが、タモリ主演の『キッドナップ・ブルース』を思わせました。日本的な静かな情緒も感じられ良かったですね。父親になりたいと深雪に言ったのに無視された晴男に、チハルが「だったら、チハルがお嫁さんになってあげるよ!」というシーンには泣けちゃいました!