福島市の花見山に負けないくらい今、我が家は花盛りである。椿は赤とピンクの二種類。椿って花が終わると綺麗なままボトッと落ちる。それが演技が悪いからと庭に植えないお宅もあるそうだけど、椿の花は可憐だから私は好きだな。奥の白い花はプラムの木。
椿といえば、この二本のうち、どちらかがチィ姉が小学校卒業記念で植えたものらしい。で、チィ姉がお嫁に行くときに父に「自分の家の庭に植えたいから、ちょうだい!」とお願いしたら、軽く無視されて、結局貰えなかったそうだ(笑)。父はこの椿を相当気に入っていたのだろう。植えた場所は微妙にずれていて、この角度から見た景観が絶妙に計算されていたのである。
茶の間から見える植木や草花もひとつの絵画のようだと、来る人が口々に言う。そういう美意識を、同居している次兄のボブはまだわからないらしい。多分、ボブのことだから兄弟がいなかったら、庭の木をみんな伐採してコンクリートで固めて「これなら草むしりしなくていいや!」なんてタイプ
我が家は監視の目がいっぱいあるから、当分は今の景観を保てそうである。
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