皆様、サングリア・マーケットは楽しまれてますか?
私は暑さにやられていて、頭が回らない状態になっております。
……夏が本気を出し過ぎです。
さて、今回はアルーシャがサングリア・マーケットの出張所で販売している品物の説明でもさせて頂こうかと思います。
それではまず『ビスマス結晶のアミュレット』から。
ビスマス結晶という物を使った護符ですね。
まんまですが。
大きさとしては、実はそんなに大きくないのですが、正確な描写をしていないのでちょっと分かり辛かったかもしれません。
精神異常状態への抵抗力を強める護符で、端的に言えばSANチェックの補助アイテムです。
なんで精神抵抗アイテムにしたのかと言うと、ビスマス結晶には『心の迷いを取る』という石言葉があるらしいので、そこから引用しました。
そのビスマス結晶ですが、1つとして同じものがない不可思議な鉱物だったりします。
形状とかを説明したくても私の語彙では難しいので、気になる方は『ビスマス結晶』で検索して下さい(丸投げ)。
お次は『ミニチュアゴーレム』です。
割と人気のある、手の平サイズの真鍮製ゴーレムですね。
大きさのイメージは1/144スケールのガンプラくらいを想像してもらえれば、大体合っています。
大体、ですけどね。
これは単純に、私が欲しいと思った物です。
人型はもちろん、動物型、面白い所では本の形等にも錬成できたりします。
クーフェル嬢はペンを持てるタイプのゴーレムを注文したのか、それともゴーレム自体に文字が浮かび上がる仕様にしたのか、なかなか興味が湧きます。
なぜ素材を真鍮にしたのかと言うと、もちろん安いからです。
アルーシャは貧乏性なので――ジュリアもですが――そもそも売れ残ることを想定して商売をするため、出来るだけ安価に仕上げようとする傾向にあります。
商売以外なら、お金に糸目はつけないのですけどね。
趣味と商売は別、ということです。
そして『お掃除ゴーレム3点セット』ですが、これは元ネタに心当たりがある人もいるのではないでしょうか?
そう、アトリエシリーズの『生きてる○○』が元ネタです。
本当にあったら便利だなぁ、とか思いますが、既にルンバとかがあるんですよね。
想像できる事は実現できる、なんて言葉もありますけど、本当なんだと実感いたします。
で、『樽型ランタン』。
アルーシャが樽好きなので、そのキャラクター性を表すための商品です。
売れないだろうと思っていたら、樽と錨亭のエマ嬢がお買い上げに!
……エマ嬢がどのような方なのかは分からないのですけれど、『樽』と付いているお店で働いているのですから、たぶんアルーシャはすぐ懐くんじゃないでしょうか?
いや、既に知り合って(既知設定的な意味で)いる可能性も十分にあります。
樽と錨亭の樽を見ながら「これは良い樽です」とかアホなことを言ってそう。
物凄くどうでもいいことですが、樽型ランタンには吊り下げ型とビールジョッキのような取手型の2つが用意されていたりします。
お次は『消臭キャンディー』!
暑さで汗を大量にかいた日に思い付いた、これが有ったら私が嬉しいシリーズの1つです。
舐めるデオドラント商品。
本当に作られないかなー。
次はネタ商品の筆頭、『ヘアカラー変更ポーション』。
私としては面白そうだから、アルーシャとしては何か作れそうだから、で商品化した謎のネタアイテムです。
アルーシャはたまに、というかよく「何か作れそう」で作ってお財布を握っているバンシーに怒られたりしています。
これもそんなアイテムの1つですね。
あ、トリガー嬢が懸念していた「ハゲの人は〜〜」ですが……頭皮が変色するんじゃないですかね?
もしくは眉毛とか鼻毛が変色するとか。←
そして同じくネタアイテムの1つ、『フラワーエフェクト発生クラッカー』です。
パンッ! とすると、ヒラヒラ〜と沢山の花びらが舞う、なかなかファンシーな1品。
これもキャラとしては、作れたから作った内の1つですね。
意外と、目眩ましなんかにも使えるんじゃないかと思うのですが、それほど売れ行きのよくない商品です。
使い様とはいえ、ジョークアイテムで窮地を脱するというのも滑稽ですかね。
私は割と、そういう滑稽さは好きなのですが。
こう、シュールな笑い、みたいな。
『酔い醒ましのボンボン・ショコラ』ですが、これはヨル嬢が経営しているお店の『子供→大人ボンボン』を見た時に、サングリアを飲んでいる途中で効果が切れた時用に何かエスケープアイテムがあると面白いかな? と考えて追加した商品です。
元は飲み薬にしようと思っていたのですが、ボンボンを見て考えたのだからこっちもボンボンにしようと変更。
それで、ちょっとお値段が高めのチョコ菓子になった次第です。
スヴェート氏にも買って頂けたようで、すこしでも自警団特製酔い醒ましドリンクの参考になれたら良いのですが。
『抗菌性スプーンストロー』はサングリアとフレッシュジュースのフェスタ用に考えた品で、
直接(協賛とか商品提供とか)サングリアやフレッシュジュースに携わることは出来ないから、それなら遠回しに貢献できそうなアイテムを作ろうと。
菌が増殖して食中毒に、なんて事になったら折角のフェスタが台無しになっちゃいますからね。
今のところはクロマ氏だけのお買い上げなので、このままいくとフレッシュジュースのオマケになりそうです。
ちょっと話したグールプラントのフレッシュジュースには果肉も入れるつもりなので、このスプーンが活躍するでしょう。
そしてそして、新商品の『液体防腐球』。
これも食中毒防止の商品です。
生物を扱うなら、気にし過ぎるということはありませんからね。
ちなみにサイズがピンポン玉くらいなのは、誤飲を避けるためです。
ちゃんと意味が有るんですよ?
そして最後は『空飛ぶ魔女の軟膏』です。
空を自由に飛びたいなー、はい、魔女の軟膏!
……ごめんなさい。
説明に「泳いでいる感覚」と書いてありますが、その説明の通り、空を泳ぐ軟膏なんです。
なので空中でプカプカ浮かぶ、というか漂うことも可能だったりします。
これで失敗作なんだから、アルーシャったら恐ろしい子っ!
そして蛇足ですが、アルーシャ個人は空飛ぶ魔法を使うことが出来ます。
でもその方法が風の結界を纏って飛ぶというものなので、飛行中は他の魔術の行使が困難になるんです。
んー、スレイヤーズという作品の『レイ・ウイング』という魔法に近いでしょうか?
なので、アルーシャは躍起になって空飛ぶ道具や薬品を作ろうとしている訳です。
そうすれば、魔術の使用には特に制限が掛からなくなりますからね。
でもたぶん、ガチの方の魔女の軟膏は作るのを断念するんじゃないかな?
だって新生児の肉はグロ過ぎますから。
もちろん、この軟膏にも使ってません。
まあ、だからこその失敗作なのですが。
さてさて、またぞろ随分と長く語って参りましたが、そろそろ締めに致しましょう。
サングリア・マーケットの方もそろそろ佳境ですから、皆様も買い逃し等が無いようにお気を付けて下さいませ。
あ、そうそう。
アルーシャがサングリア・マーケットに出品している商品ですが、アレは『プリマ・マテリア』でも購入が可能なのでご安心下さい。
空飛ぶ魔女の軟膏は、廃棄するか倉庫に仕舞うかすると思いますけれど。
最後に一回くらいは、サングリア・マーケットで売り子をしているアルーシャのロールを回してみようかな?
まあ、本当にやるかは分かりませんけどね。
予定は未定です。