今回もジャックの話です。
まあジャックしか残ってませんしね。
■装備とか
ジャックは基本的には剣士ですが、武器に対する愛着とかは無かったりします。
メインで使ってる桜花刀は他人からブン取った物ですし、バスタードソードはそこら辺で買った安物ですからね。
本当ならバスタードソードはもう要らないのですが、いざという時の隠し玉、そしていよいよもってお金が無くなった時に売るために持っていたりします。
折れたらまた買えばいいや、くらいにしか思ってないので手入れも最低限だったり。
鍛冶屋のPC様に武器を見られたら、もしかすると怒られるかもしれませんね。笑
これは性格的な理由も大きいのですが、何よりも師事していた自称仙人の「武器に頼ってる内は三流」という教えにジャックが、言い過ぎだけど間違いでもないなぁ、と思ったからです。
そもそもジャックはギャンブラーであって、冒険者ではないですからね。
武器は窮地を脱せる程度に使えればいい、と割り切っている訳です。
でもそれなりに腕は磨いていたり。
折角、五年も掛けて身に付けた技ですからね。
錆び付かせるのは勿体無い、程度には思っているのでしょう。たぶん。
マジックジュエルのダイス、そしてトランプの形をした刻印札ですが、これはギャンブラーっぽい武器が欲しかったからという、実に単純な理由から持たせてみました。
ダイスの方は属性球なので、壊すと魔力を暴発させて爆発します。
このダイスですが、ジャックはかなりトリッキーな使い方をします。
現時点ではまだダイスを使った戦法は見せておりませんが……戦う前に葉巻を吸ったら要注意です。
トランプ型の刻印札の方はというと、初級と中級の魔法が込められた物。
数字のカードが初級、絵札のカードが中級で、絵柄によって効果が異なっています。
スペードは魔力の剣を作り出し、それを飛ばして攻撃します。
スピードは速いですが、動きは直線的なので一個一個を避けるのは難しくありません。
まあ、書かれた数字の数だけ飛んでいくので地味に大変かもしれませんが。
絵札のカードは巨大な剣を作り出すという、シンプルかつ恐ろしいもの。
速度、威力、攻撃範囲ともにパワーアップしてますが、数が激減(ジャックなら2本、エースでも5本)しているので、逆にやり易いというキャラもいるでしょうね。
剣の大きさは数字がショートソード、絵札でダンビラ(ベルセルクのガッツさんが使っているようなの)をイメージして頂ければ大体合ってます。
ダイヤは菱形の盾を作り出し、物理攻撃と魔法攻撃の両方を防ぎます。
盾一つの大きさと強度は鉄製のバックラーと同程度なので、畳み掛ければ割と簡単に壊せます。
でも重ねたり隙間を埋めるようにも配置できるので、連続した攻撃手段を持たない人や敵は苦戦するかも?
絵札の場合は形はそのままで、強度と大きさが変化します。
カイトシールドくらいの大きさ、ですかね。
強度もかなり上がっているのですが、やはり数は減るので素早いキャラだと楽になるかもしれません。
クラブは召喚系で、1mにも満たない小さな甲冑兵を召喚して使役します。
絵柄の通りクラブ(棍棒)を使って攻撃や防御を行いますが『ゴブリン相手なら勝てる』程度の能力なので、実は大して強くはありません。
重要なのはその頭の良さで、隠れて遊撃したり、罠を張ったり、囮になったり、伝言を届けたりと、様々な命令をこなせます。
簡易的なゴーレムと言った方が分かりやすいですかね。
持続時間は数字の時間分なので、大人数の方が使役時間は長かったりします。
そして絵札の場合ですが、がっつりとした甲冑騎士が出てきます。
イメージは『鋼の錬金術師』のアルフォンスくんみたいな感じですね。
アレがデッカいメイスを振り回して襲って来る訳です。
ペティットの面々は戦い慣れしているので大丈夫でしょうけど、私がそんなのに遭遇したら泣いて逃げ出します。
それが最大で5体ですからね、ふざけんなよって話です。
このサイズになると、ワイバーンやちょっとした巨人族とも殴り合える強さになります。
でも的としても大きくなっていますから、そこを突けば攻略は難しくないでしょう。
ハートは魔力で満たされた杯を作り出し、傷やバットステータスを回復できます。
ハートに関してだけは数字が量に関係しておらず、どれだけ重傷を治せるかの度合いに変わっています。
2ならちょっとした切り傷、10なら単純な骨折程度、といった感じ。
杯に入ってるのが魔力なので、魔力切れを起こした人の魔力を回復したりもできます。
絵札になっても別に増えたり大きくなったりはせず、純粋に回復力だけが向上します。
中級なので流石に死者を蘇らせたりは出来ませんが、切断された箇所を繋げるぐらいなら出来たりします。
そして53枚目のカード、ジョーカーですが、これは全てのカードの特性を有したカードなので、使うと『巨大な剣と巨大な盾を持った、再生能力のある巨大な甲冑騎士』が出てきます。
5m級の巨人がその身体に見合った大きさの剣と盾を持って全身を鎧に包んでいる、と言えばイメージしやすいかも?
上級の魔法だけあって大量に魔力を消費し、ジャックの魔力量では、属性球2、3個分の魔力を費やさなければ使えなかったりします。
でも勝つのは難しいとはいえ、ドラゴンを相手にタイマンで殴り合いが出来る性能なので、敵に回すとかなり厄介なのではないかと。
ダイスとトランプのいずれもジャックの実力そのものではありませんが、いざ使われると面倒というか厄介な代物かもしれません。
でもトランプの方は本来の持ち主ではありませんから、そこまで効果的な利用はできないんじゃないかなーと。
PC様の何方かにレクチャーされれば、その限りではないのでしょうけどね。
■嗜好品とか
ジャックは喫煙者です。
葉巻、中でもドライシガーを好んで吸いますが、これは私の嗜好から来ています。
と言いましても、私は年に数本吸うかどうかという程度なのですが。
私がフィリーズという銘柄のフレーバーシガーを好んで吸っているので、ジャックにもフレーバーシガーばかり吸わせていますが、ジャック自身はどんな葉巻や煙草でも吸います。
ストロベリーとチョコレート、それとハニーがお気に入りです。
味は安っぽいんですけどね。
滅多に吸わないので溜まっていく一方ですが。
こほん。閑話休題。
以前サロ嬢にも話したように、手入れする必要がほとんどないからドライシガーを吸っているだけですし、暇潰しにはもってこいなのでフレーバーを吸っている訳です。
厳密に言うなら、フレーバーシガーは安い物が多いので暇潰し用として買うには最適、という理由からです。
実はプロフィールに書いてある銘柄の他にも幾つか考えてはあるのですが、原産地とか作り方による変化とかの細かいことは一切分からないので、銘柄と大体の味しか考えてなかったり。
ああいう物の設定を考えられる人って凄いな、とタバコ屋の設定を見る度に思っています。
お酒はまあ、それなりなんですけどね。
なのでジャックも葉巻より、お酒の方が拘りは強かったりします。
と言いましても別に、この酒はこの銘柄が一番だろ、みたいな感じではなくて、単に飲み方の拘りですね。
賑やかな席では別ですが、基本的にジャックはゆっくり呑むのが好きだったりします。
私ですか?
私はグビグビ呑みます。
そしてとっとと寝ます。
仕方ないじゃないですか、下戸ではないですがすぐに顔が赤くなっちゃうんですもん。
って、私の話はどうでもいいですね。
ジャックの好みはウイスキーとラム、またそれらを使ったカクテルです。
意外と甘めのお酒が好きなんですよね。
■恋愛とか、ちょっとだけ掘り下げてみる
ジャックの好みの女性はズバリ、美人!
そして芯の強い人です。
何があっても狼狽えない、男なんかに頼る気は無い、といった気の強い女性が好きだったりします。
でも気が強いのが好きなだけで、負けず嫌いな人はそんなに好きではありません。
自分の弱点や欠点を認めて、その上でちゃんと成長できる女性が好きな訳です。
甘えてくれる可愛い子も嫌いじゃないんですけどね……って、やっぱり節操無いだけやんか!
ちなみにジャックの考える大人と子供の判断基準は、仕草と実年齢です。
意外と見た目だけでは判断していなかったりします。
でもペティットって、何歳くらいで大人って扱いなんでしょうね?
■経歴とか
ジャックはデザートベインで育ちましたが、自由になってからは方々を旅してきました。
1つの街で数年くらい過ごしてからまた別の街に移動する、といった生活をしています。
あとは興味が惹かれた時に小旅行をする程度ですか。
ペティットに来る前はジャンナに居たという設定なので、その話もロールで出来たら面白いかもしれません。
まあ、ずっとギャンブルしていただけなんですけどね。
更にその前は桜花に滞在してまして、剣術などはその時、賭けに負けて自称仙人に叩き込まれたものです。
それまでは型も何にも無い、我流の喧嘩剣術で戦っていました。
一応、体術だけは犯罪組織に教え込まされたものなんですけどね。
……こうして考えると、自主的に会得したのがイカサマ技だけっていうね。
と今回も長々語らせて頂きましたが、そろそろ締めたいと思います。
別のキャラの構想も温めてはいるので、いつか紹介できればと思います。
投下するかどうかは分からないんですけどね。
何事も、予定は未定なのです。