「三成さん…」
…とにかく三成さんに大丈夫ってわかってもらうためにも、みんなにさっきの夢で見たことを話さなきゃ…
「…あの、あたし大丈夫だよ。だからみんなを呼んで…」
「拒否する」
「え」
み、三成さん…?
すごくさりげない感じで断ったよね今…
「…千里はいつもそうだ。先に進むことを優先する。そのためならば、己が傷ついたままでも構わないというのか」
「!」
「私は一人で抱えるなと言ったはずだ」
三成さんの、まっすぐな瞳が痛かった。
どうして…そんな風に言ってくれるんだろう…
たくさん傷ついたのは三成さんだって同じはずなのに。
どうして、そんなに優しいの…?
「約束しろ。何かあれば私に言え。拒否は認めない」
「三成さんに…?」
「そうだ。いかなる時も、私が千里の力となる」
「…!」
三成さん……
…どうしよう、嬉しい…
「あ、ありがとう…三成さん」
「礼を言われるようなことはしていない。…むしろ」
「むしろ?」
「私が千里を護るのは当然のことだ」
「へ……」
そ、それってどういう…
「三成さん…?」
「理由などない。ただ私は、千里を傷つけるものはすべてこの手で残滅すると誓っている」
「……」
三成、さん……
互いに、ふと手を伸ばす。
触れるか触れないかの所で、三成さんがあたしの手を取った。
…心臓がさらに大きく脈打った、気がした。
**********
ようやくフラグか…?←
「千里!」
「っ!」
…………え…
「…三成さ、ん…?」
「千里っ!私がわかるか…!?」
ここは…家の中…?
…いるのは、三成さんだけ…?
「あたし……?」
「怨霊とあの地を一度に浄化した後倒れた。…もう何ともないのか」
「うん…」
あれは夢…?
リアル、なんてものじゃない…
…あれは記憶だ。
お市さんの…この地で見たもの、感じたこと、すべて。
「っ…」
「千里…!?泣いているのか…?」
「なんでも、ないよ…」
「そんなわけがあるか!何があったというのだ…!」
…ただ泣くしかできないあたしに、三成さんはあからさまに戸惑ってる。
そりゃ目の前で泣かれたら困るよね…
ただでさえ三成さん、こういう時どうしたいいかわからなさそうだし……
「っ…!」
「…え………」
三成、さん…?
…あたし、三成さんに抱きしめられてるの…?
「泣くなとは言わない…!だが!」
「……」
「一人で抱えて泣くな!」
「!」
三成さん…
どうしてそんな…苦しそうに言うの…?
「千里が泣くと…歯がゆい。たまらなくなる…」
…その言葉に、あたしの方がたまらなく胸が苦しいよ…
**********
ねえ知ってる?(まめ●ば)
連載当初と扱いがまるっきり違うんだぜ?←
夜「あ、神威ー阿伏兎ー」
威「何か楽しそうだね。俺もまぜてよ」
皐「御免被るわ。っていうかなんで私が…」
阿「……何やってんの?」
っていう会話が繰り広げられたらいいよね←
こないだ素敵なコラボ絵を拝見したので調子乗りました!
先に土下座しときます。
うちの夜兎夢主
神夜と菜月さま宅から皐月ちゃんをお借りしちゃいました!
すみませんでした(土下座)
これずっと描きたい構図だったんですよね!
絶望先生のね、壁紙かなんかにあったやつです。
半トレスぐらいで←
つか服剥いでさらしもほぼむいてますからね。
なんかもう何やってんだってたまに我に返りますよね。
楽しかったですけど!(目が本気)
あとねー、胸が大きいとかいう設定聞いたらもう描くしかないですよね。
描いてる間中ずっと顔気持ち悪かったんじゃないかな私。
ちちの赤みと光描くのにすげえこだわったがゆえにすげえ時間かかった。
いやでもあれ重要だからね。
ちち描く上でいちばん重要だから。
あ、明日にでもアップ載せれたら載せます。
ただ容量でかいんだ…
でもよくよくかんがえなくてもいろいろ申し訳なさすぎる…orz
髪はライトブルーのはずがだんだん濃くなってくし…
目の色がわからなかったので勝手に無彩色にするし…
好き勝手してほんとすみません。
…で、
神夜はね、皐月たんのこと好きだと思うのよね。
相手にされてなくてもなんとなく後ろをぽてぽてついてったりね。
この後どういう展開になるのが(私的に)おいしいだろうかという妄想でしばらくにやにやできます。
次はまた巴たんをお借りしたいな。
今度はちゃんとカラーで。
お目汚し失礼しましたー。
話題:夢絵