「丑寅とはまた…何とも言いがたい方角だな」
「金ヶ崎とかその辺りか?certainly…よりによって、だな」
「…?金ヶ崎?何かあるの?」
鶴姫ちゃんから得たヒントをみんなに報告。
でも聞くなりみんな微妙な顔をし始めた。
「金ヶ崎ってさ、ちょっと悲しい事件があった場所なんだよ」
「悲しい、事件…?慶次くんそれって…」
「…織田信長には、妹がいたんだ。名をお市殿という」
「お市の方…」
「知っているのか?」
「あ、うん少しだけ…」
一応元の世界では有名な話だからね…
家康さんを始め、みんなはあたしにもわかるように説明してくれた。
「俺様も聞いたよ。確か夫の浅井長政を織田信長に殺されて、織田軍に連れ戻されたんだっけ?」
「だが織田信長が死んで、ついには心を病んだとか…」
「…そのまま死んだらしいな。金ヶ崎で」
「某も…そう聞いたでござる」
「……」
そんなことがあったなんて…
…でもそれなら、その場所は……
「後悔や悲しみ…あらゆる負の気が生み出されたはずだよ…」
「魔王の妹ならあり得る話だな」
「原因究明までは至らずとも、少なからず何かがある…か」
「ならば訪れる価値もあろう」
「Ha!行き先は決まったな!」
「うん。金ヶ崎に向かおう。何かわかるかもしれない!」
きっとお市さんが遺した悲しみは、とてつもない大きさの負の気を生み出すほど深かったんだ…
…行かなきゃ。
あたしは、それを知らなきゃいけない気がする…
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金ヶ崎とは今の福井県です(`・ω・´)←
BASARA女体化シリーズその5。
とりあえず蒼紅主従が終わったので、新しどころでもと思いまして凶王三成。
…ベル坊んとこの知将古市じゃないですよ(笑)
だんだん奴に見えてくるから困った困った。
相変わらずのバランスの悪さ。
安定のアンバランス←
…はい、くだらんことはその辺にして以下恒例のにょたみちゅなりに関する俺得話。
にょたみちゅ(…)はベストオブ細身!
…これじゃあんまし伝わんないが。
むちむち感で言うと現時点では
幸村>政宗>小十郎>佐助>三成
…こうやな(どや)
ちちのでかさは
幸村>小十郎>政宗>佐助>三成
…こうすると政宗にぽっちゃりイメージがついていかんな…
違うんだよ。
こじゅがモデル体型?すぎるだけでさ、さ。
幸村はもうむちむちぼいんでいいけどねハアハア←
カプは無論家康×三成だろう!
…と思ってたけど
政三
幸三
親三
官三
この辺アツい!
つかなんだこのオールマイティな愛され三成ww
んもうすっげえ愛されてそう!
むしろ総受け?ぷまいうまうま。
あの凶王三成が女の子とかたまらんよね!
何言われてもなんかかわいいもん(盲目的)
どんだけ罵詈雑言浴びせられても犯してやりたくなるよね。
むしろ啼かせたくなるよね。ふひひ(…)
三成ってある意味酷い天然な感じするからなあ…
なんか不意に言った言葉、もしくは行動に周囲の野郎共は悶絶するといいよ。
何このかわいい生き物ォオオ!的な。
…そのかわいさ全然表現できてないけどね。
なんか泣ける。
お粗末様でした(土下座)
話題:女体化!
「うし、とら……」
「…丑寅の方角がどうした」
「………あれ?」
…やっぱり目が覚めちゃった…
っていうか三成さん近い!
ずっと…側にいてくれたの?
「眠れたか」
「あ…う、うん。鶴姫ちゃんにも一応会えたよ。あまり期待したような手がかりは掴めなかったけど…」
「そうか」
…三成さんはあたしから視線を外してくれない。
な、なんか緊張するんですけど…!
「…三成さ、うわぁ!」
「何だ。奴らに報告をしに行くのではないのか」
「そ、そうだけどっ…」
だからって何も言わずに抱き上げて移動し始めるのはどうなの!?
途中ですれ違った刑部さんが目を丸くしてるよ!?
「寝起きでふらつく様子などすぐに想像できる」
「う……真っ向否定できない辺りが…」
三成さん鋭いな…
そしてそこまでわかられてるってかなり恥ずかしいんだけど…
……三成さん、やっぱり少し変わったかも。
なんていうか…
優しい所は前からあったけど、もっと……うーん。
「何を考えている」
「え…」
「余計なことを考えている暇があるなら、まずはしっかりと目を覚ませ」
「…あ、はぁい……」
…そう、こういう所…とか。
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変化。
違うところも成長しなければ。