スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

第百四十三話

「…率直に言わせてもらう」


三成さんの言葉に、みんなが耳を傾けた。


「秀吉様を失った今、私にはもはや何も残されていない。…秀吉様は、私の全てだった…。あの方を失えば、私の心も共に死にゆくのだと」

「三成…」

「…だが私の心は死ななかった。いや…蘇ったと言う方が正しい。私にはまだ、果たすべきことが残っている」


…圧巻。
普段の三成さんのはずなのに、すごくたくましく感じる。
なんだか…置いて行かれそう…



「フン、開き直ったというわけか凶王三成。ならば貴様の掲げる果たすべきこととやらを聞かせよ。場合によっては協力してやらなくもない」

「…なんと、毛利も丸くなったものよ。やれ、愉快ユカイ」

「全くだぜ。まさかあんたからそんな言葉が出るとはな!だが悪くねえ。俺も毛利に賛同するぜ」

「三成、神子とワシら八葉はこの先どう進むかを決める標が必要だ。お前の意見を是非聞かせてくれ」


…いつの間にか、みんなの絆も深まってる。
これまでの長い道のり、そしてこれからも続く道、ひとつとして無駄なんかじゃない。
少しずつ…でも確実に、あたし達は変わってきているのかもしれない。

みんなの表情に真剣味が増していく。
この一体感が…うまく言葉にできないけど、すごく心地いい。

…まるで、正の気が高まっていくみたいに…



「フフ、これが八葉の真の姿というわけだ。想像以上にからす共はうまくやれているらしいな」


感心したような孫市さんの言葉に、誇らしくなって思わず顔が緩んでしまった。
















**********


困難を乗り越えて絆深めて。
どっかの週刊少年雑誌の漫画みたいよね(笑)





不治の愛でられ兎

書くことないのかってくらい最近夢語りばっかじゃね?


ちなみに今日も今日とて「神夜(かぐや)」語り。

…某様のようにふわふわしたかっわいい彼女が描きたいのにな…









天人技術っつーのはどこまで治せるもんなのかね。

しかし星海坊主や阿伏兎の腕は治せてない。
…まぁ阿伏兎は義手すらつけてないけど。

神経絡みはやっぱり天人技術をもってしても再生不可能ということか。




もし、天人技術で彼女の腹を正常に戻すことができたとしたら?

まず神威は彼女に知れないよう情報漏洩を全力で防ぎそう。
神威は彼女に子供をつくってほしくないから。
唯一無二な存在に近い感覚よね。

そんな治癒の情報があったとしても神夜には絶対黙っていそう。
意地悪ね←

あくまで彼女をお人形として大事にしてるげだからなぁ…
歪んでるぜ。



もしかしたら神威は彼女が勝手に幸せになることが許せないのかもしれない。
理由云々はともかく。


独占欲にも似た、神威の愛情なのかもしれない。







…あ、眠い←




前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2012年03月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31