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第二百九十話

結局その後あたし達は孫市さんに怒られる羽目になって、ようやく眠りにつくことができた。

…この胸いっぱいの幸せと愛おしさと、ほんの少しの不安を抱いて…




『…神子』

「ん……白龍?」

『決戦の時は近い』

「……うん」


ああこれはきっと夢なんだろうな…
白龍は、現実世界で姿を見せることはない。
きっとあたしが神子の力を使った時、初めて現れるんだと思う。
それが白龍と接触するようになって、わかったことだったから。


『魔王は強いぞ、神子』

「わかってるよ。気合い入れていかないとね」

『…我は酷なことを言う』

「……なに?」


当然のように尋ねたけど…白龍の言いたいこと、あたしはなんとなく気づいてる気がしてた。


『神子は封印の要。神子なくして魔王を葬ることはできぬ。…特に、封印の力を持つそなたはな』

「……」

『ゆえに白龍の神子には八葉が存在する。命を賭して神子を護り、神子が封印を滞りなく施さんがために』



……薄々わかっていた。
白龍の神子にだけ、八葉という心強い味方がいる理由…
それは…彼らを盾にしてでも、神子が封印できる状況を作るためだ。


今までの八葉は、どんな気持ちで神子を護っていたんだろう。
…今までの神子は、一体どんな気持ちで八葉に護られてきたの…?

あたしと同じように、みんなを護りたいってきっと思ったはずだよ…!












**********


言われてみれば…程度の話ですが……
実はこんな残酷な理由があったとしたら?






ねー【夢絵】

のしっ…と50センチ以上も上からのしかかられたらたまったものではないが。





紫「雛ちーん。お腹すいたー」

雛「……むっくん…わたしお菓子じゃないよ」

紫「だって雛ちんいい匂いするから。甘い匂いするー(すんすん)」

雛「…そう?シャンプーとかかな…」

紫「おいしそー(もしゃもしゃ)」

雛「……あ、…むっくん髪食べないで…」




一方。

黄「何スかあれ…!何なんスかあれっ!」

黒「黄瀬君、毎回同じような台詞言うのやめた方がいいですよ。バカに見えます」

黄「黒子っち酷い!」

青「つか絶対アレ重いだろ」

緑「…動じない藍沢も藍沢なのだよ」








……という、よくありそうな風景(希望)を描いて書いてみた。

むっくんついには彼女をかじる始末\(^O^)/

でもなんか最近むっくん好きなんだよな。
切れ長の眼が元々好みらしいし。


紫原と雛のコンビは一生これでいいと思った(笑)
恋愛的進展なんて一切ないけど大好き感が伝わればいいなと。




思いっきりお粗末様でした!(土下座)






話題:夢絵

第二百八十九話

「……千里」

「え?何?三成さん」

「…楽しいのか」

「うんっ」

「……そうか」

「…?」

「それは…私も同じかもしれない」

「えっ…?」

「この感情を、楽しいと…そう言い表すならば」


あたしの手を握る三成さんの力が、少し強くなった気がした。


「…初めてだ。私の全てだった秀吉様がいないというのに…こんなにも心が踊ってしまう。そのようなこと、二度とありえないと思っていたのに」

「!」

「千里といるといつもそうだ」

「三成さん…」


優しくなる表情、豊かになっていく感受性。
…ねえ、三成さん。
あたし…あたしね……


「千里」

「え?」

「…何と言っていいのかはわからないが」

「………」

「私は、今まで特段何かを欲しいと感じたことはない。望むのはただ、秀吉様にお仕えすることだけだった」

「…うん」

「秀吉様と千里は違う。比べることなどできない。どちらも…特別だ」


…それは、とても三成さんらしい言い方だった。


「…千里」

「……うん」

「私の未来に、千里がいるなら…それ以上の至福はない」


……三成さん…あたし、ね…



「千里だけは…手放したくない」



こんなに、不安なくらい…あたし幸せなの。
…あたしは溢れる涙をそのままに、星空の下で笑った。





















**********


甘くしたいのにできないぞ…
なぜじゃ…←






黄瀬くんが思春期なお話3

・黒バス夢
の続き
・ぐだぐだ
・夢だけど夢主ついに出なくなった
・なんかドタバタして読みにくい
・会話ばっか
・安定のお前誰多発テロ
・やたら下品
・夢主「藍沢雛(あいざわひな)」


以上を了承してくださる方は追記へどぞ。







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第二百八十八話

「いや〜結構いい雰囲気じゃないの?」

「ここで言う台詞が決め手だよな!」

「そりゃ、Will you marry me?だろ」

「うぃ、ゆ…?政宗殿、今何と…?」

「独眼竜の南蛮語はいつ聞いても不思議だな!」

「…長政さま、南蛮語って…?」

「西の海の果てにある国の言葉だな」

「ちょっとちょっと、もう少し静かにした方がいいんじゃないかい?」

「…すでに遅い気がするが」



「………」

めちゃくちゃ聞こえてるんだけど……!
…み、三成さんの顔が怖い…!


「貴様ら…!何度私の邪魔をするつもりだ…!」

「うわっ!石田が怒りやがったぞ!」

「こういう時は逃げるに限るね!」

「あーあいいとこだったのにー。こっちもずらかるよ旦那」


み、みんな逃げ出した…!
三成さん追いかけてるし…


「……からす共…!何を遊んでいる」

「げっ…サヤカ!」

「Shit!本格的にやべえぞ!」

「ハッハッハ!さすがに捕まるわけにはいかんな!」

「散れ散れー!」


ま、孫市さんがさらに怒ってる!?
…もう誰が逃げてて誰が追ってるのかわかんないよ!



「何をしている。行くぞ!」

「え、三成さんも逃げるの!?」

「孫市は面倒だ。やり過ごした後、奴らを斬滅する」

「なるほど………………ってダメだよ!」


ま、まさか三成さんにツッコミ入れる日が来るとは…!
…なんだろ、この感じ。
くすぐったくて……


「……っくく」

「?」

「あっはははは!」


楽しい…!
この瞬間が、みんなが、この場所が…

大好きだ……!

















**********


このパターンは絶対入れたいので前作にもあります(笑)






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