・黒バス夢
・青峰誕生日おめでとう!
・というわけで一応青峰夢
・短時間クオリティー
・ざかざか乱雑
・いろいろ酷い
・俺得
・お前ら誰←
・夢主「
藍沢雛(あいざわひな)」
以上を了承してくださる方はどぞ。
「……」
「ん?お前一人か?」
手招きをするので寄っていくと、少しそわそわした様子で青峰を見上げる雛。
「なんだよ。つーか珍しいな。お前が一人で部室にいるなんてよ」
「………あの」
「?」
「……ごめん、ねっ…」
「は?」
…その瞬間。
「隙ありィイイイイっス!」
「うおおおおッ!」
タイミングは絶妙。
しかし影から現れた黄瀬の放ったクリームたっぷりのパイは、ギリギリのところでかわされてしまった。
「黄瀬てめえええ!何のつもりだ!」
「うわー!なんでよけるんスかぁ青峰っち〜」
「よけるに決まってんだろ!つか雛をエサに使うんじゃねえよ!何考えてんだ!」
「なんスか!オレからのサプライズより雛っちの心配スか!」
「比べるまでもねーだろが!」
「…きいくん、残念だったね」
「お前もこんなくだらねーことに加担すんな!」
さっきのごめんはそれか!とため息を吐き出した。
「雛が黄瀬のアホな悪巧みに付き合うこともあるんだな」
「アホは余計っス!」
「…えっと……」
「あ?」
雛が何か言いにくそうに口を開いたその時。
……べしゃっ。
「…あ………」
「……」
「………」
青峰の黒い顔が一瞬にして真っ白に染まった。
「あー、ミドチンすげー」
「…ふん、オレが外すわけがないのだよ」
「あっ!紫原っち!それ食べるために用意したんじゃないんスよ!」
「んー…味はイマイチ…」
「…むっくん、かじっちゃったの?」
「てめえらぁあああ…!」
……べしゃっ!
「………」
「…テツヤくん」
「なんだか忘れられている気がしたので」
「み、見事なイグナイトパスっス…!」
緑間よりも幾分か威力の強いパイを食らい、もはやわなわなと震えるのが目に見えてわかる青峰。
しかしそんなことはおかまいなしなのがこの面々である。
「じゃーオレもー」
……べしゃ。
かじりかけのパイが正面…というより真上から落とされた。
「………」
「…やー、とりあえずうまくいったっスねー!」
「外したのはお前だけなのだよ」
「うっ!それは言わないお約束っス!つーか!オレのおかげで緑間っちも楽に当てられたんスよ!」
「黄瀬君、外したパイは自分で掃除してくださいね」
「あーあ、黄瀬ちんもったいねー」
「ううっ…!みんな酷……」
「掃除は全員だ。涼太はぶつけた壁、他は床。…雛は大輝をなんとかしてやれ」
「!?」
「…あかしくん」
…ともあれ青峰を標的としたパイ投げ祭りは赤司によって強制終了。
赤司の監視のもと、掃除にいそしむレギュラー陣。
そして……
「………あおくん、大丈夫?」
座るよう促し、もはや前すら見えていないであろう青峰の顔についたクリームをかき分ける雛。
「だから何なんだよ一体…!」
理不尽な怒りを雛にぶつけるわけにもいかず、拳を震わせる青峰。
「…えっと、ね…」
「?」
顔のクリームを丁寧に拭い取りながら、雛がそっと顔を寄せた。
青峰の顔を拭うのに必死だったようで、雛自身の顔にまで所々クリームがついてしまっている。
「これ…みんなからのお祝いなの」
「…は?」
「お誕生日、おめでとう」
「………」
へら、と笑う雛に思わず固まった。
…だから、これは、自分の誕生日を祝うためにアイツらが計画したもので……
「っは…嬉しくねー……」
「…え、え?」
もっとマシな方法はないのか。
そう文句を言いたい反面、困った顔をする雛を見て思った。
彼女のことだ。
おそらくかなり前からこの協調性のない面々に相談して考えて、結局黄瀬辺りが言い出したであろうこのくだらない案に流されたに違いない。
彼らはともかく、雛はきっと心から祝おうとしていたのだろう。
「……まー…、いいわ。ごっそさん」
「え……」
雛の頬についたクリームを舐め取り、甘ぇ…と青峰は笑った。
終
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あー……無茶したぜ…。
とりあえず青峰おめでとう!
こうやってキセキに祝われるといいよ!
雛はだいぶ前に黄瀬に相談しようとしてたよね。
8月上旬の「
…あのね【夢絵】」がそうです。
あれから紆余曲折あってこうなったと。
でも雛はいたって真面目にお祝いする気だったと思われ。
あとの全員は悪ふざけですが。
どっちが舐めるかは最後まで悩んだ←
…だってどっちでもかわいいかなって(笑)
あと相変わらず赤司様の立ち位置ごめん。
どうもやりにくいんだよ(酷)
出番は作ったので許して!
今日は青誕ということで、夢二つ書きました。
ホントは追記にしようかと思ったけど、男主だし次の記事へ。
青峰おめでとう!
ピュア峰もワル峰もアホ峰もエロ峰も大好きだ!
話題:名前変換無し夢小説。