・銀魂夢
・めげずにエロコメを目指す←
・さらに続く
・妄想のままにィイ!
・夢主「翠(すい)」
以上を了承してくださる方は下へどうぞ。
「あー…腹減ったな…」
ぐるぐると腹の虫を部屋中に響かせ、銀時はごろりと寝返りを打った。
「…ってもう昼か?やべーな、冷蔵庫の中なんもねぇよ…」
そう呟いた瞬間だった。
――がっしゃーん!!
「はっ?ちょ、何!?」
屋根を突き破り一人の少女が降ってきたのだから、さすがの銀時も驚かずにはいられない。
「…えーっと…どちらさん?」
一応尋ねてはみるが、返ってきたのは名前ではなく
「うぉわ!!」
なんとその少女はいきなり刃物を振り回し、明らかに銀時へ敵意を向けているのだ。
「坂田銀時か桂小太郎のどっちか!覚悟しろ!」
「はあ!?つーか何そのアバウトなターゲットの狙い方!」
ツッコミを入れる暇もなく、少女は万事屋内で暴れまわる。
年は神楽と新八の間ぐらいだろうか。
少し新八寄りの気もする。
「…ガキじゃねーの」
だんだんと慣れてきたようで、避けるのにも余裕が持てるようになった。
…というのも、その少女が動く度に鈴の音がして位置がわかってしまうのだ。
「む…。お前、強いのか?」
「あ?…まぁ、弱くはないんじゃねー?」
ちっとも攻撃が当たらないことに焦れたのか、不意に動きを止めて少女が問うた。
「…じゃあお前は後でいい。先にもう一人の方を殺す」
「え、あのー…」
急に標的を変更され、銀時には何が何だかさっぱりわからない。
「…結局お前何なの?」
「でも場所が…。とにかく町に出て探してみるしかないか」
「無視かよ!」
叫ぶとようやく少女が振り向く。
大きく瞬いた瞳はまるで猫目石そのものだ。
「お前は強いから後にする。先に別の方を探す」
「あのな!後回しにしたところでやられてたまるかっつーの!っておいコラ!待ちやがれ!」
少女はといえば銀時の話を聞くでもなく、さっさと立ち去ろうとしている。
そうはいくかと銀時は少女を抱え上げるために脇腹を引っ掴んだ。
「っひゃあ!」
「あ?」
悲鳴を上げるなり少女はその場から飛び退き、部屋の隅へと逃げ込んだのだ。
そこで勘のいい銀時はピンときた。
「ふ〜ん…?そーゆーことなら、まぁぶっ壊された家の仕返しはさせてもらわねーとな?」
「へ…」
銀時がニヤリと笑ったのを合図に、無抵抗くすぐりの刑が開始された。
「ほーら、こちょこちょこちょこちょ〜っとォ」
「ふえっ、やっ!やだあっ!晋助さまあああ!」
「………は?」
「―!」
すでに涙目の少女はしまったと口を押さえたがもう遅い。
「…晋助、だぁ?」
銀時の顔がひくりと引きつった。
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……………あれ?
何この私好みの展開(お前…)
こちょこちょに弱い…というか、たまにいますよね全身くすぐったがりの人。
そんなかわいい部類vV
あー…こーゆー夢主ってこう…完膚なきまでに虐めたくなるよね…!←
まっすぐで単純頭の女の子なんて、銀さんに虐めてって言ってるようなものだと思(自重)
…どうやって夢主は銀さんの家を見つけたのかはスルーで
明日に続きますー。
お付き合いありがとうございましたー!
話題:名前変換無し夢小説。