作 宮沢龍生(GoRA)
講談社BOX


上巻の時は鈴木次郎先生の不遜な宗像さんが表紙だったのですが、下巻の表紙の伏見はまたこれ偉そうですねええええ。しかしそれだけの実力が伏見にはあるから仕方ない。下巻は伏見の有能さが振舞われた一冊です。
次々と行方不明になるセプター4。残され頭を抱える日高の所へ帰国した伏見というこの頼もしさよ…!
加えて、今回の青の事件簿でセプター4の様々な面に触れることが出来てとても面白いです。
個人的には、屯所の資料室にしれっといた十束さんの前触れなくいる感じが好きです。何処にでも馴染んでしまう感じが。善条さんが入れてくれたおかげなのですが。そういえば吠舞羅の方のアメリカの話っていつ出るんですかね…。
下巻のラストでは『唯識』システムについてちょこっと出てきますが、今回の事件がそう繋がるのね…という気持ちで読み終えました。青の事件簿は終始軽快な感じで読み進められて楽しかったです。