あー、また決心が揺らぐー。
自分ってこんなに優柔不断だったか。
自分のことだったら、もうなるようになれ!って思えるのに。
ハムスターって高いところに登るのが好きみたいで、ゴルハムさんもご多分にもれず高みを目指す挑戦者なんですが、
身体が重いのか、腕の力が尽きたのか、たまたま調子が悪かったのか、
懸垂のように手をかけて、ぐっと身体を持ち上げようとして、しばらく粘りを見せたあと、
うまくいかずに、お尻からポテンと落ちることがありまして。
その失敗する姿が本当に可愛くて、コロンコロンしてて、いつも笑いながらみてたんですが、
最近、一度落ちると、笑ってる私のほうをぐっと見てくるようになりまして、
あの黒く丸い目が
「お前、笑ってねぇで手伝えや」
っていう。
そして手を貸すと嬉しそうに登っていくので、
この子、天才やわ…って、飼い主馬鹿は思うのだ。