Honey Bee Smile

バイト中
調理場のおじさんと
お話した



以前
仲良かった調理場のおじさんが
移動になって
新しく来た人だった





おじさんは
60代くらいの人だった






20才離れた
奥さんがいるらしい





男には
三人の女が必要らしい


一人目は家を守る女
二人目は連れて歩く女
三人目は抱く女




「オレは
三人全員と会えた
だからもう不倫はしない」
という





嘘だと思った


既に三人抱えているのだろう
と踏んだ


なんというか
食えないおじさんだった


年をくってる割に
目線だけが
若くて
ずっしり重たくて
余裕を醸し出しながらも
捉えたら離さない
何かを感じた








あぁ…





いっぺん
抱かれてみたら
この人のことが
何かわかるかな



そんなことが
頭をよぎった



三人の女…






女にとっては
どれが一番
幸せなのだろう




家を守る女は
抱いてもらえないのだろうか


抱く女は
男の死に目には
立ち会えないのだろうか


連れて歩く女は
お金しか
かけてもらえないのだろうか…






そもそも
女は
道具だろうか





多かれ少なかれ
男の人には
そういう考えが
あると思う



女の人が
自分の幸せにしか
興味を示さないように



アタシはどうしようかなぁ
どう生きるべきかなぁ
どういう女になりたいのかなぁ…



考えさせられる

んー…







結局
他人は他人のことなんて
真剣に考えては
いないんだなぁ…





期待して
傷つくのは
バカみたいだなぁ…



自分の身は
自分でしか
守れないんだなぁ




そしてアタシは
軽い女だなぁ…





んー…


もっと
自分を大切にして
なんて言われたって
わかんないょ


ぢゃぁ
埋めてくれるの??




何がなんだか
わからない