もし今この世界が崩れ落ちてしまったら
最後に誰に会いたいだろう
電車の中で
なんの音かわからないけど
飛行機が飛んでいくような
轟音がした
周りの人も何人か天井を見上げたり
窓の外を確認する人がいた
すぐに連想しちゃったんだけど
もし今いきなり戦争が
起きたとして
真っ先に誰に会いに行くかな
って考えた
これってすごく難しいよね
全員に会ってる時間ないかもしんないな
確かに裕人には会いたい
だけど親にも会いたいし
お世話になった友達にも会いに行きたい
とにかく
今は戦争が起きてほしくないということ
たった今
この瞬間も戦争している国はあって
さっきアタシが考えたみたいな選択に迫られてる人もいるかもしれない
今がずっと続くといい
それを「普通」とか「日常」とか
簡単に言葉にして
慣れてしまうんだけど
当たり前なんて
この世界に存在しないから
何が起きても変じゃない
Mr.Childrenだってそう唄ってる
裕人に川越まで
送ってもらった帰り道
探検をした
川越の裏道を巡って
古着屋とか
喫茶店の場所確認とか
一人で歩き回った
そのうちフラりとゲーセンに入った
小学生のころ
友達とゲーセンに行ったとき
お小遣い3000円
丸々スってしまった苦い思い出のあるアタシは
普段ゲーセンに行っても
極力お金は使わないことにしてる(プリクラは別)
しかし今日寄ったゲーセンに
なんとハコフグのUFOキャッチャーが置いてあった
ハコフグを知っているだろうか
極めて小さいフグであり
小さいヒレを一生懸命パタパタ動かしながら
泳ぐ大変可愛らしいフグの種類である
しかも淡水で生きる
ちょっと前にお母さんが友達んちでハコフグを飼っていて
羨ましかったという話をしていたのを思い出した
そこでアタシはハコフグをとる決心をした
結果600円を失った(笑)
(一回200円だから)
懲りた(笑)
ゲーセンを出たけど
なんだかモヤモヤした気分になって
眉間にシワがよったまま駅に向かった
駅ナカにミスドがあった
すぐ目について
甘いものでも食べようと
寄ってみた
そこで新商品のフルーツシュークリーム(??)なるものが売っていて
食べてみたところすごく美味しかった
そこでお母さんと妹に買っていくことにした
ハコフグがとれなかった代わりだ
帰ってお母さんに見せてみると
食べてみたかった新商品だったらしく
大喜びされた
しかも美味しいって言ってくれた
ハコフグがとれなかったのも
まぁ良しかな
そんな気分になれた