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運勢:凶(アレン+ノアーズファミリー会話文)

 


新刊22巻のややネタバレがあります。
ゆるーいネタバレですがまだ読まれていない方はご注意下さい。




* * *

【運勢:凶】

願望:叶いにくい
待ち人:変なのが来る


アレ「‥‥‥最低だ」

ティ「ホント災難だな少年」

アレ「いや、アンタに言われたくありませんから」

ティ「ま、おみくじなんて気にしなくていいって少年」

アレ「黙れ『変なのが来る』の“変なの”め」


失物:出にくい
旅行:大怪我をする 見合わせよ


ティ「あちゃー、旅行はまた今度だな」

アレ「べつに旅行に行く予定なんてありませんし‥‥」

ティ「何言ってんだよ。俺達の新婚旅行を忘れたとは言わせねえぞ☆」

アレ「キミはどこで正気を失ったんですか? 出てきにくいらしいですよ」


商売:人間関係に非常に苦労する
争事:危うし


シェ「おやおや、大変だねアレン」

アレ「なっ!? お前は‥‥っ」

シェ「ふふ‥‥。お久しぶりだね、アレン」

アレ「‥‥‥誰だっけ」

シェ「シェリルだよっ!!! ノアの第四使徒でティキのお兄様でロードとアレンのお父様だよ!!!」

アレ・ティ「「アンタと家族になった覚えは無い」」

シェ「ダブルパンチ‥‥ッ!!」

ロー「もー、アレン。ちゃんとお父様って呼んであげなよぉ」

アレ「ロードまでっ」

ロー「アレンはシェリルの息子なんだよ? だって僕のお婿さんになるんだから」

アレ「何でノアはどいつもこいつも僕の人間関係を捩曲げるんですか!」

ティ「ハハハ、大丈夫だ少年。今は色々変わってても最終的には俺の嫁に──」

アレ・ロー「──ならねぇよ」


恋愛:変なのにモテる
住民:安定せず
婚姻:当分良縁なし


シェ「おやおや‥‥。変なのにモテるのは困るねぇ」

ティ「いやアンタの事だよ!」

アレ「アンタら全員だよっ!!!」


相場:立ち止まるべからず 歩き続けよ


アレ「‥‥‥‥。
逃げつづけろって事かな‥‥」





end







毎回Dグレは驚きの連発ですね。
いやーまさか‥‥‥

イノセンスまでアレン君を狙いだすとは思いませんでした!

『ワタシといっしょになろう』だなんてな、かなり積極的ですね。
もうアレン君モテモテです。
そしてかなりリンアレ色が濃い!
アレンを必死で守ろうとするリンクはやはり男前!
ノアーズもアレン君にベッタリ!
もうアレン君モテモテです。

しかし最後のアレリナも外せません!
リナリーを見つめるアレン君の微笑みのなんと美しいことでしょうか‥‥。

やはり先の読めないDグレですが、最後は絶対アレン君は幸せになります!
だってあんなに頑張ってるんだもん!



 

だってムカつくじゃん(神アレSS)

 


「さいってぇですよ!!」

「うっせぇな、手が滑っただけだっつってんだろ!」

「何が『手が滑った』ですか! 手が滑ったぐらいじゃこんなにボロボロになりませんよ!」

こんなに、の対象は、今僕が抱えたピエロの人形。
先日、自分が街で買った人形。
別に人形を可愛がる趣味は無いが、あまりにもマナにそっくりだったそれは、無意識のうちに購入していた。
それを‥‥

「なんっ‥‥で神田なんかに壊されなきゃならないんですかっ!! これあきらかに六幻で斬ってるでしょ!?」

「だからわざとじゃねぇよ」

「なワケあるかぁぁっ!!」

朝起きたら無残な姿に唖然とした。
枕もとに置いていたはずなのになぜかかわりに神田が寝ていて、蹴り起こして問い詰めたがシラを切ってラチが明かない。
買ったばかりなのに。
気に入っていたのに。
大切な人に良く似た人形。大切にしようと思っていたのに‥‥

「‥‥‥‥最低ですよ‥‥」

「‥‥それ一点物か?」

「え‥‥? いえ、たぶん違いますけど」

「じゃあ俺が買ってやる」

そう言って僕の頭をクシャリと撫でる神田のソッポを向いた罰の悪そうな顔に、大袈裟にため息を吐いた。
この人形の何が彼のカンに障ったのかは分からないが、とりあえずは反省しているらしい。

「‥‥今日は任務無いンですか?」

「あぁ」

「じゃあコレ買いに行くついでに他の買い物にも付き合って下さい」

「あぁ、鍛練が終わったら──」

「──朝からです」

「‥‥‥あぁ」

渋々髪をかき上げ承知する神田に少し満足して、僕は切り刻まれたピエロを放って早々に身仕度を始めたのだ。



* * *



数時間前、俺は任務から戻った。
久しぶりに恋人の顔が見れると柄にも無く浮足立てながら恋人の部屋へ向かった。
時刻が時刻だからもう寝ているだろうと予測していた。
部屋に入るとやはり恋人は寝ていて、まだ少しあどけなさを残した寝顔をそっと撫でベッドの縁に腰をおろした。
が、

「‥‥ンだコレ」

恋人が大切そうに人形を抱えていた。
それはそれで可愛いのだが、俺が隣で寝ていてもこんなに抱き着いて来る事は無い。

「‥‥‥テメェ」

きっと俺は疲れていたのだ。
任務後で気も立っていたのだ。

そう言い聞かせて、だいぶ機嫌の治ってきた恋人に手を握られながら、こんな休日も悪くないと思った。



そして数日後に同じ過ちを繰り返す。



end



 

はっぴーばーすでぃ神田(2011)

 


「あっれー?」

「‥‥ンだよ」

「もしかして昨日って神田の誕生日でした?」

「あ? あぁ、そういやそうだな」

「もー! 自分でも忘れてたんですか!? 大切な日なんだから忘れちゃダメですよ」

「ンな大袈裟に騒ぐもんでもないだろ」

「相変わらずこういう事に関しては軽薄ですね‥‥。僕は自分の誕生日忘れた事ありませんよ。神田も覚えててくれたじゃないですか」

「‥‥たまたまだ」

「またそんな事言う‥‥。じゃあ、とりあえず何か欲しい物あります?」

「もう日付は過ぎてンだろ。いらねぇよ」

「いいじゃないですが一日ぐらい遅れても! 今何も思いつかないなら街に行って選びましょうよ」

「めんどくせ‥‥」

「まぁまぁ、どうせ鍛練意外やること無いんでしょ? 行きましょ神田!」

「ちっ‥‥」





* * *





「良かったなぁ、アレンに思い出してもらえてさ」

「昨日、神田落ち込んでたものねぇ」

「昨日のユウは面白かったさー。アレンが通るたびにソワソワしてたもんな」

「でもホンット素直じゃないわよね」

「‥‥アレンの前じゃクールでいたい男心さ」




end





ユウちゃんハピバ☆



 

妄想は無限大(ティキアレSS)

 


 俺ずっと考えたんだ。
俺と少年の事。

 何が間違っていたとか、どちらが悪いとか、それは分からない。
でもどこかでズレちまったんだと思う。

 それでも俺は少年が好きだ。
少年もそうであってほしいと思ってる。

 俺は少年のそばに居たいよ。
いつだってそばに居て抱きしめたい。
だけど今はそれは叶わない。
俺達いつからこんなんなっちまったんだろうな。

 それでも俺は少年が好きだ。
何度でも言う、好きだ少年。

 なぁ少年?
今度こそ必ず幸せにするから。
約束する。だから、

もう一度、やり直そう。





* * *





「──って言うメールが来たンです」

「ふーん‥‥三年のティキ先輩か。いつ別れたんさ?」

「‥‥‥」

「‥‥アレン?」

「‥‥そもそも、付き合った覚えは無いんですが」

「やり直すどころか始まってすらいねぇっ!!」

「ですよねー」




end







暑いですねー。
どうでもいいけど休みが欲しい‥‥。
なるべく日曜日は休みをくれるって話はどこいったんだろ(¬з¬)

 
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