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ハローウィン☆を楽しみましょう(リンク&アレン&ラビ会話文)

 


「ア、レ、ン 〜 !!」

「どうしたんですラビ? なんか楽しそうですね」

「トリック オア トリート☆」

「あぁ、はいはい。どうぞ」

「‥‥‥」

「どうしました?」

「‥‥あぁっと! 手が滑って今貰った飴を窓に落としてシマッタサー!」

「棒読みになってますよラビ」

「と、言うわけで飴が無くなっちゃったから改めて。トリック オア トリート☆」

「はい、どうぞ」

「あぁっと! 手が(以下略)
と言うわけでトリック オア トリートォ!!」

「はい、どうぞ」

「〜〜ッ、何でこんなに飴持ってんさ!!?」

「チョコレートとマシュマロもありますよ」

「チクショーッ、これじゃイタズラできねーじゃんッ!」

「する気だったのかよバカラビ!」

「まだまだ甘いですねブックマンJr.」

「お前の仕業かホクロ三つ!」



ポケットに、バックに、カーディガンのフードの中にまで。
リンクが今朝から仕込んだ大量のお菓子は、鉄壁の防護となりアレンを守る。



「ところでリンク、チョコレート無くなっちゃったんですけど」

「自分で食べすぎなんですよキミは!」



end







11月のコミケにて売り子をする事になりました☆
確かヘタ里亜ゾーン。
その後は夢と魔法の国に行ってまいりますVv


 

リンアレ同棲パロ

 

「あー!!」

「何事ですか」

「電気ポット壊れちゃいました‥‥」

「寿命でしょう」

「ですかね‥‥。うー‥‥ポットは僕が買い替えなきゃいけないんですよね」

「‥‥」

「まぁ、ちょうど明日がバイトの給料日だし、そのまま電気屋に寄ってみますね」

「私も半分払いましょうか?」

「えっ、ダメですよ。最初に決めたじゃないですか、家電はそれぞれ所有者をはっきりさせとくって。じゃないと暮らしが別になった時困るし」

「別にポットはキミの物でいいですよ」

「? それじゃあやっぱり僕が買いますよ」

「いえ、私も半分出します」

「‥‥? どうしちゃったんですかリンク?」

「‥‥‥」



このままずっと一緒に、なんて



 遠回しのプロポーズ 




end




黄金色(神アレSS)

 


アレンが目を覚ますと、視界一面金世界だった。
草木も遠くに見える教会もどこかに続く道も全部金色。
呼吸を忘れてしまうほどに美しい世界。
単調に流れる線路の音に揺られる自分は列車に乗っていたんだと思い出した。
いつの間にか雨はあがって、雫の滴る世界を夕日が金色に染めていた。
それはどこか懐かしいような風景。
幼い頃の優しかった記憶は、美しく思い出に残る、その一部を切り取ったように今の目の前の世界は美しい。
どこかに続くのだろう道を一人の大人が小さな子供の手を引いて歩いていた。
夕日が眩しくて揺れる影しか見れないが、他愛ない話をしながら笑い合っているように見えた。
あの時の僕らのように。

あの道はどこまで続いているのだろう。
あの二人はどこに行くのだろう。
見えないその先を思い浮かべて、そこに懐かしい笑顔を見た。

しかし、突然訪れた暗影。
視界を何かに遮られたのだと気づき目を覆う何かを掴み引きはがせば、アレンの手より少し大きな手。
車窓の世界ばかり気を取られていたが、もう一人居たのだ。
アレンの隣に。

「神田‥‥‥?」

振り返れば、握られた手を握り返し何も言わずにこちらを見ていた。
少し怒っていると、アレンには分かる。
たぶんそれは、自分がそうさせている。

「‥‥どこに‥‥」

小さいがはっきりと話し出した神田の声に耳を傾ける。
そんなアレンを引き寄せ、互いの瞳に自分が映るほど近くに寄せる。

「‥‥どこ行こうとしてんだ‥‥お前は‥‥」

「え‥‥?」

「どっかにいっちまいそうだった」

神田からそんなことを言われるとは思わず、言葉を返せずにいるアレンを両腕でさらに引き寄せ胸におさめた。
アレンの視界に映るのは黒。

「どうしてもどっかに行きたくなったら俺に言え」

「俺が、お前を連れて行く」

あの二人はもうどこかに帰り着いただろうか。
あの小さな子供はいつか今日のあの時を思い出す時があるのだろうか。
あの時に戻りたいと、そんな事を考えながら。

(だけど僕は‥‥)

優しかったあの世界。
行きたくないと言えば嘘になる。
だけど今向かうべき世界はそこじゃない。
歩み続けると、優しかったあの世界で誓ったのだ。
向かうべき道、その先はまだ想像すら出来ないが

(‥‥願わくば)

「キミの居る世界がいいな」

と、
心からの願いをそのまま伝えて黒の世界で瞳を閉じた。
想像すら出来なかった己の道の先に光が見えた気がした。

「あたりまえだ」

その光の先には、手を取り合う二人の姿。
瞳を開けば消えてしまったが、かわりに映る神田の顔からは、もう怒りは消えていた。




end








なにやら本誌の方では今世紀最大の衝撃がおこっているようですね。
しかし断言します。
当サイトの神アレは何も変わりません。
相変わらずな二人を書き続けます。
なぜなら我が家のメインは神アレではなくアレン君がメインだからです!
そういうわけで空気読めない話がこれからも登場しますがお付き合いいただければと思います(笑)

 

キミと歩む(リンアレSS)

 

「寒いですねー」

「そんな薄着だからです」

「だって昨日は暖かかったんですもん」

「季節の変わり目なんですから気温も変わりやすいでしょう」

「だったら教えて下さいよ。自分だけ厚着して‥‥ズルイです」

「自己管理ぐらい自分でしなさい。私はキミの母親じゃないんですよ」

「はいはいただの監視ですよねーだ」

「いちいちスネないで下さい」

「スネてま‥‥っクシュン」

「‥‥‥」

「うー‥‥寒い」

「私は暑いぐらいです」

「リンクは着すぎじゃないですか?」

「かなり寒くなると聞いていたのですがそうでもありませんね。ですから‥‥」

「何で僕に上着を渡すんです?」

「ちょうどいいから着ておきなさい」

「‥‥えっと、ありがとうございます」

「たまたま上着が余っただけです」

「フフ‥‥」

「何を笑っているんです」

「いえ‥‥リンクって監視じゃなかったらけっこう好きなタイプですよ」

「それは光栄ですね」

「あー‥‥あったかい‥‥」

「私も監視対象でなければキミの事はわりと嫌いではありません」

「それはコーエーですね」

「‥‥‥」

「‥‥‥」







「「‥‥‥いつか監視が終わったら‥‥──」」






「‥‥‥」

「‥‥‥」

「‥‥早く帰りますよ」

「あ、はい」



(いつか監視が終わったら)

(その時はキミと)





end









11月はまた夢と魔法の国に行ってきます☆
もうクリスマスイベントが始まっているらしいのでとても楽しみですVv
一度クリスマスの時に行ってみたかったんですよね♪

 

俺とモヤシと神田と僕

 


ちょっとした雑談に使っている記事です。 どうぞお気になさらず。

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