『ウサギバトン』
*ルール*
1.これが回ってきたら照れや恥じらいを捨て、次に書くブログの記事の全ての語尾に
「〜ぴょん」「〜だぴょん」「〜だぴょーん」などのうさぎ語をつけなければぴょん!!
2.やった事のある方は、回ってきたら何度でもやること!
3.書く内容は、普段書く内容でOK!
4.最後に次に回す5羽を必ず記入!
地雷バトンになってましたのでチャレンジしようと思いますぴょん☆
と言っても特に書く事は無いんだぴょん‥‥。
新しいド〇クエでパーティーを全てDグレキャラの名前にして毎晩楽しんでるってぐらいなんだぴょん(笑)
もう楽しさ倍増ですぴょんVv
アレン(主人公)を盗賊にしてみたのですが、みんなのハート(魔物のアイテム)を盗みまくってますぴょんVv
必殺技でターゲットのハートを狙い撃ちするアレン君にドキドキしてますぴょんVv
おかげで最近寝不足ぴょん(笑)
なんて、こんなくだらない日常を晒したところで誰も楽しくないと思うので、勝手にSSでも載せようと思いますぴょん☆
ぴょんぴょん口調でリンアレSS!
いきますぴょん♪
あ、ちなみにバトンはフリーですぴょん☆
* * *
箱舟のゲートが開き、一人のエクソシストが教団に降り立った。
「おかえりアレン君!」
「おかえりなさいウォーカー殿」
室長のコムイや、以前共に任務をこなしたファインダーがアレンの帰還を喜び声をかける。
たが、アレンは困ったように笑うだけで、返事を返さない。
不信に思ったコムイが尋ねようとしたが、それよりも早く、アレンにずっとついていたリンクが口を開いた。
「ウォーカーは少々風邪気味のようで、喉をやられています。しかし喉意外は問題ありませんのでご心配なく」
言いながら、二人はまだ何か言いたそうなコムイ達をすり抜け、廊下を去る。
出来る限り早く歩くアレンと、後に続くリンク。
すれ違う親しい人物には、返事の代わりに笑いながら手を振って返し、飛び込むように自室へ入って鍵をかけた。
「──‥‥‥ん」
「何ですって?」
「疲れたって言ったんですぴょん!」
「ぷっ」
やけくそのように叫ぶアレンに、リンクは思わず吹き出し体を背けた。
「ちょっ、リンク! 笑ったぴょん!? 僕の気も知らないでぴょんっっ!!」
「別に体にはたいして支障は無いのですから、そこまで気にしなくてもいいのではないですか」
「精神的にどれだけダメージがあると思ってんだぴょん!!」
どんなに凄んで睨み付けたところで、語尾がそれでは残念ながら効果は無い。
彼らは決してふざけているわけでは無い。
任務中、アレンの体をAKUMAの飛弾が貫いた。
しかし寄生型のイノセンスを持つアレンには、己で飛弾の毒を浄化出来る。
いつものようにイノセンスに神経を集中させ、体を蝕む毒を浄化させた。
ハズなのだが
「何でこんなわけの分からない効力だけ残るんだぴょん!! 千年伯爵の趣味ぴょん!?」
「死ななかっただけマシでしょう。それに、そのうち元に戻りますよ」
「そのうちっていつぴょん?」
「そこまで私は分かりません。コムイ室長に訊けばある程度は分かるのではないですか? それに何か効果のある薬も開発されているかもしれませんよ」
「嫌ですぴょん」
「は?」
アレンはベッドに座ったまま、シーツを握りしめ、若干涙目のまま叫んだ。
「こんな失態誰にも知られたくありませんぴょん!! 特に神田にはっっ、絶対馬鹿にされますぴょん!! このアホみたいな効力が消えるまでここから出ないぴょん!! リンク以外とも喋らないぴょん!!」
「‥‥‥」
叫び終えると、シーツに潜り込んで丸まるアレン。
しかし、何かを思いついたようにすぐに顔を出し、リンクへと眼差しを向けた。
「‥‥何か?」
「ちょっとお願いがあるんですが‥‥ぴょん」
「お断りします」
「コムイさんから薬を貰って来てぴょん!」
「人の話を聞いてますか」
「お願いしますぴょんッッ! 絶対この部屋から出ないですぴょんから! ってか出られないぴょん!!」
「‥‥しょうがないですね‥‥。今回だけですからね」
「ありがとうリンクー!! 大好きですぴょん!! 今日だけは」
「‥‥‥‥‥。とにかくおとなしくしてるように」
嬉しそうに手を振って見送るアレンを横目にドアを閉め、まっすぐコムイが居るであろう部屋へ向かう。
バタバタと忙しなく科学班が行き交う中を通り抜け目的の人物の前にたどり着けば、コムイは大げさに驚いた顔で出迎えた。
「これは珍しい、一人ですか?」
「お忙しい中申し訳ないのですが、少し薬をいただけませんか」
「あぁ、アレン君の風邪薬?」
「いえ、AKUMAから受けた特殊能力を
継続させる薬です」
「‥‥あってもやんないよそんなモン」
独占計画が遂行されている事など知らないアレンは、ベッドで団服のまま幸せそうに眠っていたのだった。
起きた頃にはAKUMAの効力は治っていた。
「ちっ」
「リンク、今舌打ちしました?」
「早く報告書仕上げて下さい」
「聞けよ」
end
楽しかったです(笑)
ありがとうございました!