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水玉とストライプ(SS)

 


「なに‥‥‥これ‥‥」

真新しい教団の綺麗だった廊下をアレンは見つめた。
そう確かに、綺麗だった、のだ。
昨日の記憶では。
それが今ではどうだろう、飾ってあった花は花瓶ごとバラバラに散乱し、床や壁には無数の傷や穴が付けられている。
ただ事では無い、とコムイに事情を聞きに駆け出そうとした時、後ろから知った声に呼び止められた。

「アレン君!」

「リナリー! これはいったい何事なんですか?」

「‥‥」

これからかたずけでもするつもりだったのだろう、箒とチリトリを両手に持ったリナリーが佇んでいた。
アレンはリナリーの目の前まで駆け寄り、見るも無惨な姿の廊下の原因を尋ねれば、リナリーは目をそらし俯いてしまう。

「原因‥‥‥知ってるんですね?」

どこか悲しそうに瞳を揺らすリナリーにそっと確かめると、小さくうなずき、ゆっくり視線を上げて再びアレンと目を合わせた。

「ホントは‥‥、アレン君には黙ってようと思ったんだけど‥‥」

「お願いします、話して下さい」

今だ不安そうだったリナリーの目が、アレンの言葉で力が宿る。
そして、意を決したように口を開いた。

「あのね、神田とラビが──」

「あの二人が!?」

予想していなかった仲間の名が出て、アレンは動揺した。
神田もラビも、仲が良いとは言えないが喧嘩をしている所も見た事は無い。
ならばまさか、AKUMAあるいはノアの襲撃でもあって二人が巻き込まれたのか。
不安が大きく膨らむ中、リナリーは瞳をそらさず話を続けた。

「──アレン君の下着は何柄が似合うかって討論になって、神田は赤のストライプ、ラビは水玉を主張してお互いゆずらず」
「すみませんそろそろ帰っていいですか」



彼らは今も鍛練場で戦っている。




end








暑いですねー。
ちなにみリッセは苺柄がいいと思います!

リンアレ会話文

 


「ねぇリンク」

「なんです」

「何でリンクって僕がケーキとか食べた後キスするんですか?」

「‥‥」

「リンクが作ったケーキは美味しいですよ。まさに絶品です。バラエティーにも富んでて最高です。」

「おそれいります」

「でも何で僕がそれを食べた後キスするんです?」

「‥‥それは逆ですね」

「逆?」

「私はウォーカーがケーキを食べた後にキスをしているのではありません。キスする前にウォーカーにケーキを食べさせているのです」

「‥‥何でわざわざ?」

「甘くなるからです、ウォーカーが」

「はぁ!? 甘いのが欲しいならリンクもケーキを食べればいいじゃないですか!」

「キミの食べる分が減りますよ」

「ダメです、それは絶対ダメです」

「ウォーカー、キミ軽く十人分は食べてますけど」

「この際言いましょう。まだ足りません」

「‥‥」










(キミの甘さは極上で

誰にも教えてやるつもりは無い)


end







ファ〇リーマートのプリンパフェにハマッております。
残業帰りのお楽しみVv
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