2010-4-30 19:14
オリキャラ夫婦に色々なシチュエーションでいちゃついて貰うバトンです。
妄想して、イラストや小説で表現してみてください。
すーちゃん宅から強奪してきました!
ハニーシリーズでいってみます(・U・)旦那はお題によって変えてみました。
旦那=ルスカ、シモン、イリヤ、カイ
嫁=ティアナ
さぁいってみよう\(^0^)/
●嫁が上から降ってきた
(ルスカ)
「兄様、見て!」
金糸をふわふわと風に靡かせたティアナが得意げに眼下にいる兄に手を降った。
屋敷の庭にある木に登るのが最近のティアナのお気に入りの遊びで、その様子を微笑ましいながらもどこか心配そうに見つめるのはカイをはじめとした使用人達だ。
そんな心配をよそにティアナはさらに上の幹へ登ろうとした、その瞬間。
「ティアナ様っ!!」
ティアナの華奢な身体がふわりと宙に舞い、鋭い悲鳴が響いた。
だが、その体が地面に叩きつけられる事はなく、ルスカが難なくティアナを両腕に抱きとめた。
「わ、ルスカ兄様、ありがとう」
「あぁ、ティア。天使が私のところに舞い落ちてきたのかと思ったよ」
驚きに目を丸く開いた弟を抱え直すと、ルスカはふわり柔らかい羽のようなキスをティアナのおでこに贈り、まるで映画のワンシーンかのような美しい光景に使用人達はうっとりと感嘆の息を漏らした。
(あぁ、まるでおとぎ話)
●ラッキースケベ状態
(イリヤ)
イリヤが弟の、ティアナの屋敷を訪れた時は既に夕食が終わり一息ついているはずの頃だったが、その日は何故か全ての使用人が慌ただしく動き回っていた。
執事長のカイが挨拶もそこそこに仕事に戻る姿を見て、すぐにでも暇を告げようとしたがティアナがイリヤの姿に嬉しそうに笑った時点でその考えは瞬時に消え去った。
ティアナが一緒にお風呂に入ろうと言い出した時、イリヤは弟の可愛いお願いに快く頷いた。
その時は確かに他意はなかったはずなのに今は広い浴槽の中、無邪気に遊ぶティアナを見て沸き上がる欲望を抑えることにイリヤは必死だ。
ほんのり桃色に染まった肌の滑らかさや過敏な胸の果実、そして体の奥にある蕾。
その全ての感触がまざまざと思い起こされてイリヤは知らず知らず生唾を飲み込んだ。
(さぁ、どこから食べてやろう)
●嫁が眠たそう
(シモン)
ティアナとシモンの2人がモデルとなった広告が爆発的な話題を呼んだのは最近の事で。
新シリーズ発表のイメージモデルには是非にもシモンと謎の少女を、と打診があったのは当然と言えば当然の事だ。
渋りながらもシモンがその仕事を引き受けたのは、制作者側の必死かつ粘り強いオファーがあったことは勿論、シモン自身がティアナと再び一緒に仕事ができるチャンスを密かに狙っていたからだ。
可愛い可愛い、可愛くてたまらない宝石を誰にも見せたくないと思う反面、誰かに自慢して見せびらかしたいと思うのだ。
シモンはカクテルドレスに身を包んだ、どこからどう見ても可憐な少女にしか見えない弟の頭を優しく撫でた。
「ティア?疲れたならカイを呼ぶか?」
慣れない撮影に緊張しっぱなしだったであろうティアナは、撮影準備の合間イスにくったりと座り込んだ。
ん?と殊更柔らかな甘い声を出すシモンの姿に周りの人間は驚きを隠せずにいたが、そんな事に気付きもしないティアナはふるふると頭を横に振って、兄に両腕を伸ばした。
体を屈めるたシモンの首に両腕を絡めるティアナを抱き上げて、ティア?と囁けば、むずがるような小さな声が返って来ただけだった。
耳元で聞こえる規則正しい寝息にシモンはクスリと笑いを零して、準備が終わった撮影セットのベッドの上にティアナの体を横たえた。
(まるで眠り姫)
●どちらかが絶体絶命
(カイ)
セキュリティーシステムを新しくするためにシステムを止めたほんの一瞬の時を狙って、相当に場慣れした、恐らくプロの強盗グループが屋敷に侵入してきのは予想だにしなかった出来事で。
私が出来た事と言えばティアナ様の部屋に行き、すぐさまティアナ様のご無事を確認する事だけでした。
内側から鍵をかけ、ティアナ様の安全を確保した私はこのまま事なきを得れたらと思いましたが、どうもそう行く様ではないのです。
鍵をかけたはずの扉がガンガンと激しく叩かれ、あと数分後には壊されるに違いなく、外からはティアナ様を探しだそうとする怒鳴り声が聞こえてきました。
強盗グループではなく誘拐グループなのでしょう。
お可哀想にティアナ様は青ざめ、その美しい瞳に涙まで浮かべられています。
運が悪いことにセキュリティーシステムの入れ替えだけではなく、本日は普段よりも屋敷にいる使用人が少ないのです。
使用人の中にユダがいるはずもなく、だとすれば屋敷に出入りしている者が怪しいのだが今は何よりもティアナ様の安全が第一。
「ティアナ様、ほんの少しの間ここに隠れていて頂けますか?」
ティアナ様のお部屋には万が一の時のために隠し部屋が用意されており、その存在を知るのは私とルスカ様のみ。
部屋と呼ぶには小さすぎるそこに、気が動転しているのでしょうティアナ様は隠し部屋の存在に驚く事もなく、私に促されるままです。
「カ、カイは?カイも一緒でしょ?」
震える声で縋るティアナ様には余りも酷なことですが私は首を振り、扉を閉めようとしました。
「カイ!カイがここを開けてくれる?」
今にも零れ落ちそうな涙を必死に耐えられているティアナ様は本当にご立派な方です。
私が勿論です、と微笑みながら言うとティアナ様はキュゥと私に抱きつかれました。
「約束だからね…!」
「えぇ、約束致します」
頬にティアナ様の柔らかな唇の感触を感じながら私は力強くそうお答えし、ついに涙が零れ落ちたティアナ様を確認して扉を閉めました。
ティアナ様、ご安心ください。
このカイが、ティアナ様を守ってみせます。
例えこの命が尽きようとも。
(女神の祝福がある限り)
●髪をいじって遊ぶ
(シモン)
結局眠ったままのティアナを起こすことは忍ばれて、いや、起こした方が良いと言う案も出たのだがシモンの鋭すぎる瞳に睨まれてそれはなかったことになったのだ。
くぅくぅと心地良さそうに眠るティアナを相手にシモンが様々なポーズを取ることで、撮影は進むことになった。
ティアナの腰のあたりまである金色の髪の毛を掬い上げ、シモンはそっと唇を落とした。
どこか神秘的な光景に誰もが息を飲んだけれど、当の本人シモンは金色と言ってもティアナの髪の毛でないということに内心不満を持っていた。
本当のティアナの髪の毛はもっと柔らかく繊細で、この上なく肌触りがいいと言うのに。
所詮はまがい物。
撮影が終わったらすぐにでも邪魔なモノはとってしまおう、そうシモンは考えていた。
(欲しいのは本物たけ)
●旦那が手を繋ぎたいようだ
(カイ)
今日はティアナ様とご一緒にショッピングモールにやってまいりました。
普段ティアナ様がお召しになられるお洋服はオーダーメイドか、ルスカ様やシモン様、イリヤ様からのお贈り物なのですが、ティアナ様が一度ご自身でお召し物を選んでみたいとおっしゃっり、しかも既製品を売っているところに行ってみたいとのご要望でしたので本日は此方に参った訳なのです。
私が思うに、既製品など我が主であるティアナ様にお似合いになるような物などないと思うのです。
いえ、それか全てお似合いになりすぎるのではないのかと心配なのです。
大量生産はいかにコストを下げるかに重点を置いているために、縫製や布の質などの状態が非常に心配です。
ティアナ様の玉のようなお肌を傷つけないか。
もし少しでも傷つけるような事があればその服に関わった会社全てに制裁を与えねばなりません。
「カイ!こっち来て!」
楽しそうなティアナ様を見つめながらそんな事を考えていたらティアナ様が私の手をお取りになり、ぐいぐいと引っ張ってお店の中に連れて行ってくださります。
「ほら、見て!可愛いでしょ!」
めったに見ることのない物に
キャッキャッとハシャぎながら微笑むティアナ様に私は、いいえ、ティアナ様が一番お可愛いですよ、と答えたくなりました。
ですが私は今それどころではなく、私の指に絡む小さな手の存在にこの上なく幸福を感じるだけなのです。
(ずっとこのまま)
●好きにいちゃついてください
(全員)
「ティア、ほら。お口を開けてごらん」
「ん!」
「ティア、これも好きだろ?」
「ティアナ、これはいらない?」
ルスカ様、シモン様、イリヤ様が次々に差し出されたのは全てティアナ様の大好物ばかりで、ティアナ様はどれから食べようか困ったような、けれどとても嬉しそうにしておられます。
本日は天気もよく、午前のうちにご兄弟皆様がお揃いになられたため、中庭でピクニックを行う事になりました。
普段ご兄弟と外でお遊びになることがないティアナ様は本当に嬉しそうで、見ているこちらまで幸せな気分になります。
ルスカ様、シモン様、イリヤ様から順に食べさせて貰ったティアナ様はお返しに、お3人の口元にサンドイッチを運ばれています。
「兄様も!あーんてして!」
なんとお優しく可愛らしいのでしょうか。
こんなにも素晴らしい方を主に持てた私は本当に幸せ者です。
(時よ止まれ)
ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました!いちゃこらできてない人がいましたが、とっても楽しかったです*^^
●次に回すのは?
アンカーで。
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