07月15日
『狂愛ものが大好きです。 気になっていたのですが、(略)』の方へ
コメントありがとうございます!
お返事遅れてしまい申し訳ありません。
狂愛ものい い で す よ ね!!!!(落ち着け)
純粋な甘いベタベタな愛も好きなのですが、好きすぎてちょっと歪んじゃったよって愛のが感情移入できる今日この頃です←ぇ
好きといいつつ自サイトには狂愛夢はまだまだ数が少ないので、増やせていけたらなあと思ってます(^^)
『人魚姫の投影』の最後は読者様のご想像にお任せします!
…と言いたいところですが、初めて文章として書いた夢なので結構いろいろ妄想していたことがあって…!
イメージ壊してしまったらすいません!
一応スクロールでワンクッションおいときますっ。
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私の妄想では、
夢主は最後、死んでしまいます。
最後の(人魚姫は泡になって消えた)の文章は死をほのめかしていました。
でも夢主的にはそれでも大満足な結果なんです。
自分は恋愛対象としてゴールドの心の中に残ることはできなかったけれど、その一連の出来事は嫌な思い出としてゴールドの心の中にずっとずっと残ります。
腕の傷痕も残るでしょうから、それを見るたびに夢主のことを思い出します。
嫌な思い出としてでも、愛しい彼が自分のことを思い出してくれるなら、夢主はきっと死んでも後悔しないです。考えが歪んでます←
ちなみにその後の話ですが、クリスもこの出来事がトラウマになって、ちょっと病んじゃいます。
ゴールドがそれを支えていって、だんだんと立ち直っていくんだと思います。
クリスが夢主のことで病んでしまって、ゴールドも必然的にクリスはあいつのせいで…って夢主のことを思い出すので、それに関しても夢主としては大満足な結果です。
あ、ちなみにちなみに
ゴールドもクリスも夢主に怒りは感じていません。
クリスは恐怖とかで、
ゴールドは…哀れみ、の感情に近い感じですかね。あとちょっと罪悪感感じてます、きっと。
長々と語ってしまいましたが、こんな感じです(^^)
拍手コメント、本当にありがとうございました!
楽しみにしてくださる方がいるなら狂愛夢増やしていきたいというやる気がでました…!
ありがとうございます(^-^)
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『人魚姫の投影』
短編のゴールド夢のお話です。
初めての狂愛夢でした。
拍手コメントのお返事を書くにあたり執筆当時を思い返していろいろ振り返っていたら、
短編にうまく組み込めなかった描写の下書きを発見しました(°∀°)
もったいないので小ネタとして、かなり手直し加えたものをここに放置しておきます。
名前変換きかないのでヒロイン名「ナマエ」で作りました。
自分の名前を当てはめてお読みくださいっ。
最初はけなげで純粋で傷つきやすい、それこそ人魚姫みたいなヒロインの心が、歪んでいくお話。(ん?)
―――――――――――
「ねえ、ナマエ。ナマエって今、恋してたりする?」
唐突にされた質問に「え?」と聞き返すと、「なんだか最近雰囲気変わった気がしたから。」とクリスは言った。
(人魚姫は王子様に恋をして、そして)
(人間になることを選びました)
「してるには…してるけど。」
クリスがそれを聞くのってなんだか残酷だなあ、と心のなかで苦笑しながら答える。
もやもやした私の心のなかとは対照的に、彼女は「やっぱり!」と楽しそうに笑った。
「誰だれ?教えて!」
「えー、やだよ。」
「恥ずかしがらなくてもいいじゃない!もしかしたら私もなにか協力できるかもしれないし!ね?」
優しく笑ったクリスに胸が傷んだ。
だってゴールドのことが好きだけど、クリスのことも好きなの。
クリスは大切な友達で。
私は2人に幸せになってほしくて。
そのためにどうすればいいかなんて、分かりきっていることで。
「だめ。私がその人を好きだってこと、誰にも知られないほうが、皆幸せになれるの。だから絶対言わない。」
無理矢理笑顔をつくった。
苦しいときに笑うの、もう慣れちゃったなあ。
(だけど王子様に思いを伝えることはできません)
(人魚姫は、声を失っていたから)
人魚姫は。
声がなくても、思いを伝える手段はいくらでもあった。
身ぶり手振りでも。
そのまま王子様に抱きついてしまっても。
なんだってできたのに、しなかったのは。
ただ見ているだけでいいなんて、綺麗な自論で納得しようとしたのは、きっと、
(自分は王子様に愛されないと、分かってしまったから)
「…そんなの、誰にも分からないわよ。ナマエが勝手に思ってるだけかもしれないじゃない。」
クリスがうつむいて、小さく言う。
でも、残念だけど。
「それは…ないかなあ。」
「っ、それに…!」
クリスの声に力がこもる。
彼女の方を見れば、瞳が少し、揺れていた。
「たとえそれで皆幸せになったとしても、ナマエはどうなるの?」
「クリス、」
「ナマエは、幸せになれないじゃない…!」
クリスはやりきれないといった感じで、ギュッと拳を握る。
優しい子。
他人のために心を痛めてくれる、優しい子。
だから私はそんな大好きな人達の幸せを願える人でいたくて。
想いは伝わらなくても、見ているだけで幸せだって。
幸せになってくれればそれでいい、って。
本当にそう思っているはずなのに、思いたいのに、
(声と引き換えに手にいれた足は、)
(歩くたびに、さすように痛む)
まだまだ痛みに慣れないから。
「クリスは?好きなひと。いるんでしょう?」
もう決着をつけようと、この恋心はなかったことにしようと、彼女に聞いた。
「わ、私!?」
「あ、ゴールドは?仲がいいでしょ?」
「仲良くないわよ!顔を会わせれば喧嘩ばっかりふっかけてくるし…もう嫌になっちゃうわ。」
「えー?喧嘩は喧嘩でも、仲良いからこその喧嘩って感じがして羨ましいけどな。」
「あんな喧嘩のどこがいいのよ。」
クリスは、眉を下げて笑う。
絶対にそんなこと、ないのに。
その態度がなんだか自慢して余裕しているように見えて。
(おかしいな、)
(足が、痛む)
「もう、素直じゃないな。好きなんでしょ、ゴールドのこと。」
「ないない。ゴールドみたいな不良、好きになるわけないじゃない!」
クリスは笑って言った。
知ってる。これが照れ隠しだって。
本当は彼女はゴールドのことが好きで。2人は両思いで。
私、は、
「私はナマエのほうが羨ましいわ。」
「え、」
「ゴールドと、喧嘩することもないし。アイツはナマエのことは普通の女の子として扱うもの。」
もっと優しくしてほしいわ、なんて、はあとため息をついたクリスに、
「……クリスが、それを言うんだね。」
「え?なにか言った?」
「ううん、なんでもないよ。」
(この剣で王子様を殺してしまえば、人魚姫は助かるの)
ほんの些細なことなのに。
(さあ、)
(剣を受け取って)
恨み、嫉妬、妬みの剣はすべて、
向くことがなかったはずのお姫様にむいた。
―――――――――――――
声と引き換えに手にいれた足=思いを諦めるときめて苦しい感じ
足の痛み=嫉妬
ヒロインにとってクリスは大切な友達で。最初は諦めることを決めていました。
でもクリスの言動にいろいろ歪んでいってしまった感じ。
本編ではクリスがゴールドを好きにならないといって心が軽くなったって言っているけれど、本当は全部わかっていました。
クリスがゴールドを好きなことぐらいとっくに分かっていて。
分かっていながらすがる感じで。
ちょっと、怒りとか妬みとかもこもってて。
言ってたでしょ?(ああ、ほら、やっぱり好きだったくせに)って感じです。
説明下手ですね、私!
うまく伝わっているでしょうか(*_*)
ってことで、小話でした。