た ま や ま …!
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話題:本日のDVD
東野圭吾原作、
山田孝之主演の「手紙」を観ました。
エリカ様に食指が動かず、避けて通っていた私のバカ!
途中からの、何でかいきなり垢抜けた由美子(エリカ様)には、
どした由美子どしたどしたと思わずにはいられませんでしたが。
序盤の由美子、可愛すぎ泣いた。
あらすじはググっていただくとして、
最初から最後まで、
兄貴(玉山鉄二)のナオ(山田孝之)に対する想いが…もう…
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弟の大学進学の為に、働き過ぎて身体を壊す兄
お金を工面したくて、強盗に入る兄
弟の好きな甘栗を見つけて、慌てて甘栗まで盗もうとする兄
刑務所から弟宛の手紙を書く兄
弟からの手紙を嬉しそうに読む兄
弟から手紙が来ずにかなり落ち込む兄
(この時の、自分を納得させるかのように何度も頷く演技が凄く胸に来ました)
便せん一枚、いやハガキに数行だけでもいいから手紙を返して欲しいと書く兄
弟の漫才を、むせび泣きながら見守る兄
家族愛とか兄弟愛とか、
無償の愛っていうんでしょうか、
「家族なんだから」「兄弟なんだから」っていうだけの理由で成り立つ特別な愛は、
恋愛のそれとはまた違って、いつまでもいつになっても、どこか根底に在り続けるものなんじゃないかなって思ってます。
この兄弟も、両親を亡くしているから余計に絆が強くて、
だからこそ弟は、兄貴にずっと伝えられなかった。
兄貴のせいで、仕事を失い、恋人を失い、夢を失い、自分がどんなに不遇な運命にいるかということを。
そのナオが、家族を、妻と娘を守る為に、最後の手紙を書くんです。
「兄貴を捨てる」と。
ここからラストへ向けての流れはもう、言葉に出来ない…!
流れた挿入歌も、小田和正の「言葉にできない」ですからね。
「言葉」を綴らなければいけない「手紙」ですが、
確かに大切なことをずっと「言葉」に出来てなかった。
ラストシーン、
山田孝之と玉山鉄二の演技が圧巻。
いい映画観た。
腐的にも、ね!(笑顔)
この映画で2人がまるで兄弟みたいに仲良くなるとか、素敵。