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とおくのそらに

見たい見たいといっていた、遠くの空に消えた、を見た。


ああ、映画館に行かなくてよかった。
新作で借りなくてよかった。


最初に見たいと思ってから随分時間が空いたので、何で見たかったのかを忘れてたけど。
そうだ、神木くん見たかったんだよ。
あとCMの予告、「100人のこどもたちが奇跡を起こす」ってやつに惹かれたんだった。

えーと、特典映像で予告篇入ってるけどこれ見れば本編見なくていい、かな。
むしろ、予告篇好きな人は見ないほうがいい、かな。

こどもメインの話にしちゃえばすっきりしそうなのに、プロローグとエピローグいらないよね。
あとスミス提督(どこに消えた?)。

映像とかきれいで、演出も面白いと思うけど、書きたいことを盛り込みすぎ。多分原作脚本が別の人だったらもっとバッサリ切り捨てられてるシーンが多いなあ、と思う。

ってか神木くんの出番少なすぎー。主役でもないじゃん。(と思う)

眠らずの谷

眠らずの谷に行きたい。
眠らなくてもいい、全てが眠っているような谷へ。

眠れない。
眠っても起きてしまう。
その原因はとてもささいなことで、車の音や鳥の声、物音とかそういうもので目が覚めてしまう。
そしてなかなか寝付けなくなる。


ああ、恋がしたい。
恋がしたい、恋がしたい、恋がしたい。
どうしてだろう、そんな言葉が胸を廻って離れない。
ぷかぷかういているみたいに、自分の位置があやふやだ。

そこにいてほしいだけなの。
ねえ、そこにいたいだけなの。


眠らずの谷に行けばこんなこともなくなるのに。





ねえ、いっそのこと。

××

寝たんだけど寝てないような、そんな感じで占いもひたすら悪かった。
凡ミスをやらかし落ち込みつつも、まあなんとかかんとか1日が終わる。

疲れた疲れた。
空腹でしかたなくて帰ってきたのにあーあ、食べれない。
どうしてかなあ。理由は分かるような気がするけど、分からないままにしておこう。
そうしよう。

今日は普通にねれるかな。
金縛りは体力使うんだよ。

ハニーシロップと標本棚

はちみつを見ていると理科室の標本を連想する。


はちみつははちみつでも、加糖され調整されたさらさらとろとろのはちみつで、レモンやなんかの皮が入っている、ハニーシロップと私は呼んでいる、それ。
おおさじスプーンでくるくる掻き回して、とろっとカップにそそぎ入れる。お湯を注いでまたくるくる、はちみつは溶けて沈むレモンの皮。
ハニーシロップの瓶はべたべた、蓋をしてふきんで拭く。
空気の粒を含んだはちみつは、白っぽく濁りその中をレモンがゆっくり浮き沈みしている。

理科室のホルマリン浸けの標本たちは、酸化したのか濁って、中がよく見えない。
ラベルの文字は消えかけで、しかも英語だから小学生には読めないんだ。
いたずらされないように棚に入って、鍵がかけられていた。
でも知ってる、あの鍵は壊れていてちょっとしたことで開けられてしまう。
放送委員は給食時間にお昼の放送を流す。だから給食は理科室で食べる。放送室の隣にあるからね。放送室はもちろん、飲食禁止。
昼前の授業が長引くと給食はだれかに運んでもらうことになる。理科室に置いておいてね、ってクラスのだれかに言う。
男子のだれかはね、わるふざけをする。食べ物には手をつけないけど、理科室の机の上、給食トレイの隣に標本が並べられていたりした。
暗い放送室から出ると、眩しすぎる理科室のホルマリンたち。


ハニーシロップの瓶はきらきら蜜色、湯気の中がとても甘くて。

並ぶ標本たちの命を止めて土にかえさないホルマリンの白と、喉を通る苦しいくらい甘い空気を閉じ込めた蜜色の瓶の白が、重なる。


カップに残ったレモンを噛むと苦くて、少しだけ、悲しいことを思い出した。

feel3を借りてきた。
imageは聴いたことがあったが、feelは初。3なのは1・2がなかったから。

それでエニグマに嵌り、エニグマのベストを借りにいく。なんか、一枚聴くと変なきもちになる。

結局、feel2も借りてくる。アディエマスもいいなあ。泣いてしまいそう。
流れでheartも。思いっきり泣きたいのかしら。

映画を見に行って、予告編で泣いてしまった。元々涙腺緩いけど、そりゃないよなあと思った。だって本編見ても泣かないだろうし。

映画は見たいのが多い。西の魔女が死んだと奇跡のシンフォニー、グーグーだって猫である、などなど。ミニシアター系のああ映画だなあってのが多くて迷う。
行きたいのの半分も見ないんだけどさ。
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