つらつらら...

お兄ちゃんが地元に帰ってきて
バスターミナルまでお迎えに行って
カツを食べて
ホテルまで送って
今日はお寿司を食べた

なんてことないことなのに
それができなかった
10年があって
でも未来というのは
約束された物でないし
幸せというのは
未来永劫続くわけではなくて
人というのは日々成長していて
少しずつ少しずつ変化していて
またこんな日が来るかは
わからないけれど
動き出した時計の針が
止まらないように
2日間楽しかったよって
幸せな時間があったよって
書き記しておく

言葉にするのは
簡単なことではないくらい
心のずっと奥の方にある感情を
心のずっと奥にある風鈴を
微風で鳴らすような
小さな音が響いた感じ

最近エッセイを描くことに
ハマっているのだけど
ほんとはこの思いなんか
なんとも情緒的に
書ける気がするのだけど

お兄ちゃんのことは
極秘事項の如く
アルミホイルで巻いて
お弁当箱に入れて
重箱に入れて
お弁当袋に入れて
さらに　風呂敷で包んでいるから
どこにも書けない

大事に大事に心にしまって
金庫に入れて
鍵をかけなければいけない

いつかこんな時間があったことを
忘れてしまう日が
来てしまうかもしれないけれど
それはそれで

今日は幸せでした