クマ「なんとなく続けているけど、こんな話を一体、誰が…読むんだろうね?」

肉叢「考えるな。考えずに感じろ。
   …ちうわけで、次いきましょか!ユングはんの父はんですよ!」

ロリ「うにゅ!! パパですかです!! パパは誰ですかです!?」

肉叢「ハー様は………、『道節』しかないですわ」

クマ「…だねえ。道節以外に…ないね」

ロリ「早速、wiki先生に訊きますですよ!!」


【犬山道節】
犬山 道節 忠与(いぬやま どうせつ ただとも)
忠の珠を持つ。左肩に牡丹の痣。

長禄3年(1459年)9月、武蔵国豊島郡生まれ。父は煉馬家重臣・犬山道策貞与。浜路の異母兄。

生まれながらに左肩に瘤があった。幼少時に父の妾(浜路の母)に毒殺されたが、墓の中で蘇生した。乳母は音音である。犬山家が仕えた煉馬氏は豊島氏とともに扇谷定正らに滅ぼされ、父も討死したため、姨雪世四郎・十条兄弟らとともに扇谷定正を仇として執拗に付け狙うことになる。

道節は家伝の書を研究し火遁の術を使いこなしており、本郷円塚山での初登場時には火定を装って軍資金を集めていた。網乾左母二郎から村雨を奪取し、浜路の最期を看取っている。荘助と斬り合った際、切り裂かれた道節の左肩の瘤から珠が飛び出し、荘助の手に渡るとともに、荘助の珠を手に入れている。上州白井で村雨を用いて扇谷定正を討とうとするが、巨田助正の策によって失敗。荒芽山の音音の家で四犬士と合流し、自らも犬士として自覚すると火遁の術を棄てた。このとき、荘助と互いの珠を返し、村雨を信乃に返している。

離散後は甲斐で物語に再登場し、犬塚信乃と浜路姫を救出。犬坂毛野の仇討ちを知るとこれに乗じて扇谷定正を狙い、里見家に仕官したのちの対管領戦では洲崎口の防禦使として扇谷定正を追い詰めるが、いずれも失敗に終わっている。後に里見義成の四女・竹野姫(1468年 - ?)と結婚。三男二女を儲ける。

扇谷家への復仇の一念のあまり、短気・短慮でトラブルメーカーとしての描かれ方をされている。内田魯庵は、「知慮分別があり過ぎる」八犬士の中で、道節を「短気で粗忽で一番人間味がある」と評している。


81「ぶぇーーっくし!!!誰や!!ワシの話しとるボンクラどもはァ!!!!」

肉叢「あ、ご本人がやってきた」

ロリ「パパですですー!!」

クマ「…火遁じゃないけど、…火の魔法使うしね。人使いが荒いところも…アニキ使いの荒さで…似てるしね。短気で短慮で――」

肉叢「トラブルメーカー。ほんまに、道節以外にありまへんわ」

81「なんやオドレ、ワシにケンカ売っとるんやったら、買うでオォウ!?誰が短気で短慮でトラブルメーカーや!!!死に晒せボケがァ!!!!」

肉叢「……ボクよりも、ケンカっ早くて、短気やないとでも?」

クマ「街中を…サンオイルとアニキで、てっかてかの…ぬるぬるにしておいて…トラブルメーカーじゃない、…とは言えないよね」

ロリ「……ちょっと、ユンもフォロー出来ませんです」

81「Σユンまでワシのフォローを諦めた!?…ちうか、ワシの名簿登録はいつするんじゃボケェ!!!」

背後『当分、予定はありません』

81「…………」

クマ「………。(肩ポン)」

81「な、なんやデカグマ!!ワシは泣いてなんぞおらんからなァッ!!目にちょお、ゴミが入っただけじゃ、ダホッ!!!」

肉叢「こういう打たれ弱いとこも、道節…」

ロリ「もはやパパが道節なのか、道節がパパなのか……のレベルですねです」

クマ「……彼のことは、そっとしておいて…次、行こうか」

肉叢「そうですな。ほんなら、次は『毛野』ですか。
   これは…もう、なんちうか…背後の隠しPCですわ」


クマ「………。(頭を抱えた)」

ロリ「むむ? なんでパケックマちゃんが、こんな反応なんですかです?」

肉叢「やって、パケットはんの元カノですからなァ。しかも、ハー様よりもトラブルメーカー。いや、トラブルメーカーちうより…愉快犯??」

クマ「…先に、…先に行こう。詳しく説明なんて…出来ないし、早く…wiki先生……ッ!!」


【犬坂毛野】
犬坂 毛野 胤智(いぬさか けの たねとも)
智の珠を持つ。右肘から二の腕に牡丹の痣。

千葉氏の重臣・粟飯原胤度の妾の子。

馬加大記の策謀により、籠山逸東太の手で胤度は討たれ、粟飯原一族は滅ぼされた。馬加の討手を避けた母は相模箱根の犬坂村に逃れ、3年に及ぶ懐胎のあと、寛正六年(1465年)毛野が生まれた。母とともに女田楽の一座に入ったため毛野も女装で育てられ、旦開野(あさけの)と名乗っていた。女田楽師・乞食・放下師に姿を変え、父の仇である馬加大記と籠山逸東太を狙う。女性とも見紛う美貌の持ち主で、女田楽師旦開野として小文吾に結婚を申し込んだことがあり、小文吾は女性であることを疑わずに承諾している。

諏訪で再会した小文吾から犬士の因縁を聞かされ、玉と痣を持つことから犬士に連なることが確認されるが、籠山逸東太の仇討ちを優先して詩を残して去った。その後、蟹目前・河鯉守如らの知遇を得、扇谷家に仕えて龍山免太夫と名を変えた逸東太を討ち果たしたが、これに便乗して扇谷定正への復仇を図った犬山道節らの加勢によって蟹目前と河鯉守如は自害することになる。

八犬士随一の策士であり、関東大戦では里見軍の軍師を務めた。後に里見義成の七女・小波姫(1469年 - ?)と結婚し、二男を儲ける。


ロリ「男なのに小文吾に結婚を申し込んだんですかです?」

肉叢「これは…まァ、策略ちうか、運命力のせいちうか…この時、小文吾は軟禁状態にあったんですわ。ほんで『助けてあげる代わりに、お嫁さんにして欲しい。一緒に連れて行って!』と毛野は申し出て。小文吾も朴訥で誠実な人柄ゆえに『そういうことなら、きちんと父親に紹介するから』とOK出したっちう感じで。なんで、嫁にして欲しかったのか、ちうたら、ただならぬ運命を感じたから、とか…現代訳小説に書いてあったような気ィがします。ほんでも、ただからかってただけの可能性もあるんですよねェ…毛野やから。毛野っちうのは、ほんまに…からかうのがお好きで。そのくせ『漫画八犬伝』では、城主を討つために城におる女中から子供から皆殺しにするほどの気性の荒さも描いてありましてなァ。皆殺しにする毛野を止めようとした小文吾に『一粒の胤(たね)も残すわけにはいかない』と、言い切ったりもするんですわ。そこが、カッコええんですけど」

ロリ「……一粒の胤、というと自分のことみたいですねです」

肉叢「ええ。彼が栗飯原一族の最後の生き残りですからなァ。しかも、追手の目を逃れるために母親は三年も彼を身籠り続けました。……これは『漫画八犬伝』だけの演出かもしれまへんけど、堕胎の薬も飲まされとったはずです。ほんでも、堕ろさへんかったから、子供はおらんと思われて追放され…生まれてからも、女として生きろ、と母親に命じられ…母親の死に際に全てを聞かされて……恨みはさぞ深かったでしょうなァ。まさに一粒の胤の復讐劇ですよ」

ロリ「それで、これがパケックマちゃんの元カノに似てるんですかです?」

肉叢「そこはもう、パケットはんに訊くしか…」

クマ「…………、ハイ(顔面蒼白)」

肉叢「似とるそうです。ほんでも、ボクも毛野やったら振り回されたいなァ…」

ロリ「男でもいいんですかです?」

肉叢「男と気付かへん間は、振り回されたいです。(真顔)現代訳小説の方で、小文吾と毛野が一緒に逃げる際。小文吾が毛野が男だと知って『残念だなあ。俺は、嫁さんをもらいそこねたよ』と冗談を言うんやけど、毛野も毛野で『アタシも残念よ。せっかく尻に敷けそうな男だったのに』と返しましてなァ…上手い返しや、思いましたよ。ボクもこない風に手玉に取られたい…!」

クマ「………。(ミツさんに…いつもいいように、手玉に取られて、コロコロされてるんだよなあ…)」

肉叢「ちうわけで、次いきましょ!
   最後は『大角』ですか…。大角………」


ロリ「どうしましたですか?」

肉叢「いや…大角、ちうたらクッソ真面目、ちうキャラでしてな。他PCはんでも、ここまで四角四面のクッソ真面目ちうお人は……、………、ティートはん?」

クマ「…ティートくん?確かに…真面目だけども…四角四面、かなあ」

ロリ「ひとまずwiki先生に教えてもらいましょうです!」


【犬村大角】
犬村 大角 礼儀(いぬむら だいかく まさのり)
礼の珠を持つ。左胸に牡丹の痣。

寛正元年(1460年)生まれ。父は下野の郷士赤岩一角、母は正香。幼名は角太郎。

父親を殺してなり代わった化猫(偽赤岩一角)に虐待されたため、母方の伯父・犬村蟹守儀清(いぬむら かもり のりきよ)に引き取られた。犬村家の一人娘、雛衣と結婚するが、雛衣の腹部が妊娠したように膨らんだことを、自分以外の男と密通したためと誤解して離縁し、自らは返璧(たまかえし)の里の草庵に住まっている。犬飼現八が赤岩一角の亡霊の請託を受けて大角を訪問した時には、雛衣の弁解(雛衣口説き)を聞きながら無言の行を続けていた。雛衣の腹部が膨らんだのは、大角の珠を飲み込んでしまったため。犬飼現八の助力と雛衣の犠牲により、父の仇である化猫を倒し、犬士の群れに加わる。

八犬士中最後に登場する犬士。古今の書物に精通している。関東大戦では「赤岩百中」と名乗り、敵地三浦に潜入して活躍した。後に里見義成の三女・鄙木姫(1467年 - ?)と結婚した(大角にとっては再婚)。鄙木姫との間に二男二女を儲けた。

肉叢「大角と言えば化け猫。化け猫と言えば大角。ちうわけで、化け猫は間違いなくアトランダムはんですな」

@ 「にゃひひひ! 呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃーーーん!! 出番はこれだけかにゃ?」

肉叢「出番はこれだけです。(無情)ほんでも、大角は化け猫とやり合うイメージしかないんですよねェ…それぐらいに、背後にも化け猫の記憶しかありまへんでした」

クマ「…どういうこと?」

肉叢「大角は印象薄いんですよォオオ!!!影の薄い信乃ですら、前編の主人公、と言われるぐらい登場回数が多かったから、記憶にしっかり残っとりますけど、大角は登場回数もなんぞ少ない印象で、さっぱり記憶に残っとらんのですよ!!!……と、背後が言うてました」

クマ「そういうことを言うと…大角ファンに殺されない?」

肉叢「大角ファンは多くないです。(ボク調べ)大角は…なんちうか、ほんまにクッソ真面目なだけやから」

クマ「……とりあえず、…大角ファンと、ティートくんに謝っておこうか」

肉叢「ええ。ティートはんが印象薄い、とは言うとりまへん。クッソ真面目かな、ちうだけで。アルーシャはんが知らん内に身籠ったら、ショックで引きこもりそうかな、ちうだけで」

クマ「Σアルーシャちゃんにも謝ろうね!?」

肉叢「……エルザスはんが童貞でなくなりそうな今。ティートはんが最後のお仲間なんですよォォ!!!童貞は童貞のままで!!!!童貞仲間はこれ以上、脱落させられへんのですよ!!!!」

クマ「…えっと、…どこから童貞の話になったのかな?」

肉叢「ランドールはんが卒業生とか、完全に詐欺でっしゃろ!!ニキータはんが卒業生なのも、納得いきまへんて!!!おかしい…世の中間違っとります!!!」

ロリ「シシムラおにーちゃんは卒業しないのですかです?」

肉叢「到底出来る気がしまへん(即答)」

クマ「…卒業出来ないのか、…卒業しないだけなのか、それとも…宗教上の問題なのか」

肉叢「宗教上の問題です。まァ、そないな話はどうでもええんですよ!!長々と話してきましたけど、これで新春の妄想俺得企画は終了です!!」

ロリ「背後の記憶だけを頼っているのでので、間違っている部分や作品によっては、演出や細かいところが違っているのでので、興味が湧いた人は調べて読んでみてくださいです!」

クマ「元々知っている人は…まあ、ただの戯言だと思って、笑って聞き流してね」

肉叢「お二人がまともな注意事項をおっしゃっとる!!ほんでも、八犬伝はおもろい作品ですからなァ。背後も子供の頃に、ビー玉に『仁義礼智忠信考悌』の文字書いて遊んでたそうですわ…」

クマ「…うわ」

ロリ「それは……ちょっと、痛いですです」

肉叢「しかも、最初に触れた八犬伝の作品が『映画八犬伝』で。アイドル売るだけのエロ映画(語弊)でした。それを幼少期に見て、ワケが分からないなりにビー玉に文字を書き始めた、と…」

クマ「……、それは…一体、なんでそんなものを観ることに?」

肉叢「環境の問題です。数十年後。立派にエロいPBC廃人になっとわけですから…まァ、……うん。誰にも黒歴史はある、ちうことで…尻切れトンボですけど、終わりましょか!!!」



【終わり】