獄受けえっちを真剣に考えてみたシリーズの雲獄編

夏の暑さにやられて頭が基本狂ってます。
ついった用に短くしたので描写がほぼない!
皆様の脳内妄想力に全力で期待……!!









「は、ぁっ……、」

荒立つ吐息を背後から受け、
その相手の熱い呼吸が耳を擽るだけで、波立つ己の肌に舌打ちをしたと同時に、硬度を失った相手のモノが、自分のナカで小さく反応した。

「あっ、」

たったそれだけで息を飲んでしまうように自分の身体を作り替えた、
今俺を後ろから抱き込む、憎き男を見ると、
何を勘違いしたのか、緩く腰を使い始めた。

「ん……っ、おいっ、いい加減に…」
「……もう一回。」
「っざけんな! てめぇ今日、何回目だとっ、んぁっ!」

全く聞き耳を持たないこの男にやめろと言ったところで無駄でしかないが、だからと言って黙ってヤらせてやるほどお人好しでもない。

最大の抗議を込めて、後ろ向きで頭突きをかます。

「おっと、」
「っ、んむぅ!」

間一髪で避けられて、その勢いを相殺する以上の強さで頭を枕に押し付けられた。

「んぅっ、」

その拍子に、雲雀のモノが一段と質量を増した。

「ってめ…」
「いいね。もっと抵抗して。」
「っ、この変態野郎……!」
「なんとでも。」

それを合図に、ベッドのスプリングが壊れるんじゃないかと言うほど無遠慮に、ガツガツ腰を打ち付け始めた奴との結合部からは、
自分の吐く荒い吐息に消え無いほどの水音がぐちゃぐちゃと音をたて、後ろの男の吐息と混ざり、聴覚すらも犯していく。

「はぁっ、…キミのナカぐちゃぐちゃだね。」
「んっ、…あぁっ、んぅ、 お、まえの…だろっ!」

分かっているのに、いちいち囁くこの男の顔は、絶対今、勝ち誇って笑っている。

「ぁっ、ぁあっ! 毎晩、毎晩っ、…しつこいんだよ……!」
「っ、女だったら、間違いなく孕んでるよね」
「んぅ、っあぁ!」
「責任、とらないとね。」
「っ、んあぁぁぁっ!はっ、はぁ、…っ!」


頭が一瞬で飛ぶほどのスパークを、最奥を抉ってくるこいつの逸物に叩き込まれ、反論する隙も貰えず枕へ突っ伏す。

「はっ、ぁぁっ……、」

ちくしょう、こんの変態野郎。やりかえしてやる……。
と、普段から鍛えりている筋肉で、自分でも分かるほど、きつく、憎しみを込めて締めあげてやる。

「んっ、ぁぁっ!」
「!ぅっ、…はぁっ、」

奴のモノがリアルに伝わる感覚に、仕掛けた自分も感じてしまうというリスクを負ったが、
それでも雲雀が苦しめばいいと、捨て身の攻撃だったのに、

「やってくれるじゃない。」

抵抗されて、大事な逸物を締め上げられて、より一層声を弾ませるなんて、
ド変態に加えて、マゾっ気まであったなんて、
つくづく最低な男だ。くそったれ。

「たっぷり、お返ししてあげるね。」

容赦のない突き上げと、時折最奥でグラインドする腰使いに翻弄され、それと同時に前も後ろも触られて、意識ごと持っていかれそうだ。

「んっ、あぁっ!はっ、ぅあっああ、
お、れがっ、…ぁっ、男で、よかったな……っ! っ責任と、らなくてすんで……!」
「……バカだね。」


ちくしょう、バカはお前だ。
そう言ってやりたいのに、快感と涙で震える声を、雲雀に聞かれたくなんてない。

でもお前の言うとおり、こんな最低男に惚れた俺は大馬鹿野郎だ。