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嬌声(雲獄)

※雲獄通常設定





「ん…んぅ、んむっ」


雲雀のモノを舐める。雲雀が俺のモノを舐めることは多々あるが、俺が雲雀のモノを舐めることは滅多にない。


「ん、っ……上手になったね隼人。」


嘘付け。お前はよくやるから上手くなっているとは思うが、普段やらない俺のテクがいきなりあがっている訳ないだろう。


だが、そう言いながら俺の頭を撫でてくる雲雀の行動が嬉しくて、先ほどよりも丹念に舐める。


「んんぅ…はっ、んむ、んんん…」


裏筋に舌を這わせ、強く吸い上げる。


「くっ、!…はっ、ちょっと隼人、」


頭を撫でていた手に髪を引かれ、チュプという音と共に口が離れる。


「んぁ、っはぁ……何だよ、もう少しだったじゃねーか」


残念な気持ちに少しイラつき、キツイ口調で返す。


「ダメだよ、僕は君の中で出したいんだから。勿体無いじゃない。」


…何が勿体無いんだ、絶倫の癖に。
そんなこと言えるハズも無く、目線だけで訴える。


「……何、その目。文句でもあるの?」


「………」


「まぁいいや。僕は君と違って放置プレイは正に合わないからね。」


俺だって合わねぇよ!と言い掛けたが、今日の俺には目的がある。
言いかけた言葉をグッと飲み込み、覆い被さってきた雲雀に身を任せる。


「……ふ〜ん、君が何も言ってこないなんて珍しいね。」


そう言い、自分の口と俺のを重ね、深く味わう男の両手首を掴む。



「ん、ふっ…ぁ、はっ、んんぅ…」


歯列をなぞられ、舌を吸われ、甘く歯を立てられ、流されそうになる理性を繋ぎ止め、側に用意してあった道具を男に仕掛ける。


――――ガシャン!


「……は?」


突然の事に、驚いた声をあげ、俺の口から自分の口を離す。


「……何コレ、」


「手錠だ。」

 
「…それは見れば分かるよ。何で僕が掛けられてるの、普通君に付ける物でしょう。」


「…そんな決まりはねぇよ、」


「いや、とにかく外し…、」


「俺は!!いつも雲雀に気持ちよくしてもらってる!」


「は?……あ、そうなの?」


「そうだ!」


「そんな宣言されても…可愛いね。」


「う、うるせーよ!
と、とにかく!いつも俺ばっかりが気持ち良いんじゃ嫌なんだよ!だから今日は、俺が気持ちよくしてやる!」


「いや……気持ちは嬉しいけど…僕もいつも気持ち良いけど、」


「あっ、そうなの?」


「うん……、だからコレ…」


「まぁ何でもいいや。とにかく今日は俺が頑張るから。」


「…頑張るってどうしたらいいか分かってるの?」


「だ、…だいたい……、」


「ふーん…まぁいいや、好きにしなよ。
それにいざとなればこんな玩具くらい壊せるしね。」


「…だろうな。でも、壊すなよ……できれば、」


「うん、」


「じゃぁ、やるからな。」



























____________________________________________




雲雀を仰向けに倒し、その上に跨るようにして背を倒す。

いつも雲雀がするように、首から徐々に下りていくように舌を這わす。


胸の飾りの辺りでいったん止まり、チロチロと舌先で舐める。


「……はやと、」


「ひばり、気持ちいいか?」


「うん、」


気持ち良いと雲雀は言ってはくれているが、俺がいつも雲雀に触られた時ほどの反応は無い。


「う〜…、」

「隼人、僕は君ほど感じないだけで、ちゃんと気持ち良いから。」


「ほ、ほんとか!?」


ガバッと顔を上げると、嬉しそうに微笑む雲雀。

「――――っ、」


優しい色と、欲情を含んだ目。
そして手錠で頭上にひと纏めにされている姿がなんとも厭らしい。



「ひ、ひばり…っ、お前っエロ、すぎんだろ…」


「……何言ってるの隼人、」


そう言うと、纏められた腕を俺の頭の後ろに回し、ぐいっと引き寄せられる。


「君の方がエロい顔してるよ、僕の姿見て、――――――興奮しちゃった?」


耳元で、いつもより低い低音で囁かれれば、腰がガクンと落ちる。


「〜〜〜〜〜〜っ!」


「…くくっ、腰抜けちゃったの?
声だけで?」


恥ずかしさのあまり、目に涙が溜まるのが分かる。
目の涙もそのままに、雲雀の顔を下から睨むと、


「……煽らないでくれる、ただでさえ今日は手が出せないって言うのに。」


そう言い、苦味を潰されたような顔をする。


よく分からずに、首を傾げていると、


「…隼人、いい加減に続きしよう。
放置され過ぎて、ちょっと辛い。」


























____________________________________________________





「んっ、んん…ひ、ばり…どうし、どうしよう…」


「…指、唾液で濡らして。」


「ぅ、んん…」

ぴちゃぴちゃと音を立て、自分の指を丹念に舐める。


「自分で指入れて慣らして、」


「ぅっ、んん…ぁ、ぁあっ」


「っ、」


「ぅあっ、ぁぁあ!…ん、んぁっ」

自分で自分の指を秘部に入れ、慣らすように掻き混ぜる。


「あっ、んんぁっ、はっはぁっ…ひ、ひばり…!」


「っは、やと…」


「んっんぅ、もうっ、も…っ!」


「うん、自分で挿れれる?」


「んっ、…」


自分の指を引き抜く感覚だけでも、声が漏れる。

俺が雲雀のモノを舐めてから、かなりの時間が経っているのにもかかわらず、雲雀のモノは大きく、反り立っていた。



もう1度雲雀の上に乗り上げ、雲雀のモノを秘部に押し当て、ゆっくりと腰を下ろしていく。


「んっ、んんあ、っぁあ」

「くっ、はやと…!」


ゆっくりゆっくり雲雀のモノを飲み込んでいく。


「ひ、ば…!あっ、んんぁっ!」


「ふっ、」

「ひばっぁあ、っはい、った…ぁっ?」


「…ごめん、まだ半分も入ってないよ。」


「ぇ、まだ…?っあ!ぁぁぁああ!!」


下からいきなり突き上げられ、無理矢理挿れられ、
抑えることのできなかた声が漏れる。


「くっ!、はやと…!締め、付けすぎ…!」

「やっぅ、やっ!まっ…!!」


「は、ぁ…もう待てない。
今日は手加減してあげられそうに無いよ。先に謝っとく、ごめんね。」


ブチィという音とともに、はめていた手錠が引き千切られる。


そのまま俺の腰を掴むと、勢い良く、下から突き上げる。


「えっちょ、!あっあぁぁぁぁ!!
ぅ、そっ…!ひばっ、激しっ…!」


「くっ、はぁっ、はっ…!はやとっ!」


「ぅあああああっ!」

自分の体重がかかっている為か、いつもより深くを抉られる刺激に、たまらず背が弓なりにしなる。


「やっぁぁあ!もっ…ゆっく、り…!!」


「はっ、無理っ止まらない…、はやと、すごいイイ眺め、」


下からジッと見られる感覚に嫌でも興奮してしまう。


「ぅぅんっ!やっ、やぁっひ、ばり…!も、息…できな…!!」


「はやと、もう少し…!」


ぐっと指を口に入れられ、舌を押しつぶされる。


「ぐっ!ぅぅっ、ぐっ!」


押しつぶされる舌に嗚咽を憶えながらも、下から無理矢理突き動かされ、再奥を抉られる。


「はやと…!もう、イく…!!」


「ぅ、ぅっんんっ!んぁぁぁっ」


先ほどまでとは比べられない程早く、出し入れを繰り返される。


「やっだ、め……!!!」


「くっはやと…!!」

あまりの刺激に、目の奥がチカチカ光り、意識が飛びそうになる。


「あ、イっく…!!っぁあああーっ!!」


「く、ぁ…――っ!!」










____________________________________________________________

「はっ、はぁっ…、」


どちらともなく息を乱し、
雲雀のモノが挿れられたまま、雲雀の上に倒れこむ。


「は、はぁ…っ」


俺より先に息を整えた雲雀が、右手で俺の頭を、左手で背中を撫でる。



「はやと、」


「んっ、ひばり…」


「ごめんね。辛かった?」


「ううん、大丈夫、だ。」


「嘘吐き」


そう言ってぎゅっと抱きしめられる。
その行動に、心の中が柔らかく暖かな気持ちになる。




「…久しぶりに、余裕の無い雲雀見た。」


「……そう?」


「うん。」


「僕は君といるときは余裕なんてないけどね。」


「…そうなのか?」



「そうだよ。全く…煽ってくれちゃって。」


「あ、煽った訳じゃ…!」


「くすっ、分かってるよ。」



人前では滅多に笑わない雲雀の、笑った顔が結構好きだったりする。




「…なぁ、気持ち良かった?」


「うん、気持ちよかったよ。でももう止めてね。」


放置プレイ長すぎ、と付け加えられる。


「でもお前ノリノリだったじゃねーか…、」


「…暴走しただけだよ。」


怖ぇなマジで。
だけど、





嬌声
(久しぶりに、雲雀のイイ声聞けたから満足、)












End

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求める(雲獄)

※雲獄通常設定




「やっ、やぁ…ひばっんん、」

くちゅくちゅ、と唾液の混ざる音が部屋に響く。

ゆっくりと焦らすように獄寺の腹部をひたすら舐め、肝心な刺激は一切与えていない。
この行為が始まって、もうどのくらい経ったのだろうか。

獄寺は、直接的な刺激を一切与えられず、狂ってしまいそうになる心を必死で繋ぎとめる。

「んぁっ、はぁん、ん、ひばり…!」


名前を呼ばれてもなお、ダラダラと先走りを垂らす自身には絶対に触れない。
それだけではなく、獄寺の性感帯となるところ全てを、今日は一切刺激していない。


「……隼人、まだ触ってもいないのに、ここ、ドロドロだよ、」

「んっ、あぁっ!ん、ん…ふっ、」

1度だけ軽く触れれば、それだけでも大きく飛び跳ねる肩。


「ひ、ひばり…、」


何度名前を呼んでも、自身に直接与えられるのは、焦らしという名のもどかしい快感。


「ん、んぅ、もう、ゃぁ…、」


「何、何が嫌なの隼人、こんなに垂らして…体は悦んでるじゃない。」


「あぁっ、や、…やっ」


フルフルと頭を振り、嫌だ嫌だと告げる。


「何、言葉にしないと分からないよ。
それともこのまま放置でもいいけどね。」


「や、ひばっ…ぁ、ぁっ」



「ほら、言わないとシてあげないよ。」


「や、だ…ぁ、やだっ、」


言うことが嫌なのか、シてもらえないことが嫌なのか。


「ほら、隼人。」


「ぅっ、ひば…ぁ、ちゃんと…さわっ、て…」

「触るだけでいいの?」


「い、……イ、かせろ…!」


言葉は乱暴だが、真っ赤に染まった顔に、涙目。


「……仕方ない、今日はこれで許してあげるけど、次からはもっと可愛く言ってね。」


グイっと、今まで触れていなかった中心を、一気に扱く。



「あぁぁぁっ、や、やぁぁっだ、め…!」


「ほら、……イきなよ。」


先端を爪で抉り、強めに扱き絶頂に導く。


「ひっ、あぁぁぁぁぁぁ!!」



はっは、と浅く呼吸しながら目を瞑り快楽の余韻に浸る獄寺。
そっと前髪を退かし、額に口づける。






(僕だって、いつも求めてばかりじゃつまらないから、たまには君からも求めてほしいんだよ。)





求める

(さぁ、この続きも…言わなきゃあげないよ、)





End


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唇から祝福(獄髑)

 


「……隼人、」


普段は聞きなれない、少し高めの、自身の無さそうな女の声。


「…なんだよ。」

「なんで、いるの?」


俺は今、その女の隣にいる。
女が俺の隣にいるのではなく、俺が、その女の隣にいるのだ。


「別に理由なんてねーよ。」

「うそ……骸様に、頼まれたの?」


私が今日誕生日だから…、と続ける彼女に「違う」と短く返す。

 

「俺が、俺の意思で、お前の側にいるんだよ。」


「……そう、」


そう言うと、また無言の時間が続く。


「なぁ、…お前、欲しい物とかねーの?」


「…うん。」


「…本当に?誕生日なんだから何か1つくらいあんだろ…?」


「…麦チョ「それはさっきやっただろ。もっと、別のもの!」


「……無い。」


「……あっ!パイナップルとか!!」


骸の髪型っぽいしな!

「……パイナップル、嫌いなの…」


「………、」

外したか…。

「…隼人、欲しいもの無いけど…1つお願いなら、ある。」

「マジか!言え!」

「…怒らない?」


「え……、たぶん怒らない。」

 

「……今日、隼人の1日、…ちょうだい。」


「へ?…そんなんでいーのか?」


「うん……ダメ…?」


その台詞で上目使いは禁止じゃねぇ?


「いいに、決まってんだろーが。」


「…ありがとう、」


そう言って、先ほどよりも俺に近い位置まで寄ってくる。

 

ありがとう。なんて違う。ただ、

「俺がいたくて、お前の隣にいるんだよ。」
本日2回目の台詞。


「うん、」


嬉しそうに笑う女は、やっぱりどこか骸の影と被るけど。
骸じゃない、今日は髑髏、お前に会いに来たんだ。

 

今日はお前の日。他でもない、お前を祝う日だから。

「髑髏、誕生日おめでとう。」

 


その言葉の返事なのか、
肩に預けられた頭に、
小さく、本当に小さく


気付かれないよう、キスを落とした。

 

 

 


End

 

 

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塞ぐなら唇で(雲獄)

応接室のソファーに座り、10代目の補修が終るのを待つ。
俺が応接室に入り浸るようになったのは、ごく最近の事だ。

 

雲雀と付き合うようになって、屋上で潰していた時間を応接室で共に過ごすようになった。


2人の空間だからといって、特に甘い雰囲気な訳でもないし、
ましてや会話すらほとんどしない。

 

部活動の、終わりの号令が聞こえ始め、あぁ10代目の補修もそろそろ終るかな。と思い、読んでいた雑誌をかばんにしまい、ソファーから立ち上がると、


「……最近寒くなってきたね。」


唐突に掛けられた言葉。
それは、今まで風紀委員の仕事をし、こちらに目すら向けなかった男からのものだ。


「冬、って感じだね。まぁ12月だからあたりまえだけど。」


「……何が言いたいんだ?」


むしろ独り言か?


「…獄寺、ちょっとおいで。」


こいこい、と作業用の机に座っている雲雀が手招きする。

「なんだよ……お前が来いよ、」


なんて言いつつ、足は雲雀に向かって歩き出す。
俺の口とは違って、素直な体だぜ。本当、


「……何、」

近くまで歩み寄ったというのに、特に何か話があるわけではないらしい。
おもむろに立ち上がると、俺の頭を撫でる。

 

「…本当、お前今日どうしたんだよ…」


「獄寺、季節の変わり目は変質者が多いから気をつけて帰るんだよ。」


「は?……お、おぅ。」


何を言ってるんだコイツは。俺は男だぞ。
というよりも、


「お前も女みたいな顔してるんだから気をつけろよ…、って痛ぇ!」

思いっきり殴られた。
なんだ…?
「女みたいな顔」がまずかったのか…?

 

「ひば…、」

「君、本当にむかつくこと言ってくれるねぇ。」


「や、…今のは…なんつーかな、アレだアレ!
ほら、お前綺麗な顔してるから…!そのっ、ぅむ!!」

「ちょっと、君黙りなよ、」

片手で頬をぐいっと潰される。
やめろ、俺の顔がすげー変形してんじゃねーか。


「ぅむむむむ!!」

「クスッ、何言ってるか全然分からないよ。」


「むむむむ!!!」

「ふふっ、煩い口は…塞いであげないとね。」

「!!!!」

 

ちゅっと可愛い音がしそうなくらい、小さく俺の唇と、自分の唇を合わせられる。


「なっ、なっ!!」


「…ワォ、顔、真っ赤じゃない。」


「っ、雲雀のバカ野郎ーーーーー!!!」


「ぐっ!!!」


ありえねぇありえねぇ、あの馬鹿野郎!!
き、き、き、キス…なんて、まだ数えるくらいしかしたことねーってのに…!!!


あんな不細工な顔してる俺の口にすることねーじゃんか…!!!!

 

……思いっきり殴ってきちまったけど…大丈夫…だよな…?

 

 


end
追記→おまけ

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