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7月15日 復活SS 1859加筆修正
お久しぶりです夕菜です。
※アラGスペな気持ちで見ていただけると有難いですが、先に注意しておきます。
Gがガチホモです。もう一度いいますがGがガチホモです。
この時点でダメだと思われた方は、このまま静かになにもなかったかのように戻ってください。
※降ろしてましたが再掲しました
豊かな胸より、硬く平らな胸筋。
小柄で柔らかな肉体より、大柄な身長に引き締まった筋肉。
女の香水より、男の汗の匂い。
甘い誘惑より、獣のような欲望。
「――――え、G、ちょっと待ってください、すみません、………一体なんの話ですか?」
「あ?お前が俺の好み聞いてきたんだろ?」
「いや、そうですけど……」
「何だよ。ここまで言やぁわかんだろ。」
ここまで言えば…って、いや何が言いたいのかは分かりましたよ。
正直、分かりたくなかったですけど。
っでもでも、
「いや、ちょっと待ってください!街に行くと、いろんな女性から声を掛けられ、愛想良く笑ってお茶したり、恭しく手を戸ってエスコートしてるアナタはどこへ!!?」
「はっ、あれは仕事用のオレだ。」
「で、では部屋に連れ込んだ相手とかはどうしてるんです!?夜に何度か現場に居合わせてますけど!」
そうだ、アジトの廊下を歩いているとき、Gと腕に絡みつく女が共に自室に入っていくのを何度も目撃している。しかも不特定多数の女と。
「酒に酔わせてるか、クスリ盛って寝かしつけてる。女相手じゃ勃つもんも勃たねぇからな、当然だろ?」
「ッ、じゃぁ連れ込まなきゃいいじゃないですか!!!!」
「なぁに、怒ってんだよ。カモフラージュだよ。ボンゴレの右腕が男色家なんて部下に言えねぇだろ。」
だってアナタ、生粋の女好きとか、百戦錬磨の女喰いとか、目が合うだけで妊娠させるとか、
影で散々言われてるのに、……あの噂は全部ウソですか??!!
「あ、何、お前もしかして俺がゲイだって本当に知らなかったワケ?」
「……えぇ、っていうか誰も気付きませんよそんなこと。」
なんだよ、知ってて聞いてきたわけじゃワケじゃなかったのか。じゃぁ黙っとけば良かったなぁ〜ハハっ………て!ゲイとかストレートに言わないでください。まだ僕は現実を受け入れ切れてないんです!!!!
「オレが町で、長身の男と歩いてるの、お前何度も見てるだろ?」
「……ええ、何度か遭遇してますが。いつも別の男ですよね。………え?それは、まさか…」
「そう、そのまさか。アイツ等、オレの相手。」
「〜〜〜っ、」
固定の相手じゃないんか!!!!いつも雰囲気似てる男性と連れ立ってるな、とは思っていましたけれども!一体何人相手いるんですか!!!
「つーか、お前オレに興味あって、好きなタイプなんて聞いてきたんじゃねーの?」
「…ストレートに言わないでください。そうですけど。」
「じゃぁオレがゲイで願ったり叶ったりじゃねーか。」
「………いえ、」
違います。願ったり叶ったりじゃないです。
僕は単純にアナタとシたかったワケじゃなくて、少し抵抗されながら未知の快感にグズグズになるGを見たかったんです。ぐちゃぐちゃに溶かして差し上げようと思っていたんです。なのに……とんだ計算違いです。
「それにオレ、長身で整った顔の奴なら誰でもいいし。お前合格。さっさとヤろうぜ。」
「っちょっと待ってください!!節操ないですね本当に!!」
節操なしの淫売と来た!
マフィアですし、綺麗なイメージをGに抱いていたわけでもないですけど、それにしてもこれは想像とのギャップがあり過ぎます!
って、ちょ、僕を奥の寝室に連れ込もうとしないでください。
確かに、前から狙っていたアナタを、どんな形といえモノに出来るとあればこんな嬉しいことはない……ハズでしたけど、予想外過ぎて、今日は是非ご遠慮願いたい!僕のライフはほぼない!余裕ない!きっと勃たない!!!!
っていうか、もし今コトに及んだとしても、
「男慣れしてるアナタを、満足させられるとはとても思えません!!」
「はッ、安心しろ。オレが天国見せてやるよ。」
Gめ、このイケメンが!
ちょ、こんな狭いソファで押し倒されたら身動きとれない、……って力強ッ!!
押さえられた腕がビクともしないって、この細い身体のどこにそんな筋力があるっていうんですか!
待って待って、ボタン外すの慣れすぎ…!!!
「あー、やっぱお前いい身体してんなぁ。常々お前とはヤってみてぇと思ってたんだよ。」
な、なんてハシタナイことを…!
いつもクールにボンゴレに仕事をやらせてると思ったら、その冷たい仮面の内側で、いやらしいことをずっと考えていたワケですね!
「っ」
く、首を舐めないでくださいっ、そんな体中手を這わされてもっ、
「そんな緊張するなよ。どうせコッチは初めてなんだろ?痛くはしねぇから。」
……………………ん?
「………G、ちょっと待ってください、G!」
「あんだよ。」
「ちょ、まさかと思いますけど、まさかと思いますけど!」
「ははっ、動揺しすぎだろ。ゆっくりヤるから大丈夫。」
「違います!まさかアナタ、僕に突っ込むつもりじゃないでしょうね!」
「そうだけど。オレ、バリタチだし。」
「っ!?」
「あれ?さっき言わなかった?長身で細身の男を組み敷くのが好きだって。背の小さい可愛い顔した男とか、組み敷いても全然つまんねー。お前みたいな、『自分が掘る側だ』と思ってる奴を舐め回してガンガン突いてアンアン言わせるのがいいんじゃねーか。」
「っっ!!ちょ、本当、やめてください!」
「ま、いーじゃん。新しい扉が開けるかもしんねーよ?お前ケツの才能ありそうな顔してるし。」
「そんな扉は開く必要ありません!っていうか、そんな才能ないです!」
「ははっ、抵抗すんなよ。余計燃えるだろ。それに、最近忙しくて溜まってたんだ。」
「っ」
最っ低ですねG!!見損ないました!
っていうか、そんな綺麗な顔して、細腰なのに、あなたタチなんですか!え、じゃぁいままで連れ立って歩いていた男達も啼かせてきたんですか?!普通、逆ですよ!
それに、僕が喘ぐ姿なんて誰も見たくないです!今すぐやめましょう!っていうか完全に真性ですね!見くびってました!
「ちょ、本当に…!!」
もう誰でもいいから助けてください…!!!
「ちょっとG、そんな男相手にするのやめなよ。病気うつされるよ。」
ふっと、自分の身体に乗るGの体重が軽くなったかと思えば、
憎き金髪のアラウディがGの身体を両腕で引き剥がしていた。た、助かった…アナタに助けられるのは正直癪ですが。
「あ、あらうでぃ」
「なんだよー、いいとこだったのに」
大嫌いな相手に助けられ、最悪の現場を目撃されてしまったワケですが……正直、今はお礼を言いたい。
僕の処女を守ってくれてありがとう…!!
喪失する予定の無いものを、失うところでした…
邪魔されて頬を膨らませるGはやはり可愛いですが、もう僕はこの男に手を出したりしません。喰われる。
手を出すなら、それ相応の準備をして縛り付けてから致します。
「ねぇG。そんな男のどこがいいの。」
くっ、なんですかその汚い物を見るかのような目は。今日は何も言い返せませんけど。
青い瞳だからか、余計に冷たく見えるんです。綺麗な顔した方の無表情は気持ち悪い。
「長身で細身なとこ。」
「……僕じゃダメだね。」
「だ、だめじゃねぇよ。そんな顔すんな。」
出ました!Gのアラウディには甘い癖!!
さっき好みの話してた時と、全然違うこと言ってますね!
しかもアラウディ、アナタがそんな悲しそうな表情してるの初めて見ましたよ!
Gの前でだけ猫を被るとジョットから聞いてましたが、ここまでとは。
「じゃぁ、僕の相手して。」
「は?お前マジで?」
「うん。」
「いや、……いやぁお前には手出せねぇよ。」
「何で」
「今まで可愛がってきた奴に、そんな酷いコトできるわけ無いだろ。」
「…………」
「あー!もう分かったよ!泣きそうな顔するな!奥の部屋行け、明日動けねぇぞ。」
「うん。」
「悪いなスペード、今度相手してやるから、今日は帰ってくれ。」
Gは若干名残惜しそうにしながら奥の寝室へ行きましたけど、今度とかありませんから。
今度があるなら掘る準備万端で来ますから。
そもそもあのアラウディが黙って下をやるとは思えないんですけど。
第一既に、手錠のボックス構えてましたよね…?
僕、どうしましょう。一応、助けられるようにここに残っていた方がいいんでしょうか。……Gを。
まぁいいか、Gの初めてはアラウディに譲ります。Gに後ろの快感でも覚え込ませてやってください。
その男真性につき
「あ?おい、何でお前オレの手拘束して…、こんなんされたら優しくしてやれねーじゃん。」
「大丈夫だよ。」
「大丈夫って……え、お前、何して……っ嘘だろ!!?」
「嘘じゃないよ。大丈夫、優しくするから。頂きます。」
「ちょっ、待っ、違う、それはオレがっ……!!やめっっ…!!!」
end
あとがき
お、おかしいな……
アラウディ×ガチホモバリタチG様を書く予定だったのに、気付いたら殆どスペードしか出てきてない…www
ちくしょう、ギャグに使いやすい奴めwww
せっかく、twitterで「こっち!」って選択してもらったのに情けない。
アラウディがクールなイメージが強すぎて出せなかった…!!!
またリベンジしたいなぁ〜、というか、書かなかった拘束からエロまでを書きたいです。というか、嫌がるG様が書きたいだけです。
もう何言っても言い訳にしかならないので、この辺でノシ
2013/03/20
夕菜
行ってきましたアンコール企画…!