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ラーオ博士のサーカス

CGフィニー作。端的に言うと、意味が分からない。意味がなさないものの話は逆に面白かったりしてたまにはいいと思う。わかることだけがいいとは限らないから。





マッドマックス怒りのデスロード観た。いくらでもB級に転がるチャンスはあるのに最後まで面白い。踊りながら観るといいかも。「心が壊れたら残るのは狂気 」というセリフが印象に残ったかな。狂気を正気に変えるのは愛なんだなあと思った。最後の谷のシーンが好き。





昨日も今日もお酒を少々。小さな王子の恥ずかしさを忘れるために飲むという表現いいなあ。酔うための道具にしたらアル中になる、と中島らもは書いていたけど、恥ずかしさの解消のためならなんかいい気がする。酩酊ってなんかレトロな響き。横丁を酩酊状態で歩く。ほら、昭和感。言葉はタイムスリップできるんだね。





もう師走。12月も普通の月。みんなそわそわしちゃうから、あえて終わりゆく年をのんびり眺めるとなんとなく涙が出る。終わりの次がまたくること知ってるから。人間はそれを知っているから贅沢。いごっそうはちきん。 知ることが一番安心できて、知らないことが一番怖くて、知ろうとしないことが一番悲劇。悲劇といってもシェイクスピアのタイタスアンドロニカスや真梨幸子の作品群のような、残虐な悲劇のなかですら愛がある。でも知ろうとしないところに愛は咲かないし種も運ばれない。知ろうとして水をあげて、知りながら成長しようやく花になったら散っていく。知識なんてそんなものかもしれないけど、散りゆく哀しさ愛しさは咲かせた人にしかわからない。大事なことは、一つでも多くの種をしっかり育てることなんじゃないかな。冬はあんまり育たないけど。




テラフォーマーズの実写キャストに菊地凛子入ってるの豪華だな。今日も寝るまでは、田辺聖子の人生の甘美なしたたりを繰り返し読むでござる。





師のマラソン。スタート。
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