ハローいまきみに素晴らしい世界がみえますか?


右手をあげながら、ぼくはみえていますと言う。


素晴らしい世界ってどんな世界なの?



間髪入れずに、ぼくの宇宙から隕石を一つきみに投げる。


「説明するのは少しあとにしたい。だってきみだから。きみが世界だから。素晴らしい前にきみが世界のぜんぶ。端も見えない。奥も見えない。それを盲目だと笑うかい?どんな不自由があってもぼくはその世界を信じたい」



隕石と星がぶつかる。どちらも消えてしまうかもしれない。衝突って不安を携えてるの。



きみがくれた影を羽織って生活をします。


汽笛がぼくの耳でダンス。


舞踏会に招待しましょう。ほら、見上げてごらん。


あの星には、素晴らしい世界がたしかに存在しているんだ。