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星空の空洞

冷え込む。

星空は筒の先に近い存在。自分と星空の間にはとてつもない距離があるのに、まるで隣合わせみたいだ。きっと空洞になっていて、邪魔者はみんな蚊帳の外。寒いだろうに。ロマンチックはときに冷酷。

されど、空洞はわたし。

悲しくなると、お腹が空かなくなる。それもまた悲しい。

『生きているだけで、愛』を再読した。四年ぶりくらいかな。きっと当時より、ただただ痛々しく思えた。

痛みを知ったんだろう。

もう、失うために使う材料は自分のなかにないのに。
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