ぷかぷかと浮きながらさ。

わりと澄んだ思考回路が横たわっていたりするの。

肩を組んでくれる大人。「元気?」と聞いてくれる大人たち。そういえば今週はよく「元気?」って言われたね。


海底から宇宙までとどくかな。とどくよね。
わたしの熱はどこまで貫けるのかな。



そうよ。あなたの燃料になりたいの。何回でも使ってよ。


でもね、意思を持った熱だからね。ときにはあなたをやけどさせます。ときにはあなたをあたためます。


抱きしめたいのに、抱きしめられないジレンマで、今夜は星になりたいの。


ねえ、こっち向いてよ。その視線を二度と離したくはないの。


星になにが映っていますか?


それはあなたとわたしの無重力。


浮かない碇に愛をこめて。