シェイドはそんな従順な生徒達を鼻で笑った。

自分もあそこにいたのだ。

そして、明日になればまたそこにいるのだろう。

彼は校舎に背を向けると、花壇に向かって歩きだした。

この学園の中で、もっとも大切にしている場所へ。