「さあさあ、お二人とも。お迎えがまいりますよ」
キャメロットの声に二人は振り返った。
気球は今、砂漠に囲まれた月の国のお城の中でも、高い場所にあるヘリポートのようなところに着いている。
ちょうど、建物の中から月の国の従者達が姿を見せ、こちらにやってくる。
うさぎの姿をした、黄色い制服姿の従者だ。
「ようこそ月の国へ。おひさまの国のプリンセス様方ですね」
うさぎの従者はふたごの姫と、キャメロット、ルルににこやかな笑顔をみせてお辞儀をした。
「おひさまの国のファインです。初めまして」
「同じくおひさまの国のレインです。ごきげんよう」
二人はスカートの裾をつまんで挨拶をする。
練習通り。
後ろでキャメロットが満足そうにうなづいているのを感じ
月の国のうさぎは、にこやかな笑顔のままで一行を城の中に案内した。
******
なんか到着から始まってしまった。とりあえず、お部屋にお荷物を置いて、月の国の王族達の待つ広間に行く形でしょうか。
待ち受けるムーンマリア様、プリンセス・ミルキー、プリンス・シェイド。
「やっと着いたねー、レイン」
「本当よねー、ファイン」
おひさまの国から気球で揺られること数時間。今回は、キャメロット、ルルとともに、舞踏会用のドレスが詰まったカバンや、お泊まり用にそれなりの小物をいれたバックを持ってきていたので、プーモの瞬間移動というわけにもいかなかったのだ。
気球に乗るのは楽しかったが、空中にいてもキャメロットからのいつもの長々としたお話があった。それから、ルルーのマナー確認テストもおこなわれたので、目的地に着き、気球から出られた二人のプリンセスは開放感で万歳をしたい気持ちだった。
外に出た途端に感じる、真っ青な空を渡る風、香ばしい砂の匂い。
「砂漠だねー」
「砂漠ねー」
赤い帽子と青い帽子を被ったお姫様達は、あまりに自分の国とは違う景色を前にして、目を大きく見開いた。
*****
いろいろ設定がズレてるだろうなと、思っていますm(_ _)m
iPhoneから送信
ここは月の国。
2日間に渡って、各国のプリンス、プリンセスを招いたパーティーが開催されていた。
ファインとレインも、キャメロットとルルとともに月の国に到着したばかりだ。
*****
チビチビ更新、開始ですm(_ _)m
iPhoneから送信
もぞもぞ言っていた月赤小ネタ。
とにかくタイトルをつけました。
「王子様とならず者」
……………。
……そ、それしか浮かばなかった。
ところでエクリプスを真近で見ておいて、帽子がないだけでまったく別人だと思うファインの設定って。
うん…。
iPhoneから送信
こちらで言うのが遅くなりましたが、拍手のお返事をさせていただきました(*^^*) サイトのRe: からお願いします。
関東は一度冬に戻りまして、また暖かさが戻ってきました( ´ ▽ ` )ノ
道のあちこちに花が。
そういえばタネタネの国ってどんな感じだったっけ?(^^)
iPhoneから送信