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恋の様でも似て非なるもの

鍵つきです。 パスは拍手にて載せてます

奇跡だから美しいんだね

4月1日
入社式からの研修


終わってから
ゆうじクン家に
行く


ゆうじクン家に
置いておく洋服やらなんやら一式を持って
ゆうじクン家に行く


ゆうじクンは
やっぱり
いつもの
ゆうじクンだった


ゆうじクンが
作ったシチューを
食べさせてもらって
お返しに
もちもちチーズパンを
作ってあげた



4月2日

お昼前に起床


いっしょに起きて
いっしょにシャワーを浴びて
いっしょにお出掛け


吉祥寺に行って
ゆうじクンが好きな
ラーメン屋で修業して
お店を出した人の
お店に行った


雑貨屋に行ったり
吉祥寺の街を歩き回った

おかげで
履き慣れてないヒールで
すっかり足を痛めてしまった


ホントは
もっとゆうじクンと
歩きたかったし
疲れたし
とにかくヒールは
やっぱりダメだって思った


中道通りの
カーニバルって
お店のアイスがおいしかった


帰りにゆうじクンが
ハーゲンダッツの
新しいやつを
買ってくれた


家に帰ってから
ゆうじクンが買った
ラグを床に敷いた


アイボリーの
優しい色


ふたりで
仰向けに
寝っ転がった


なんか
よくわからないけど
胸がいっぱいになって
満たされた



4月3日


朝早く起きて
ゆうじクンの
ズボンのポケットの穴を縫ってあげた


ゆうじクンのズボンのポケットは
ポケットの役割を
果たしていなかった


我ながら綺麗に縫えた


そのあと
朝ご飯を作った


キッシュ風のオムレツを作るはずが
失敗して
スクランブルエッグに
なってしまった


ゆうじクンが
笑ってた


ご飯を食べてから
ふたりで二度寝を
してしまった


次に起きたときは
昼前で
ゆうじクンの電話で
起こされた


どうやら
ゆうじクンの
ご両親が
来るらしかった


パニックだった


すぐにベッドから
飛び起きて
準備をした


ゆうじクンは
呑気にテレビを
見ていた


「突然ごめんね」


化粧をしているアタシに
ゆうじクンが言った


ゆうじクンよりは
アタシの方が
焦るの慣れてるから


と笑ってみせた


ゆうじクンと
付き合いたいなら
これくらい日常茶飯事に
ならなくては
いけないのだ


お昼ご飯を
ご馳走になった


食べてからから
お家に帰り
ご両親が
帰って行った


そのあと
ふたりで
映画を借りに
ゲオに行った


するとWiiの
大乱闘スマッシュブラザーズが売っていた


ふたりで盛り上がって
買って家でやろう
って話しになった

ただ少し高かったので
別の中古屋に向かった


さっきよりは
安かったものの
相変わらず
高かった


ふたりで買うはずが
ゆうじクンが全部出してくれた


ありがとう


そう言って
お礼に
お菓子と飲み物を
買ってあげた


うちに帰ってから
ゲームをやった


スゴく面白くて
お腹が痛いほど
笑いながらやった


ずっと今の時間が
続いたらいいのに

と思ってるうちに
帰る時間になった


帰らなくて
いいでしょ



ゆうじクンは
言ってくれなかった


言ってくれないことが
優しさにも思えた


帰りたくなかった


いつものこと


駅まで
ゆうじクンが
送ってくれた


ちゃんと改札まで
見届けてくれた


明日からまた研修

頑張れる


大丈夫

ありがとう
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