思いついた設定メモ。
竜族とは、巨大な爬虫類に似た種族のこと。
単なる「巨大爬虫類」や「大蛇」との違いは、言語を操りコミュニケーションをとる程の知能を持つことである。
そして、高い魔力を持ち、全ての生物の頂点に君臨する最強の存在である。
ドラゴンとも呼ばれる。
・外見
四本足で地上を移動するトカゲに近い体つきのタイプと、体をくねらせて泳ぐように移動するヘビのような体つきのタイプに大別される。
どちらも一般的には鱗に覆われた体に蝙蝠のような翼を持つ。
しかし、翼を持たない種類もいる(翼を持たない種類は竜族としない説もある)。
体長、体重は個体差が激しい。
・寿命
数百年〜数千年。
・知能
ヒト以上の知能を持つ種類が大多数を占める。
ただし、竜を「でっかいトカゲ」程度にしか思っていない人間はこのことを認めたがらない。
・食事
幼い頃ならともかく、成体となった竜は食事を必要としない。「気」や「魔力」を糧としているのか、そもそも代謝を必要としない体になったのかは不明。
・人との関わり
前足が翼に変化したワイバーン(飛竜族)と呼ばれる竜は人に訓練され、空飛ぶ乗り物として活用されている。
また、竜騎士のように竜を駆る者達もいる。この場合、竜は騎士の大切な相棒である。
魔術師などの人間と契約する竜や、人間を慈しみ人間を守護する竜などもいる。
人間と竜が友好的な関係を築くその一方で、人間と敵対関係を築く竜もいる。
力を振りかざして人から生贄を要求する竜や、家畜や人を襲う竜などは、討伐隊や冒険者に退治が依頼される。
自分自身の名を上げるために竜を倒そうとする人間、密猟目的で狙う人間、竜の財宝を狙う人間なども多い。
まれに、人に化けて人と交わって暮らす変わり者の竜もいるらしい。