メモ書き程度に。


・フェンデルク王国
 寒冷地にある国。寒い、冬が長い、雪凄い。
 だが、アルナーやユリウスなどの街はそこまで豪雪地帯ではないという設定。家が埋まるくらい降るわけではない、と覚えてくれれば。北海道よりも北陸地方の方が雪が降るのと同じようなもの。
 歴史などは以前語ったので割愛。


・エスペラント王国
 大陸西部から北まで広く支配していたけど、現在(フランの物語の時系列)は西に追いやられている国。
 平民出身の騎士に、騎馬民族を追い払った功績を讃えてフェンデルクの地を与えた。そしたら、すったもんだの末独立されてしまった。
 フェンデルク独立の影響だかで貴族達が反乱を起こし、次々と独立。かつての巨大な王国は、国土を縮小せざるを得なくなった。
 以降、大陸西部は小国や都市国家が乱立する状態に。

・カナン大帝国
 大陸東部から「大陸の背骨」にかけてを支配している大帝国。
 ロウランなどの近隣の小国と友好関係を結んでいて、時に手助けし、時にいいように使う。
 多民族国家で、代表民族であるカナン人以外にも大小様々な民族がざっと50はいる。そのため、国内においても文化や言語の多様性が見られる。
(余談だが、例えば瑞華はカナン人。リャオは少数民族で、カナン人から迫害されて、一族で国外に逃げた。クロムやエレミヤ姉妹はハーフ)
 現在の王朝は千年以上の歴史を持ち、今尚変わらず繁栄している。これは、東部だから「大戦」の影響をそこまで受けずにいられた−−というのもある。
 赤、青、白、黒、黄の五色を司る王家から皇帝が選ばれる。ちなみに、これらの色合いが五大竜と同じなのは、カナン大帝国が竜神の信仰を推奨しているから。
 食糧をどうしても輸入に頼らざるを得ないフェンデルクとしては、カナンの肥沃な農地が魅力的で、チラチラ隙を伺っている。カナン側は「やんのかコルァ」な勢い。ちょっと緊張感。


で、大陸の北、西、東については語ったのだけど、南はあまり考えていないというね。