ヨーロッパの人名辞典

人名・姓名をまとめているサイトがあった。
キャラ名の参考にするつもりだったが、ぼーっと眺めているだけでもおもしろい。
言語によって発音やスペルが違ったり。
アンジェロとアンジェラみたいに、男性名と女性名があったり。ヨーロッパ系の言語は性差を重視するのだろうか。
あと、神話や聖書から取った名前も多いようだ。

個人的には、名字も載つていたのがありがたかった。

みんな湿気が悪い

あまりの蒸し暑さでうっかり夜明け間際に意識が覚醒してしまったのも。
二度寝したらめくるめく除湿機の夢を見たのも。
化粧がどろどろして不快だったのも。
渋谷駅で迷って電車を逃したのも。
おかげで遅刻ギリギリだったのも。
初めて小説を書いたはずの弟の文章が思いの外うまくて凹んだのも。

みんなみんな湿気のせい。

スクランブル T.

「全く今日は良き日だ。そうは思わないかね?
まず天気が良い!日差しは穏やかで、風は爽やか。これだけで外出する理由になるくらい、晴天には人の心すら晴れやかにさせる何かがある。
次に…まぁこれは極めて個人的な理由だが、体調が良い。ここ数日ベッドの上で要静養と言う名の軟禁地獄だった自分には久々の外出すら胸躍る大冒険の気分だよ。
そして、新たな出逢い。街に出れば何かしらの新しい発見、驚きと感動がそこにある!室内に閉じこもっていてはわからない出来事に確実に遭遇出来る。そんな当たり前のことを改めて気付かせてくれた君達に乾杯だ!!」

「ヘリオス……」

「言うなセレネ。俺には何も聞こえぬ」

 子供たちはうんざりと顔を見合わせた。
 その背後から再び放たれる、一斉掃射にも似た少年の声。

「無視!?無視かね!?
目を閉じ、耳を塞いで何とする。無視、無関心は何も生まない。そんな実に非生産的な行為にいたずらに人生の時間を費やすのはいかがなものかね?
というか人が折角感謝感激雨霰を語彙の限りを尽くして伝えているのだからしっかり聴きたまえ。喋るのは嫌いでは無いが一方的に喋るのは嫌いなんだ」

 よくもまあべらべら回る舌だ。セレネは思わず関心してしまった。

「もう、うるさいを通り越して果てしなくうざいのだが」

 ヘリオスは『俺もお前と同じ気持ちだから』というように頷いた。そのまま足を止め、ぐるりと振り返る。

「……お前、なんなの?」

 極めて簡潔な問い。
 さすがに苛立っているらしく、不機嫌そのものの態度。
 しかし、当の少年は涼しい顔ときた。どうやら無反応よりは嬉しいらしい。

「“お前”じゃない」

 イタズラっぽい笑顔。

「オレの事はレファルと呼びたまえ。親しげに、な」


.

背中ごしの

穏やかな時間


向かい合わせよりもこっちの方が彼ららしい


ヘリオスとセレネが二人一緒にいるのは子供の時だけ。セレネが旅立ってからは一年に一回会うか会わないか。
それでもお互いは信頼し合っているし認め合っているし、それはずっと揺るがない。

ワールドカップ開幕ですね

四年に一度のサッカーの祭典
その裏では各国の魔術師による魔術戦が行われていた
各国から選出された23人が自国を(魔術的な意味で)応援する!

ーー土着のシャーマニズムによる祈祷を行うアフリカ諸国
ーーアブラメリン魔術を行うエジプト
ーートーテムを使役するメキシコ、アメリカ
ーーヴードゥーの本場ブラジル
ーー魔法の本場スコットランド、ウェールズ
ーードルイド僧を抱えるアイルランド
ーーイギリス清教の魔術師を有するイングランド
ーーサンクトゥム・レグヌムを操るフランス
ーー神秘文字ルーンの使い手ドイツ
ーーローマ・カトリック教会の総本山イタリア
ーーそして霊力満ち溢れる国土を持ち陰陽師、修験者、呪禁師、神主、忍者を有す日本

各国の思惑と魔力が複雑に絡み合う
試合に負けるたびに一人、また一人と散っていく術師の命
果たしてワールドカップの行方は、そして栄光を手にするのはーー?



という話で父と盛り上がった。
発端はテレビの、アフリカの呪術師が試合のために祈祷する話題。アフリカの国々では人を呪うことが法律で禁止されているので、味方の応援のためにまじないをするという。
そこで父が魔術大戦云々言い出し、このままラノベが書けそうなくらい話と夢が膨らみまくった。
それにしても父、なんとなく『禁書』に影響されとる様子。
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