仕事が終わったので、先程の『累』実写映画化に対する意見の続きです。
以下、ネタバレ含みですよー
スタートが母の法事と仮定して、締めはどこだろうって話しでしたね。
マクベスまでやってほしいなー。でもそこまでやると前後編に分けないと絶対尺が足りない。前編ニナのターン。後編野菊のターンってならないかな?そうすれば、前編はニナが自殺謀って後編に続く!ってインパクトある終わり方ができますよ。それで、後編は野菊がお父様殺害して、ニナが植物状態になったところからスタート!
悪くないと思う。ただ、後編の結びが後味悪くなる、かな。野菊の復讐が失敗して、かさねがマクベス大成功させて、女優として更なる高みを目指すってことになるから、かさね視点としてはハッピーエンドになるけど、野菊視点では完全なバッドエンドですからね。
てか、原作まだまだ続いてるし、常に野心と打算と執着でドロドロしてるから、すっきり終わらせることが出来ないのでは?その辺は監督の腕次第でしょうか。
……まさか野菊出さずにサロメ辺りで終わらせる、なんてことはないと思うのですが、どの舞台までやるつもりなんでしょうね。
さて、ストーリーも気になりますが、それ以上に気になるのは役者、というか各キャラのビジュアルですよ!
かさねはどう考えても特殊メイクでしょ!先天的且つ外傷で口裂け、縫合跡付きの顔だぞ!どこまで作り込むんだ?
あと羽生田!アイツのトレードマークとも言える出っ歯はどうなる!?忠実に再現したらただのギャグだぞ!そこまでやらないでくださいよ!ただの天パ無精髭のオッサンでいいですからっ!
天ヶ崎も火傷の跡があるから多少特殊メイクいりますね。根暗で陰鬱な感じの演技できる俳優探してくださいねー。
あとは女優陣。ニナと野菊は美人で演技力あって、紅い口紅が似合う18〜20代の女優を探さないとですよ。あと、野菊に関してはそれに加えてちょっとキツめで存在感がある人。いざな(透世)もそうなるね。ニナはともかく、野菊と透世の最低条件は美人で紅い口紅が似合うこと!そんな女優いるのか?わからん!
雨野はどうすんだろう?近寄りがたい雰囲気のイケメンって誰よ?
配役と役作りの匙加減次第で出来映えに雲泥の差が出ること間違いなし。そしてたぶん納得できる女優、俳優はいないと思う。
だから同じ映像化ならアニメ化してもらいたかったな(´・ω・`)
確実に深夜確定な内容ですが、少なくとも尺とキャラの心配は少なくなる。1クールならサロメまでやれば充分でしょ。もしくはかもめまで。それなら野菊出ないからまだ放送しやすいのでは?
それに容姿に特徴あるキャラが多いから、アニメならその辺全く心配なくなる。出っ歯も口裂けも火傷もそのまま描ける。
なんでアニメ化すっ飛ばして実写映画化に踏み切ったかなー。そっちの方が難易度高いと思うんだけど。そもそも視聴者の対象年齢どうなんの?設定の都合でキスシーンじゃんじゃんありますよ。しかも女同士で。12禁か15禁が付くんじゃないかな。全年齢対象は難しいと思う。
出来の善し悪しはわかりませんが、累好きだから映画化自体は楽しみです!続報待ってますよー!