女ってのは厄介で。







生物を産む気はないのだけど取ってしまうわけにもいかないらしく。

小学校のプール授業で悉く被ってしまい見学に次ぐ見学で担任(男)に怒られ一回だけ無理に参加した年とか。
やっぱり被った修学旅行とか。
余りの痛さに授業中ぶっ倒れかけた日とか。
女のカラダは厄介で。

しかも20歳過ぎれば落ち着くってきいたのに全くだしかえって酷いし。
痛いからって休めないし。
鎮痛剤代もバカにならないし。
女の生活も厄介で。

こんなに痛いし面倒だし金もかかるのに生物産むくらいしか使わない臓器なのに。
でも妊娠するにもタイミングが必要で。
不妊治療もいるかもしれなくて。
しかも出産で死ぬかもしれなくて。
その負担は自分持ちなのだから。
女の特権も厄介で。

レディースデーぐらいで得はしない。

人工子宮とホルモン治療とかが確立されたら子宮とっちゃうことって増えるんじゃないのかなあ。
なんて。
自分に置き換えて夢みたり。

私の性認識は心もカラダも女だけど。
もし心が男だったら既に死んでるだろうと思う。
女なのに女であることが辛いと感じるのに男であったら耐えきれるわけがない。
だから彼らは強い。

そして女であることを誇れる人たちもなんて強いのだろうと。

嫌悪感を拭えず化粧と格好で女を装う自分は。
なんて。
厄介な生き物なのだろうと。






5日間のユウウツが始まるわけだ。